ジュニパーネットワークス、インテルと協業しOpen RANのイノベーションを推進

ジュニパーネットワークス(本社:カリフォルニア州サニーベール、NYSE: JNPR)は本日、Open RAN(O-RAN)エコシステムの促進を目的として、インテルと協業することを発表しました。この共同イニシアチブは、従来の閉鎖的なネットワークにオープン性と革新をもたらすジュニパーネットワークスの継続的な取り組みにおける新たなマイルストーンとなります。これにより、サービスプロバイダやエンタープライズが5Gをはじめエッジコンピューティング、AIをより迅速に市場に提供できるように支援します。

O-RANにおけるジュニパーネットワークスの取り組みには、自動化、インテリジェントな制御、信頼性の高い体感をお客様に提供する「エクスペリエンスファーストネットワーキング」という当社のコミットメントが反映されています。ジュニパーネットワークスは、Netsiaとの独占IPライセンス契約をはじめとした大規模な投資を行っており、O-RAN ALLIANCEに積極的に関与しています。また、主要パートナーとともに統合の拡大に尽力しているほか、インテルの5Gラボで顧客向けのソリューションを構築するイノベーションチームにも参加しています。

無線アクセスネットワーク(RAN)はベンダーの選択肢が限られており、またベンダーロックインにつながる閉鎖的なアーキテクチャのため、サービスプロバイダにとって多額の設備投資(CapEx)が必要です。ジュニパーネットワークスは、設備投資にかかわる支出を抑え、ネットワーク事業者とそのお客様に最高のエクスペリエンスを提供するために、RANにおけるオープン性とイノベーションの実現に向けて取り組んでいます。

ジュニパーネットワークスとインテルによる協業の概要は、以下のとおりです。

  • ジュニパーネットワークスのRANインテリジェントコントローラ(RIC)とインテルのFlexRANプラットフォームの統合・検証を事前に行い、O-RANに完全に準拠したインテリジェントRANシステムの有用性を強化
  • RICプラットフォームに特化したアプリケーションの研究開発をインテルラボと共同で行い、カスタマーエクスペリエンスの向上、ROIの最大化、O-RANエコシステムの迅速なイノベーションを実現
  • インテルと共同して顧客のテストベッドを利用し、パフォーマンスが向上している導入事例と市場導入までの期間を検証

ジュニパーネットワークスはO-RAN ALLIANCEのメンバーで、6つのワーキンググループに参加、スライシングおよびユースケースのタスクグループの議長と共同議長をそれぞれ務めています。また、O-RAN ALLIANCEにおけるRIC規格の編集も担当しています。

参考資料:

  • 本リリースはジュニパーネットワークス本社が2021年9月1日(現地時間)付けで発表したニュースリリース(英語)の抄訳版です。

ジュニパーネットワークスについて

ジュニパーネットワークスは、ネットワーク運用の大幅な簡素化とエンドユーザーのエクスペリエンス向上に注力しています。当社のソリューションは業界をリードするインサイト、自動化、セキュリティ、AIを提供し、真のビジネス成果をもたらします。人々のつながりを強化することにより、福祉、持続可能性、平等性といった世界的な課題を解決できると確信しています。ジュニパーネットワークスに関する詳細な情報は、以下をご覧ください。http://www.juniper.net/jp/TwitterFacebookYouTubeJ-Net(最新情報提供サイト)

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