
Policy Enforcer
Junos Space Security DirectorのコンポーネントであるPolicy Enforcerは、ユーザー・インテント・ベースの脅威管理ポリシーの修正と分配を行うツールです。これにより、ジュニパーSRXシリーズファイアウォール、MXシリーズ5Gユニバーサル・ルーティング・プラットフォーム、EXシリーズ・イーサネット・スイッチ、QFXシリーズ・スイッチ、およびサードパーティ・ネットワーク・デバイスに、最新のセキュリティ・ポリシーを導入することができます。このソフトウェアは、ネットワーク全体における脅威の修復とマイクロセグメンテーションのポリシーを自動化できます。
Policy Enforcerを備えることで、情報セキュリティはセキュリティソフトウェアによって制御および管理されます。他のソリューションのようにIPアドレスを特定するのではなく、新しいデバイスが自動的にセキュリティポリシーの対象となります。このようなソフトウェアを定義する環境は、すでに導入されているセキュリティポリシーや制御に影響を与えることなく移動することができます。
Juniper Advanced Threat Prevention(ATP)クラウドとJuniper ATP Applianceによって収集された高度な脅威インテリジェンスを利用して、Policy Enforcerは、新しい脅威に動的に適応し、ネットワーク全体のポリシーを自動的に更新し、水平方向への脅威の拡散を防止する対策を実施します。拡張可能なフレームワークを採用したPolicy Enforcerは、サードパーティベンダーが自社製品をソフトウェアに統合し、脅威の修復などの高度なセキュリティ機能を実現することができます。
主な特長
- 感染したホストの追跡とブロック
- カスタム脅威フィード
- メタデータに基づく動的なアクセスコントロールポリシー
- プライベートおよびパブリッククラウド導入時の脅威の軽減
- DDoSの軽減
特長とメリット
ポリシーの定義と適用
オンプレミスとクラウドの両方のデプロイメントで一貫したセキュリティポリシーを定義し、実施することができます。
ポリシーの自動化
ファイアウォール、ルーター、およびスイッチを含むネットワーク全体のセキュリティポリシーを自動化し、正確な実施、一貫したセキュリティ、ならびにコンプライアンスを実現します。
新しい脅威の検知
新しい脅威を検知し、ネットワークファイアウォールやスイッチに新しい適用ポリシーを自動的に導入します。
拡張性に優れたセキュリティ ポリシー
数万台のSRXシリーズファイアウォールや拠点にセキュリティポリシーを拡張しながら、個々のSRXシリーズデバイスに対して複数の論理システムインスタンスをきめ細かく管理することができます。
ログ機能とレポート
Juniper Log Directorアプリケーションと統合することで、ログ機能で詳細なレポートを入手できます。
ジュニパーはCyberRatingsのエンタープライズファイアウォールテストで、セキュリティ有効性の最高評価を受けました。
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お客様の導入事例
統合型サイバーセキュリティで金融資産を保護しているBanca di San Marino
最新のサイバー攻撃を防ぐには、境界セキュリティだけでは不十分です。2 億ユーロ超の顧客資産を管理する Banca di San Marino は、最新のバンキングおよびデータ プライバシの規制に準拠するため、統合された適応型サイバーセキュリティを採用しました。
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一元化されたオーケストレーションにより、ジュニパー製品やサードパーティ製品を含むネットワークやセキュリティスタック全体のポリシーを自動化し、施行を分散してネットワークのセキュリティを強化します。
技術的な特長 | |
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あらゆる場所のユーザー、デバイス、アプリケーションに対する一元化されたセキュリティ管理、分析、および統一されたポリシー オーケストレーションを、世界のどこからでもオンプレミスやクラウド環境で利用できます。
技術的な特長 | |
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ジュニパーのセキュリティ製品とソリューションは、包括的なポートフォリオにより、脅威の検知、対処とその改善を実現します。当社の次世代ファイアウォール、高度な脅威防御、脅威インテリジェンス、セキュリティオーケストレーション、管理、および分析により、ネットワーク上のあらゆる接続ポイントにセキュリティを拡張します。
ジュニパーの次世代ファイアウォールは、IDベースのポリシー、マイクロセグメンテーション、VPN接続性、および効果的な脅威対策などにより、攻撃のリスクを軽減し、アプリケーション、ユーザー、ならびにデバイスをきめ細かく制御します。
シンプルな導入、一貫したセキュリティ、次のあらゆるレベルでの統合管理により、パブリック クラウドの導入を安全に加速します:アプリケーションとインスタンス間、さらには環境全体のワークロード内
効果的なデータセンターの脅威の緩和、信頼性、およびデータセンターアーキテクチャの取り組みとビジネス要件をサポートする拡張性に優れたソリューションで、データがどこに格納されている場合でも、データを保護しながらアプリケーションを接続します。
セキュアアクセスサービスエッジ(SASE)アーキテクチャによって、ネットワークとセキュリティを1つにまとめることで、クラウドへ移行する際、アプリケーションに直接安全にアクセスすることができます。
Gartner Magic Quadrant for Network Firewalls、ラジ・プレート・カール、アダム・ヒルズ、ジェレミー・ディホーン、2020年11月10日
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