オクラホマ州、10倍のネットワーク拡張でパンデミック時の業務継続性を確保しました

パンデミックは政府機能に大きな負担をかけましたが、オクラホマ州の州政府は390万人の人々のニーズに応え続けました。

オクラホマ州の技術部門であるOffice of Management and Enterprise Services(OMES)は、州および地方機関の運営、学校、緊急時の対応に必要なITシステムが円滑に機能するよう迅速に対応しました。同州では、州全体のバックボーン、データセンター、およびオフィスにジュニパーのネットワークが採用されています。 

概要


会社名 State of Oklahoma
業界 政府機関
使用製品 MX480MX204MX150QFX10002QFX5100EXシリーズ
地域 Americas
オクラホマ州
顧客企業の導入事例の概要

<3

州全体のネットワーク更新にかかった月数

10倍

運用継続性をサポートするネットワーク容量

2.6

データ保護の100万ギガバイト

30,000

自宅から安全に勤務した職員の数

課題

危機的な状況にあって政府の運営をスムーズにできる迅速なアクション

30,000 人の州政府職員が急に自宅から勤務することになり、職員や住民に信頼できる安全な接続を提供することが、州のIT部門責任者にとって最優先事項でした。

COVID-19が最初に全米を席巻したとき、同州のOMESはデジタル変革計画を加速させ、州全体のネットワーク容量を10倍に増加させるという大胆な計画を実行しました。また、OMESは、テキサス州に二次データセンターを設置して、ビジネスの継続性と災害復旧の準備を強化しました。

州は、金融、人事、生産性、音声などの管理用アプリやコラボレーションアプリから、公共安全、ケース管理、機関や委員会のライセンスなどの専門的なアプリまで、数千ものアプリケーションを活用しています。 

ソリューション

3か月もかからずに完了した大規模なネットワーク拡張

デジタル政府サービスの急増する需要に伴い、プロジェクトタイムラインは圧縮されました。OMESは、全く新しい100Gbpsコアネットワークと、テキサス州のグリーンフィールド データセンターを、2020年米国大統領選のための2週間の休止も含めて、3か月以内に設計・構築しました。

州全体のネットワーク交換時に、ダウンタイムは発生していません。

「ジュニパーはカスタマーサービスを重視しています」と、オクラホマ州のオフィス オブ マネジメント アンド エンタープライズ サービスのテクノロジー サービス ディレクター、アレタ・シーマン氏は言います。「チームは、問題が発生したときにいつでも利用できますし、そのような状況に気づいた瞬時から、サポートしようとしてくれます。彼らは真のパートナーであり、OMESが目標を達成し、イノベーションを推進することに尽力してくれます。」

ジュニパーのMXシリーズ5Gユニバーサル ルーティング プラットフォームは、オクラホマ州のデジタル インフラストラクチャのコアを提供し、77のカウンティにある、500もの州政府や地方自治体のオフィスや、学校、図書館、その他のコミュニティ施設を接続しています。

OMESは、オクラホマシティとテキサス州のクラウド対応データセンターで、ジュニパーのIPネットワーク ファブリック ソリューションを使用しています。ジュニパーのQFXシリーズスイッチとジュニパーのEXシリーズ イーサネットスイッチは、データセンターファブリックの各スパインおよびリーフノードとして機能しています。

データセンター間のデータ複製は迅速かつ安全に行われており、オンプレミスやクラウドでのアプリケーションの使用とワークロードに高い柔軟性をもたらすと共に、作業や運営が中断しないように保護します。

成果

30,000 人の州職員は、政府の重要なサービスを提供し続けるためにリモートで勤務

リモートワークへの転換から数週間以内に、30,000人の州職員は、自宅からアプリケーションやデジタルリソースに安全にアクセスできるようになりました。コア ネットワークがより強力になったことでアプリケーションの応答性が高まり、職員は、遅延や時間のかかるダウンロードに邪魔されることなく、職務に集中できました。

努力の結果は非常に大きなものでした。例えば、オクラホマ州の雇用保証委員会が1日当たりに対応できる失業者数は、500人から50,000人に増えました。つまり1000%の増加です。強力なデジタルの土台を構築することで、申請の処理を行って24~48時間以内に小切手を発行することが出来ました。

このネットワーク拡張は、ビジネスを法人化したり漁業ライセンスを取得したり、自動車省に行くことなく運転免許証を更新するなど、政府のサービスを一か所で利用できるok.govを含めた、継続的なデジタル変革の取り組みを支援しています。 

オクラホマ州のデジタル変革が加速したことで、大学卒業者がより多くの機会を求めて州外に流出するのを防ぐことができるかも知れません。また、リモートで働く人々を、都会での生活からオクラホマ州の広大なオープンスペースでの暮らしに誘致できるかも知れません。 

「オクラホマ州は、過去1年間に偉業を成し遂げました。ジュニパーネットワークスのような優れたパートナーとの協力により、OMES はオクラホマ州の最も貴重な資源の 1 つである 260 万ギガバイトのデータを確保しました。私たちのチームは、協力して成功させた仕事を誇りに思います。この結果、素晴らしい我が州の人々は、今後何十年もこのプロジェクトの恩恵を享受できます。」
ジェリー・ムーア オクラホマ州の最高情報責任者

2021年9月発行