自動化による価格が手頃で購入しやすい家具

Badcockはスタイリッシュな家具作りで知られており、わかりやすく、利用しやすいサービスには定評があります。同社は株式非公開の米国大手小売業者で、ジュニパーのソリューションを導入し、信頼性に非常に優れた安全なネットワークを378の全店舗で使用しています。

概要


会社名 Badcock Furniture & more
業界 小売業
使用製品 SRX550EX9200EX4300QFX5100Junos OSSRX345
地域 Americas
Badcockの画像
お客様企業の導入事例の概要

378

米国南東部全体でセキュアに接続された店舗

自動化

ネットワークとセキュリティ構成で運営を簡素化

拡張性

ネットワーク基盤が迅速な拡張をサポート

課題

小売業の拡大によってネットワークへのニーズが増大

Badcockは、過去2年間で30店舗をオープンしました。急速な拡張は、そのネットワークが、より多くの店舗、アプリケーション、トランザクションをサポートする必要があることを意味しました。「当社のビジネスの成長により、ネットワークを刷新しなければなりませんでした」というのは、Badcockの5代目にしてネットワークサービスのマネージャーであるアンドリュー・ポウ氏です。

BadcockのITチームは、8つの州にまたがり378店舗、3つの流通センター、バックオフィスオペレーションで、同社の技術ニーズをサポートしています。高速で非常に信頼性が高く、セキュアな接続は、店舗オーナー、小売業のお客様、そして企業の従業員をサポートする上で不可欠です。売上を損ないかねないネットワーク障害に加え、サイバーセキュリティの脅威はデータの盗難や、店舗でのシステムの侵害につながる恐れがあります。「店舗の売上をサポートするために、非常に信頼性の高い接続が必要なのです」とポウ氏は述べます。

Badcockは、小売業経営向けのさまざまなオンプレミスおよびクラウドベースのアプリケーションとサービスに依存しています。ネットワークは、お客様のローンから販売店管理や事務まで、ビジネス経営の全側面をサポートします。また、電話、ビデオ会議、チームメッセージのためのクラウドベースのコラボレーションソリューションにも依存しています。

Badcockcase Challenge
ソリューション

店舗での接続性を確保

Badcockは、店舗のセキュリティ、スイッチング、およびWAN接続向けに、ジュニパーのSRXシリーズサービスゲートウェイを選びました。ネットワーク障害は解消し、店舗は常時動作するセキュアな接続を確保できています。お客様の取引は、小売店舗から中央コアネットワークまでのレイヤー3 VPNで強力に保護されているため、Badcockは効率的にPCI DSS要件を満たし、お客様の信頼を維持することができます。「SRXシリーズプラットフォームに移行してから、店舗からデータセンターへの接続は確実なものとなっています」とポウ氏は述べます。「ジュニパーによって、自動化されたシンプルな方法で、店舗におけるセキュリティの計画、導入、管理を簡単にできるようになりました。」

SRXシリーズのファイアウォールを実装することで、各店舗は、Badcockのデータセンターに戻るセキュアな冗長リンクを確保できています。主要なインターネット接続に障害が発生した場合、トラフィックは自動的に4G携帯電話ネットワークにルーティングされます。アプリケーションと店舗運営は中断なく継続されます。Badcockは、ジュニパーネットワークスSRX345およびSRX550サービスゲートウェイの両方を使用しています。小売拠点ではまた、コンパクトで高密度なスイッチング向けにジュニパーネットワークスEX2300イーサネットスイッチも使用しています。

データセンターでは、ジュニパーネットワークスEX9200イーサネットスイッチがネットワークコアとして機能し、Badcockの小売業拡大に向けたプログラム可能、柔軟性、拡張可能な基盤を提供しています。高性能と高密度のために最適化されたジュニパーネットワークスQFX5100スイッチは、トップオブラックスイッチング向けに使用され、サーバーとストレージをサポートします。「ジュニパーのネットワークの信頼性は非常に高いものです」と語るのは、Badcockのシニアネットワークエンジニアであるネイサン・セラーズ氏です。

Badcockcase Solution
成果

自動化による拡張

少人数のITチームでは、自動化こそがITサービスを大規模に提供するカギとなります。ジュニパーのネットワークは自動化を簡素化し、オープンフレームワーク、API、ツールキットの基盤を提供してくれています。「ジュニパーは非常にオープンで、自動化に基づいて構築されています」とBadcockのITアーキテクトであるケビン・マクニール氏は述べます。「ジュニパーは、当社が自動化を希望するあらゆるものと機能します」

Badcock ITチームはジュニパーネットワークスのJunosオペレーティングシステムを使った経験はありませんでしたが、すぐに新しいネットワーク運用の方法に順応しました。「Junos OSはとても直感的です」とポウ氏は述べます。「CLIは非常に使いやすいものです」創業116年を誇る同社が自宅を一新したいお客様に対して店舗内とeコマースエクスペリエンスをお届けするなかで、ITチームは、ジュニパーにより、そのネットワークがお客様の取引とビジネスアプリケーションをサポートするために拡張すると確信できています。

Badcockcase Outcome
「ジュニパーのおかげで、自動化されたシンプルな方法で、店舗におけるセキュリティの計画、導入、管理を簡単にできるようになりました。」
アンドリュー・ポウ氏 Badcock、ネットワークサービス担当マネージャー

2020年1月公開