Customer Success Story
ジュニパーとMist AIが大学の研究とコラボレーションを推進
英国、シンガポール、マレーシアにキャンパスを持つニューキャッスル大学は、イノベーションと創造性を通じて知識の境界を押し広げています。研究集約型の大学として世界のトップ130大学にランクされており、世界をリードする研究と教育で知られています。
最も優秀な研究者や学生を引き付けるスマートキャンパスネットワークを構築するために、ニューカッスル大学はジュニパーのAIネイティブネットワーキングプラットフォームを採用しました。同大学は、膨大な量のデータを生成し、ジュニパーでそのデータを活用し、学生、教員、すべての研究活動に価値を推進したいと考えています。
概要
| 会社情報 | Newcastle University |
| 業界 | 高等教育 |
| 使用製品 | AP45, AP63, EX4100, EX4400, EX4650, Juniper Wi-Fi Assurance, Wired Assurance, Marvis AI Assistant |
| 地域 | EMEA |
35,000+
ワールドクラスの研究を中心とした
学生、教授、スタッフ
3
グローバル教育機関
英国、マレーシア、シンガポールにキャンパス
ニューカッスル大学は、静的なネットワーキングの過去から脱却することを目指しており、データ集約型の研究とコラボレーションをサポートするための、より柔軟で将来志向のプラットフォームを必要としていました。また同大学は、充実したユーザーエクスペリエンスをサポートできるネットワークも必要としていました。
学生たちは、自宅のような居心地のいい環境を求めていました。同大学のITサービス部門は、ネットワーク管理を簡素化し、増加するサイバーセキュリティ脅威への対応を課題としていました。同大学の副総長は、学生のエクスペリエンスを向上させ、教育を強化し、運用効率を高めるスマートキャンパスを必要としていました。ネットワーク環境を実現するには、ニューキャッスルは優れた性能、位置情報サービス、IoTオプション、AIOps、そしてさらに多くの機能が必要でした。
ニューカッスルは、キャンパスおよび拠点ソリューションとして唯一の完全統合型AIネイティブポートフォリオであるジュニパーのAIネイティブネットワーキングプラットフォームを採用して、将来に向け、ネットワークを再構築しています。フルスタックのジュニパーソリューションにより、ニューカッスルは、共通のMist AIエンジンとマイクロサービスクラウドインフラストラクチャを通して、無線アクセス、有線アクセス、SD-WAN、屋内ロケーション、NAC、ファイアウォールを管理できます。同大学は、迅速かつセキュアな展開、容易な運用、TCOとOpExの削減、エンドツーエンドの保証された優れたユーザーエクスペリエンスを実現するために必要なものをすべて備えています。
現在と未来のためのネットワーク
ニューカッスル大学は、ジュニパーのAIネイティブネットワーキングプラットフォームによって現在と未来に向けて準備を整えています。コアからエッジに至るまで、ネットワークのすべてのレイヤーでジュニパーのEXスイッチは、優れたパフォーマンスと信頼性を提供します。さらに、クラウドベースのスイッチにより、ニューキャッスルではソフトウェア更新のための定期的なダウンタイムが一切ありません。
ユーザーは、マイクロサービスをキャンパスネットワークに拡張するJuniper Mist Edgeを介して、ジュニパーAP45とAP63アクセスポイントを通じて無線LANに接続します。フラッグシップのAP45アクセスポイントは、位置情報サービスと内部の道案内に優れたパフォーマンスとvBLEテクノロジーを提供し、耐久性に優れたAP63アクセスポイントは、建物外のキャンパス接続を処理します。
ニューカッスル大学のITサービスは、Juniper Mist Wired Assuranceを採用することで、ゼロタッチプロビジョニングにより迅速かつ安全にスイッチをオンボーディングし、ジュニパーの 仮想ネットワークアシスタント「Marvis」は、AIOpsによりネットワークのダウンタイムと中断を最小限に抑えています。AIOpsを導入したことでIT部門はMTTRの迅速化を実現し、ネットワークスタック全体を可視化して優れたユーザーエクスペリエンスを確保しています。
同チームはまた、道案内やキャンパス内での建物の使用状況を把握するために独自のvBLEを備えた屋内位置情報サービスを導入しました。すべてのキャンパス内の人やモノの位置を完全に可視化し、従来の物理的なビーコンベースの位置情報技術よりも時間とコストを節約しながら、エンゲージメントとワークフローを改善します。
学生とIT部門にとって、スマートなキャンパスネットワーク変革が実現しました。
「私たちはAIを使って素晴らしい仕事をすることができ、そのことがネットワーク変革の推進力となっています」とAtkinson氏は述べています。ジュニパーとMist AIに投資することで、キャンパス全体で優れたユーザーエクスペリエンスを確保できる可視性と耐障害性に大きなメリットをもたらします。
スタッフの満足度が上がり、ストレスが低減
Juniper のAIOpsは問題に対して先手を打つことができます。「ネットワーク容量が不足しているかどうかをサービスデスクに電話が来る前に知ることができます」とAtkinson氏は述べています。意識が「問題が発生してから対応する」から「問題が発生する前に予防する」へと変化しています。IT部門のストレスがはるかに軽減されます。
Wi-Fiファースト戦略が定着
学生は通常、大学で複数のデバイスを使い、すぐに接続できることを求めます。ジュニパーのネットワークは、学生にその環境を与えてくれます。「学生たちに、寮は第ニの家だと思ってもらいたいのです」とAtkinson氏は述べます。
AIOpsが真の効率性を実現
シンプルなテンプレート、自動化されたワークフロー、ゼロタッチプロビジョニングにより、導入を迅速化し、エラーを軽減します。「ジュニパーとMist AIによって将来は効率が大幅に改善するでしょう」とアトキンソン氏は述べています。
2025年2月公開