IPv4とIPv6の違い

IPv4とIPv6の違い

IPv6(IPバージョン6)はRFC 2460で定義されており、インターネット技術タスクフォース(IETF)により規定されている最新世代のインターネットプロトコル(IP)です。IPインターネットプロトコル(IP)の最初の安定したバージョンはIPv4(IP バージョン 4)です。IPv6は最終的にIPv4を置き換えることを目的としていますが、現在は混在して使用されていて、多くのエンジニアが両方を合わせて運用しています。

IPv6を使用するメリット

TCP/IPプロトコルスタックのIPレイヤーは、インターネットアーキテクチャ全体において最も不可欠な部分ですが、1980年代にIPが登場してから10年も経たないうちに、IPv4の拡張性と機能の限界が明らかになりました。たとえば、IPv4では、ICMPやARPなどの複数のアドオンを機能させる必要があります。この問題を解決するために、1990年代半ばまでに、IPv4の後継となるIPv6が開発されました。インターネット要件の爆発的な増大に対応するためには、IPv6への移行が不可欠ですが、インターネット技術プロファイルはIPv4経由のアクセスとIPv6経由のアクセスの共存を要求しています。

IPv6では、IPv4と比べて以下の点が改善されています。

  • パケットのフラグメント化を必要としない、より効率的なルーティング
  • 遅延の影響を受けやすいパケットを区別する組み込みのサービス品質(QoS)
  • NATを排除して、アドレス空間を32ビットから128ビットに拡張
  • 組み込みのネットワーク層セキュリティ(IPsec)
  • 容易なネットワーク管理のためのステートレスアドレス自動構成
  • 処理オーバーヘッドの少ない、改良されたヘッダー構造

IPv4とIPv6の仕組み

  • IPv6アドレスの128ビットは、コロンで区切られた16ビット16進数の8つのブロックで構成されています。例:2dfc:0:0:0:0217:cbff:fe8c:0。
  • IPv4アドレスは「クラス」に分割されます。クラスAネットワークは少数の大規模なネットワークに対応し、クラスCネットワークは多数の小規模なネットワーク、クラスBネットワークは、それらの中間のネットワークに対応します。IPv6では、サブネッティングを使用して、指定したアドレス空間を割り当てることで、ネットワークサイズを調整します。
  • IPv4 では、マルチキャストにクラスタイプのアドレス空間(224.0.0.0/4)を使用し、IPv6では、統合アドレス空間をマルチキャストに使用します(FF00::/8)。
  • IPv4では、各デバイスを強制的に停止してパケットを確認する「ブロードキャスト」アドレスを使用し、IPv6では、マルチキャストグループを使用します。
  • IPv4 では、未指定のアドレスに「0.0.0.0」を使用し、ループバックにクラスタイプアドレス(127.0.0.1)を使用します。IPv6 は :: と ::1 をそれぞれ未指定、ループバックアドレスとして使用します。
  • IPv4では、トラフィックと 「プライベート」アドレスにグローバルで一意のパブリックアドレスを使用します。IPv6では、グローバルで一意のユニキャストアドレスとローカルアドレスを使用します(FD00::/8)。

ジュニパーネットワークスの実装

ジュニパーネットワークスは、IPv6アドレスの標準の割り当てと表示ルールにおいて、RFC 5952に準拠しています。これらのルールは、デバイスがすべての方式のアドレス入力に対応する必要があることを意味します。

Junos Address Awareは、MXシリーズルーター用のアドレッシングおよびトンネリングソフトウェアポートフォリオです。ネットワーク事業者がIPv4アドレスプールを保管および拡張して、IPv4/IPv6が共存できるようにし、実践的にIPv6に移行するのに役立ちます。