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Junos 加入者対応ポリシーと課金実施機能(PCEF)について
Junos Subscriber Awareのポリシーおよび課金実施機能(PCEF)は、加入者のパケットの処理に関してポリシーおよび課金制御(PCC)ルールを実施します。PCC ルールは PCEF にインストールされ、PCEF によって適用されます。PCC ルールは、加入者に割り当てられている PCEF プロファイルに応じて、静的制御下、ポリシーおよび課金ルール機能(PCRF)の動的制御下、または RADIUS サーバーのアクティブ化/非アクティブ化制御下に配置できます。
静的ポリシー制御
スタティックポリシーの場合、PCEFは、 図1に示すように、PCRFまたはRADIUSサーバーからの対話なしに、MXシリーズルーターで事前定義されたPCCルールを適用します。

ダイナミックポリシーコントロール
動的ポリシーの場合、PCEF は PCRF から受信したメッセージに基づいて動作します。PCRF は、携帯電話会社の構成、ユーザー サブスクリプション情報、サービス情報など、さまざまなソースからの入力に基づいてポリシーと課金を決定する中心的なエンティティです。PCCルールは、PCRFによってプロビジョニングされ、Diameter AVPを使用してGxインターフェイスを介してPCEFに送信されるか、MXシリーズルーターで事前定義され、PCRFからのDiameterメッセージによってアクティブ化されます。PCEF は、PCRF に加入者およびアクセス情報も提供します。 図2を参照してください。
PCC ルールが動的制御下にある場合、PCEF は、PCEF で事前定義されたルールよりも PCRF によって送信されたルールを優先します。

RADIUS サーバー ポリシー制御
RADIUS サーバーの制御下にあるポリシーの場合、 図 3 に示すように、RADIUS サーバーは、MX シリーズ ルーターで事前定義されたポリシーと PCC ルールをアクティブ化および非アクティブ化します。
RADIUS サーバ制御を使用する PCEF プロファイルには、RADIUS サーバのポリシー制御属性を提供する AAA プロファイルが必要です。CCR のサブスクリプション ID データは RADIUS サーバーから供給され、発信側ステーション ID は RADIUS 要求で受信されます。
使用状況の監視は、構成を使用した加入者サービスのGxプロファイルを使用した dynamic-profile
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)を通じてサポートされます。
