Junos XML プロトコル セッションにおけるクライアント アプリケーションの役割を理解する
セッションを作成し、Junos XML プロトコル サーバーと通信するために、クライアント アプリケーションは以下の手順を実行します。手順は、以下のセクションで説明されています。
『Junos XML プロトコル サーバーへの接続を確立するための前提条件を満たす』の説明に従って、接続に必要な前提条件を満たします。
Junos XML プロトコル サーバーへの接続の説明に従って、ルーティング、スイッチング、またはセキュリティ プラットフォーム上で Junos XML プロトコル サーバーへの接続を確立します。
Junos XML プロトコル セッションの開始に関する説明に従って、 Junos XML プロトコル セッションを開始します。
必要に応じて、候補の構成をロックし、構成のプライベート コピーを作成するか、一時的な構成データベースのインスタンスを開きます。
設定をロックすると、他のユーザーやアプリケーションも同時に変更できなくなります。設定のプライベート コピーを作成すると、アプリケーションは、コピーがコミットされるまで候補の設定に影響を与えることなく変更を行うことができます。詳細については、「 候補設定のロックとロック解除」または「Junos XML プロトコルを使用したプライベート コピーの作成」を参照してください。
一時的な設定データベースの詳細については、 一時的な設定データベースについておよび一時的な設定データベースのインスタンスの有効化と設定を参照してください。
Junos XML プロトコル サーバーへのリクエストの送信の説明に従って、運用情報または構成情報を要求するか、設定を変更します。
(オプション) Junos XMLプロトコルを使用した構成構文の検証で説明されているように、コミットを試みる前に候補の設定またはプライベートコピーの構文の正しさを検証します。
NETCONF または Junos XML プロトコルを使用した一時構成データのコミットと同期の説明に従って、 Junos XML プロトコルを使用した受験者設定のコミットに関する説明に従って、候補の構成またはプライベート コピーに加えられた変更をコミットするか、一時的な構成データベースのオープン インスタンスに加えられた変更をコミットします。
コンフィギュレーションのプライベート・コピーまたは一時的な構成データベースのオープン・インスタンスをロックまたはクローズした場合、候補コンフィギュレーションをロック解除します。
他のユーザーとアプリケーションは、ロックされたままで候補の設定を変更できません。詳細については、「 候補設定のロックとロック解除」または「Junos XML プロトコルを使用したプライベート コピーの作成」を参照してください。
Junos XML プロトコル セッションの終了と接続の終了に関する説明に従って、 Junos XML プロトコル セッションを終了し、デバイスへの接続を閉じます。