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Junos OS CoSプロセスを通した基本的なパケットフローの設定

図 1図 2 は、Junos OS CoS 機能のコンポーネントを示し、それらが対話するシーケンスを示しています。

図 1:CoS 分類子、キュー、スケジューラ CoS Classifier, Queues, and Scheduler
図 2:CoS から構成可能なコンポーネント Packet Flow Through CoS- Configurable Componentsを通るパケット フロー

以下の設定は、CoS プロセスを通過するパケット フローを示しています。

分類子の定義

パケット ヘッダーの CoS 値を信頼できる場合、動作集約分類を使用して、それらの値を転送クラスにマッピングし、優先度をドロップできます。例えば:

パケット ヘッダーの CoS 値を信頼できない場合、より複雑なマルチフィールド分類を使用して、イングレス トラフィックを転送クラスにマッピングし、優先度を落とすことができます。例えば:

インターフェイス上の受信パケットに分類子を適用する

階層レベルで、動作集約分類子を論理インターフェイスに [edit class-of-service interfaces] 適用します。例えば:

階層レベルの論理インターフェイスに、入力フィルターとしてマルチフィールドの分類子を [edit interfaces] 適用します。例えば:

ポリサーを定義してトラフィックを制限し、輻輳を制御する

トラフィックフローをレート制限する必要がある場合は、過剰なトラフィック(ハードポリシング)を破棄するか、過剰なトラフィックを別の転送クラスや損失優先度(ソフトポリシング)に再割り当てすることで、ポリサーを定義し、そのトラフィックフローのファイアウォールフィルターにポリサーを適用します。例えば:

ドロッププロファイルの定義

ドロッププロファイルを使用して、遅延バッファの占有範囲全体のドロップ確率を定義し、ランダム早期検出(RED)プロセスをサポートします。

各転送クラスをキューに割り当てる

各転送クラスに差別化されたサービスを提供するには、各転送クラスを独自の出力キューに割り当てます。例えば:

スケジューラの定義

各転送クラスのスケジューラ特性を定義します。例えば:

スケジューラ マップの定義

スケジューラ マップを使用して、スケジューラを転送クラスにマッピングします。例えば:

CoS ヘッダー書き換えルールの定義

書き換えルールを使用して、発信パケットの CoS ビット パターンを再定義します。例えば:

スケジューラ マップを適用し、エグレス インターフェイスにルールを書き換える

リリース履歴テーブル
リリース
説明
21.2
Junos OSリリース21.2以降、Junos OSは、設定順に関係なく、サービス設定クラスをアルファベット順に表示します。