管理の概要

Paragon Automationは、使いやすいユーザーおよび組織管理システムを提供します。スーパーユーザーの役割を持つ管理者は、組織、サイト、および組織内のユーザーを管理できます。デフォルトでは、組織を作成したユーザーには、その組織のスーパーユーザーロールが割り当てられます。組織が作成されると、スーパーユーザーは組織で実行する必要があるタスクに従って、組織の設定、サイトの追加、およびParagon Automationの事前定義された役割にユーザーを追加することができます。このトピックでは、スーパーユーザーが組織内で実行するタスクの概要について説明します。

組織の管理

組織を作成した後、スーパーユーザーは [設定] ページから次の機能を構成して、組織を効率的に管理できます。

組織へのアクセスを管理するための認証方法
シングルサインオン(SSO)を可能にするIDプロバイダー(IdP)
IdPユーザーグループをParagon Automationの定義済みロールにマッピング
非アクティブな状態が一定期間続いた後にセッションをタイムアウトするセッションポリシー
ユーザーがREST APIを介して情報を取得できるようにするAPIトークン
Paragon Automationへのユーザーのアクセスを保護するためのパスワードポリシー
アラートとイベント通知をリアルタイムで表示するWebhook

詳細については、「組織とサイトの概要」を参照してください。

サイトの管理

組織を作成したら、組織内の物理的な場所であるサイトを作成する必要があります。サイトには、ルーター、スイッチ、ファイアウォールなどのネットワーク内のデバイスが格納されています。サイトを作成した後、スーパーユーザーはそれらのサイトにデバイスを割り当てることができます。[サイト] ページには、サイト、その場所とタイムゾーン、およびサイトが属するサイトグループに関する情報が表示されます。スーパーユーザーは、サイト情報を編集したり、使用されていないサイトを削除したりできます。

詳細については、「 [サイト] ページについて」を参照してください。

ユーザーの管理

組織内のさまざまなタスクを実行するには、スーパーユーザーは、それらのロールを持つユーザーが組織内で実行する必要があるタスクに従って、さまざまな定義済みロールにユーザーを追加する必要があります。組織へのユーザーの追加は、ユーザー名と電子メールアドレスを入力し、組織内で事前定義されたロールを割り当てるのと同じくらい簡単です。スーパーユーザーは、ユーザーが実行する必要があるタスクに基づいて、スーパーユーザー、ネットワーク管理者、オブザーバー、インストーラなどのロールを割り当て、リソースへのロールベースのアクセスを提供できます。スーパーユーザーは、ユーザーを追加、変更、削除できます。詳細については、「 [ユーザー] ページについて」を参照してください。

監査ログの監視

監査ログは、ユーザーが開始したワークフロー内のユーザーまたはプロセスによって開始された一連のアクティビティの記録です。Paragon Automationは、監査ログを30日間保存します。監査ログは、Paragon Automationでのユーザーのアクティビティの履歴を追跡および維持するのに役立ちます。詳細については、「 [監査ログ]ページについて」を参照してください。