MPLSトラフィックの負荷分散のためのFEC 128 VPWS擬似配線のFATフローラベルの設定
このトピックでは、負荷分散MPLSトラフィック用に、転送等価クラス(FEC)128仮想プライベートワイヤサービス(VPWS)擬似配線用のFAT(疑似配線)フローラベルのフロー認識トランスポートを設定する方法を説明します。
開始する前に、以下を行います。
デバイス インターフェイスを設定し、すべてのインターフェイスで MPLS を有効にします。
MPLS と LSP をリモート PE ルーターに設定します。
OSPFとIS-ISを設定します。
ループバックインターフェイスとP(トランジット)ルーターに接続するPEインターフェイスでLDPを設定します。
FATフローラベルは、ペイロードの深いパケット検査を必要とせずに、ECMP(等価コストマルチパス)パスまたはリンクアグリゲーショングループ(LAG)全体でMPLSパケットのロードバランシングを可能にします。FAT フロー ラベルは、仮想プライベート LAN サービス(VPLS)および VPWS ネットワークの LDP シグナル FEC 128 および FEC 129 擬似配線に使用できます。
階層レベルで および flow-label-receive
設定ステートメントを含flow-label-transmit
めることで、FEC 128 VPWS 擬似配線で LDP によってシグナリングされる FAT フロー ラベルを[edit protocols l2circuit neighbor neighbor-id interface interface-name]
設定できます。この設定は、LDPラベルマッピングメッセージヘッダーのFECのインターフェイスパラメーターの1つである Sub-TLVフィールドで、TビットとRビットアドバタイズメントを1(デフォルトは0)に設定します。これらのステートメントは、コントロールプレーンのルーティングピアに、負荷分散ラベルのプッシュとポッピングを通知します。
または、 階層レベルで以下のステートメントを [edit protocols l2circuit neighbor neighbor-id interface interface-name]
設定できます。
flow-label-transmit-static
リモートプロバイダーエッジ(PE)ルーターに送信された疑似回線パケットのフローラベルを静的にプッシュします。flow-label-receive-static
リモートPEルーターから受信した疑似回線パケットのフローラベルを静的にポップします。
イングレスPEルーターで、FEC 128信号VPLS擬似配線のFATフローラベルを設定するには: