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PPPoE サービス名テーブルのトラブルシューティング

問題点

説明

PPPoE サービス名テーブルの設定ミスがあると、PPPoE サービスが正しくアクティブ化されないことがあります。PPPoE サービス名テーブルの設定オプションはシンプルなため、設定ミスの箇所を簡単に見つけることができます。サービス名テーブルにPADIパケットで伝送されたサービス名タグに一致しない場合、PPPoEクライアントは接続できません。

症状

サービス名テーブルの設定ミスの症状は、クライアント接続プロセスがネゴシエーション段階で停止し、PADIパケットが無視されることです。 show pppoe statistics コマンドを使用して、PPPoEパケット数を調べて問題がないか調べることができます。

サービス名テーブルが正しく設定されている場合、送受信パケットは対称的に増加します。次のサンプル出力は、PADI 受信カウントに等しい PADO 送信カウントと、PADR 受信カウントに等しい PADS 送信カウントを示しています。この出力は、PPPoE ネゴシエーションが正常に進行しており、サービス名テーブルが誤って設定されていないことを示しています。

サービス名テーブルの設定ミスがある場合、 show pppoe statistics コマンドの出力では、基盤となるインターフェイスで受信したPADIパケット数は増加しているが、送信されたPADOパケット数はゼロのままであることが示されます。次のサンプル出力では、PADI カウントが 100、PADO カウントが 0 になっています。

設定ミスがあると思われる場合は、基礎となるインターフェイスで monitor traffic コマンドを使用して、PPPoE クライアントから要求されているサービス名を特定します。次のサンプル出力は、クライアントがサービス名タグでService1を要求していることを示しています。

その後、 show pppoe service-name-tables コマンドを使用して、サービス名のスペルを間違えていないか、サービスを設定していないかを判断できます。

原因

典型的な設定ミスは、サービス名テーブルの設定に表示されます。

ソリューション

適切なステートメントを使用して、設定ミスを修正します。