PPPoE および LNS 加入者向けのインライン サービス インターフェイスの有効化
インライン サービス(si
)インターフェイスは、ルックアップ エンジン上に存在する仮想物理インターフェイスです。アンカーインターフェイスと呼ばれるインターフェイスによりsi
、特別なサービスPICなしでマルチリンクPPP(MLPPP)バンドルをサポートできます。このsi
インターフェイスは、MXシリーズのMLPPPでサポートされています。
4 つのインライン サービス インターフェイスは、MPC を使用したシャーシ スロットごとに構成できます。以下のMPC2スロットがサポートされています。
MPC2-3D には、それぞれ 2 つのインターフェースを持つ 2 つの
si
ルックアップ エンジンが含まれています。MPC1-3D にはルックアップ エンジンが 1 つだけ含まれており、4 つの
si
インターフェイスすべてをホストします。
以下のインライン サービス インターフェイスを、MLPPP バンドルのアンカー インターフェイスとして設定できます。 si-slot/0/0
si-slot/1/0
si-slot/2/0
si-slot/3/0
PPPoE 加入者を介した MLPPP の場合、
family mlppp
メンバー・リンク IFL でpp0
サポートされており、バンドルは IFL ですsi
。LNS 加入者を介した MLPPP では、
family mlppp
メンバー・リンク IFL でsi-
サポートされており、バンドルは IFL ですsi
。
FPC の 階層レベルで [edit chassis]
ステートメントを設定inline-services
することで、PIC 0 から 3 へのインライン サービスを個別に有効にします。
以下の例では、MPCスロット1でPIC 0、スロット5でMPCでPIC 1のインラインサービスを有効にし、トンネルトラフィックの帯域幅として10gを設定する方法を示しています。その結果、 と si-5/0/0
の両方si-1/0/0
が指定されたPICに対しても作成されます。
インライン サービス インターフェイスを有効にするには:
以下に、サンプル出力を示します。
chassis { fpc 1 { pic 0 { inline-services { bandwidth 10g; } } } fpc 5 { pic 1 { inline-services { bandwidth 10g; } } } }