DHCPv6 Autosense VLAN の認証ユーザー名での DHCP オプション 18 およびオプション 37 の使用
DHCPv4 の場合、オプション 82 には ACI および ARI が含まれるサブオプションがあり、自動センス(動的)VLAN の認証プロセス中にユーザー名と連結されます。DHCPv6の場合、リレーエージェントはオプション18とオプション37を使用してACIとARIをそれぞれ伝達します。これらのオプションをユーザー名に含めて、DHCPv6 動的 VLAN の認証用の加入者を識別する一意のユーザー名を生成できます。
リレーフォワードメッセージヘッダーでカプセル化され、リレーフォワードメッセージヘッダーのないDHCPv6求メッセージは、自動センシング用にDHCPv6パケットタイプを設定する場合、動的VLAN作成の対象となります。オプション 18 およびオプション 37 は、リレーフォワード メッセージ ヘッダーで提供され、このヘッダーからのみ抽出され、DHCPv6 要求メッセージ内のオプションから抽出されません。さらに、DHCPv6 送信請求メッセージが複数のリレーフォワード メッセージ ヘッダーにカプセル化されている場合、最も内側の Relay-Forward メッセージ ヘッダーからのオプション値のみがユーザー名認証に使用されます。これらのオプションがクライアントまたは DHCPv6 リレー エージェントによって送信され、これらのオプションをユーザー名で使用するように動的 VLAN 認証が構成されている場合、そのオプションは認証用のユーザー名に含まれます。これらのオプションのいずれかがクライアントまたは DHCPv6 リレー エージェントによって送信されない場合、またはユーザー名で オプションを使用するように動的 VLAN 認証が構成されていない場合、ユーザー名は オプションなしで構築されます。
DHCPv6ダイナミックVLANのユーザー名にオプション18またはオプション37を含める場合は、 階層レベルに および option-18
ステートメントを[edit interfaces interface-name auto-configure vlan-ranges authentication username-include]
含option-37
めます。スタックVLANのユーザー名にオプション18またはオプション37を含める場合は、 階層レベルに および option-37
ステートメントを[edit interfaces interface-name auto-configure stacked-vlan-ranges authentication username-include]
含option-18
めます。