アプリケーション識別(AppID)
- SD-WAN導入におけるマルチキャストサポート(NFX150、NFX250、NFX350、 SRX300、SRX320、SRX340、SRX345、SRX380、SRX550M、SRX4100、SRX4200、SRX4600、vSRX)—Junos OS リリース 21.2R1 以降、SD-WAN 導入のプロバイダ エッジ(PE)の SRX シリーズ デバイスでマルチキャスト トラフィックのサポートが追加されました。マルチキャスト トラフィックのサポートは、フローベースとして設定された転送オプションでセキュリティ デバイスが動作している場合に利用できます。
「 モード(セキュリティ転送オプション) と SD-WAN 導入における仮想ルーティングおよび転送インスタンス」を参照してください。
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SLAリンク優先度の強化(NFX150、NFX250、 NFX350、SRX300、SRX320、SRX340、SRX345、SRX380、SRX550 HM、SRX1500、SRX4100、SRX4200、SRX4600、vSRX)—Junos OS リリース 21.2R1 以降、セキュリティ デバイス インターフェイスの SLA リンク 優先度はカスタム リンク タグをサポートしています。リンクプリファレンスは、 および
affinity
オプションをpreferred-tag
使用して定義できます。この機能強化により、アプリケーション トラフィックを優先度の低いリンクから、SLA 要件を満たす優先度の高いリンクに切り替えることができます。
[優先リンクと sla ルールのリンクタイプ アフィニティについてを参照してください。
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APBR(NFX150、NFX250、NFX350、 SRX300、SRX320、SRX340、SRX345、SRX380、SRX550 HM、SRX1500、SRX4100、SRX4200、SRX4600、vSRX)—Junos OSリリース21.2R1以降、セキュリティデバイスは、高度なポリシーベースルーティング(APBR)のアプリケーションベースのロードバランシングをサポートしています。APBRは、ユーザーが定義したリンク選択基準を使用して複数のWANリンク内のアプリケーショントラフィックを移動することで、ロードバランシングを実現します。アプリケーション トラフィックのリンク選択基準は、APBR(高度なポリシーベース ルーティング)インターフェイスで定義したリンク タグとリンク優先度優先設定によって異なります。選択したリンクを介したアプリケーション トラフィックの配信は、リンクの重み設定によって異なります。
この機能により、APBRおよびアプリケーションのエクスペリエンス品質(AppQoE)のアプリケーショントラフィック分散パフォーマンスが向上します。
[ 高度なポリシーベースルーティング、 slaオプション、 インターフェイスを参照してください。]