ログ・ファイルとコア・ファイルの管理
一元化されたログファイルの表示と管理
細分化された Junos OS プラットフォームでは、集中管理されたロギング サーバーが、細分化された Junos OS 内のすべてのコンピューティング エンティティのすべてのシステム ログを収集します。一元化されたログ記録は、ユーザーがすべての細分化された Junos エンティティのすべてのログ ファイルを 1 か所で表示できるようにすることで、デバイス管理を簡素化します。
Syslog 機能の設定は、JDM ではサポートされていません。
このトピックでは、以下について説明します。
集中ログ記録の有効化
vSRX仮想ファイアウォールで集中ログを有効にして、JDMでログファイルを表示できます。
ログ・メッセージの表示
VNF によって記録されたシステム ログ メッセージと JDM でシステム生成ログを表示するには、コマンドを使用します。
user@jdm> show log syslog
他のログメッセージを表示するには、コマンドを使用します。
user@jdm> show log <filename>
JDMではJCPログ・ファイルを表示できません。
ログのローテーション プロセスは 5 分ごとに実行されます。ログ ファイルのサイズが 5 MB を超える場合、ログ ファイルはローテーションされます。ログファイルは /var/log ディレクトリに保存されます。
コアファイルの管理
このトピックでは、細分化された Junos OS プラットフォームのコア ファイルを表示する方法について説明します。
内容は次のとおりです。
コアファイルの表示
JDM CLI からすべてのコア・ファイルを表示するには、 show system core-dumps コマンドを入力します。
/var/tmp/*core* : drwxr-xr-x 2 root root 4096 Jan 17 19:01 corefiles /var/crash/*core* : -rw-r--r-- 1 root root 382853 Jan 1 00:54 jdm.jdmd.4899.1420073655.core.tgz -rw-r--r-- 1 root root 372095 Jan 1 01:11 jdm.jdmd.5697.1420074677.core.tgz -rw-r--r-- 1 root root 3141405 Jan 17 19:01 jdm.jdmd.6875.1421521308.core.tgz -rw-r--r-- 1 root root 18440 Jan 17 14:24 jdm.test.19278.1421504682.core.tgz
JDM に表示されているすべてのコアファイルを表示するには、Unix コマンドを使用してコアファイルを開きます。コアファイルは、Hypervisor の /var/tmp/corefiles/ ディレクトリに保存されます。