レイヤー 2 ブリッジング インターフェイスの概要
ブリッジングはOSI参照モデルのレイヤー2で動作し、ルーティングはレイヤー3で動作します。ブリッジング用に設定された論理ポートのセットは、ブリッジング ドメインを構成すると言えます。
ブリッジングドメインを作成するには、ルーティングインスタンスを設定し、インスタンスタイプを bridge
に指定します。
統合型ルーティングおよびブリッジング(IRB)は、以下の機能を提供します。
宛先MACアドレスがルーターのMACアドレスで、パケット
ethertype
がIPv4、IPv6、またはMPLSの場合、パケットをルーティングします。レイヤー 2 のブリッジング ドメイン内のすべてのマルチキャストおよびブロードキャスト パケットをスイッチします。
宛先MACアドレスがマルチキャストアドレスで、
ethertype
がIPv4またはIPv6の場合、パケットのコピーをルーティングします。他のすべてのユニキャスト パケットをレイヤー 2 でスイッチします。
STP や LACP など、サポートされているレイヤー 2 制御パケットを処理します。
OSPF や RIP など、サポートされているレイヤー 3 制御パケットを処理します。