Junos OS コマンドを Perl メソッドにマッピングする
ジュニパーネットワークスは Perl モジュールを提供し、Junos OS を実行するスイッチ、ルーター、セキュリティー デバイスを構成および監視するためのカスタム Perl スクリプトをより迅速かつ簡単に開発するのに役立ちます。モジュールは、クライアント アプリケーションが Junos OS を実行するデバイス上の NETCONF または Junos XML プロトコル サーバーとの通信に使用できるオブジェクトを実装します。NETCONF および Junos XML プロトコル Perl ディストリビューションには、さまざまな機能を実行するスクリプトでモジュールを使用する方法を示すサンプル Perl スクリプトが含まれています。
Junos XML APIは、Junos OS設定ステートメントと運用モードコマンドのXML表現です。Junos OS 設定階層のすべてのステートメントと、CLI 運用モードで発行するコマンドの多くに対応する XML を定義します。Junos XML 対応の各運用モード コマンドは、リクエストタグ要素と、必要に応じて応答タグ要素にマッピングされます。運用モード コマンドの request タグ要素を Perl メソッドにマッピングできます。Junos XMLリクエストタグ要素ごとにPerlメソッドがあります。
Perl メソッド名を request タグ要素名から引き出すには、タグ要素名の各ハイフンをアンダースコアで置き換え、タグ要素名から外側の山括弧を削除します。たとえば、タグ要素は <get-bgp-group-information>
Perl メソッドにマッピングされます get_bgp_group_information
。
Perl ディストリビューションに含まれるサンプル スクリプトでは、Junos OS で使用可能な Junos XML Perl メソッドのみを呼び出します。現在のバージョンの Junos OS で使用可能なすべてのリクエスト タグ要素の一覧については、『 Junos XML API Operational Developer Reference 』の章を参照してください。Junos XML リクエスト タグ要素を CLI コマンドと Perl メソッドにマッピングしています。特定の Perl メソッドのオプション属性と必須属性については、 Junos XML API 運用開発者リファレンスの「運用要求タグ要素の概要」というタイトルの章の対応する Junos XML リクエスト タグ要素のエントリーを参照してください。