集合型イーサネットインターフェイスでのスケジューリング
リンクプロテクションモードまたはリンクプロテクションなしの集合型イーサネットインターフェイスで共有スケジューリングを設定する方法をご確認ください。
集約型インターフェイスのスケジューリングにより、シェーピングやキューイングなどのインターフェイスのサービスクラスパラメーターを設定することができます。これらのパラメータは、ユニット単位、階層型、または物理および論理インターフェイススケジューラに対して設定できます。
リンク保護なしの集合型イーサネットインターフェイスでのスケジューラの設定
集合型イーサネットインターフェイスでは、以下のプラットフォームで非リンク保護モードでスケジューラを設定できます。
MXシリーズ
M120およびM320、IQ2 PIC搭載
T シリーズ プラットフォーム(T620 および T320)、IQ2 PIC 搭載
サポートされているスケジューラ関数は次のとおりです。
単位スケジューラごと
階層スケジューラ
物理インターフェイスでのシェーピング
非リンク保護モードで集合型イーサネットインターフェイスに階層スケジューラを設定するには、[edit interfaces aeX]
階層レベルで hierarchical-scheduler
ステートメントを含めます。
[edit interfaces aeX hierarchical-scheduler]
Junos OS リリース 9.6 より前のモデルでは、これらのモデルの階層スケジューラ モードでは、 aggregated-ether-options
ステートメント link-protection
オプションが必要でした。link-protection
オプションが指定されていない場合、スケジューラーは非リンク保護モードで構成されます。
等分割モデル(scale)
または集約型イーサネットインターフェイス上で(replicate)
複製モデルに基づいてメンバーリンク帯域幅の導出を指定するには、[edit class-of-service interfaces aeX]
階層レベルで member-link-scheduler (scale | replicate)
オプションを含めます。既定の設定は scale
です。
[edit class-of-service interfaces aeX member-link-scheduler (scale | replicate)]
リンク保護モードでは、一度に 1 つのリンクのみがアクティブになり、もう一方のリンクがバックアップ リンクとして機能しますが、非リンク保護モードでは、アグリゲート バンドルのすべてのリンクが同時にアクティブになります。バックアップ リンクはありません。リンクがダウンした場合、または新しいリンクがバンドルに追加された場合、トラフィックの再分配が行われます。