コンフィギュレーション・ファイルをあるルーティング・エンジンから他方のルーティング・エンジンにコピーする
コンソール ポートまたは管理イーサネット ポートのいずれかを使用して、2 つのルーティング エンジン間の接続を確立できます。その後、FTP をコピーまたは使用して、プライマリからバックアップに設定を転送し、ファイルを読み込んで通常の方法でコミットできます。
管理イーサネット ポートを使用して他のルーティング エンジンに接続するには、次のコマンドを発行します。
user@host> request routing-engine login (other-routing-engine | re0 | re1)
TX マトリクス ルーターで、管理イーサネット ポートを使用して他のルーティング エンジンに接続するには、次のコマンドを発行します。
user@host> request routing-engine login (backup | lcc number | master | other-routing-engine | re0 | re1)
コマンドの request routing-engine login
詳細については、 CLIエクスプローラーを参照してください。
あるルーティング エンジンから別のルーティング エンジンに設定ファイルをコピーするには、 コマンドを file copy
発行します。
user@host> file copy source destination
この場合、 source は設定ファイルの名前です。これらのファイルは/ configディレクトリに格納されています。アクティブな設定は /config/juniper.confで、古い設定は /config/juniper.conf {1...9}にあります。 destination は、他のルーティング エンジン上のファイルです。
次の例では、コンフィギュレーション・ファイルをルーティング・エンジン0からルーティング・エンジン1にコピーします。
user@host> file copy /config/juniper.conf re1:/var/tmp/copied-juniper.conf
次の例では、設定ファイルを TX Matrix ルーターのルーティング エンジン 0 からルーティング エンジン 1 にコピーします。
user@host> file copy /config/juniper.conf scc-re1:/var/tmp/copied-juniper.conf
設定ファイルを読み込むには、 階層レベルで コマンドを[edit]
入力load replace
します。
user@host> load replace /var/tmp/copied-juniper.conf
ルーティング エンジン 0 の管理イーサネット インターフェイス設定で指定された IP アドレスを、ルーティング エンジン 1 に適したアドレスに変更してください。