ACXシリーズのリアルタイムパフォーマンス監視
RPM(リアルタイム パフォーマンス監視)により、ユーザーはサービスレベルの監視を実行できます。RPM がルーターに設定されている場合、ルーターはパケット応答時間、ジッター、パケット ロスに基づいてネットワーク パフォーマンスを計算します。RPMは、すべてのACXシリーズルーターでサポートされています。これらの値は、HTTP、インターネット制御メッセージ プロトコル(ICMP)、TCP、UDP の各リクエストによって収集されるように設定できます。ルーターは、IPアドレスで識別された指定されたプローブターゲットにプローブを送信することで、RPM統計を収集します。ターゲットがプローブを受信すると、ルーターが受信した応答を生成します。プローブオプション test test-name
は、[]階層レベルのedit services rpm probe owner
ステートメントで設定します。コマンドを show services rpm probe-results
使用して、最新の RPM プローブの結果を表示します。
パケット転送エンジンのタイムスタンプは、ICMPプローブと宛先ポートがUDP_ECHOポート(7)に設定されたUDPプローブでのみ使用できます。
ACXシリーズルーターでは、[]階層レベルで以下のedit services rpm
ステートメントがサポートされています。
probe owner { test test-name { data-fill data; data-size size; destination-interface interface-name; destination-port port; dscp-code-points (RPM) dscp-bits; hardware-timestamp; history-size size; moving-average-size number; one-way-hardware-timestamp; probe-count count; probe-interval seconds; probe-type type; routing-instance instance-name; source-address address; target (url url | address address); test-interval interval; thresholds thresholds; traps traps; } }
ACXシリーズルーターは、 ステートメントの設定と共に、ルーティングインスタンスへのRPMプローブの設定を hardware-timestamp
サポートしていません。
ACX5000 シリーズ ルーターは、RPM の機能をサポート hardware-timestamp
していません。