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RFC 2544ベースのベンチマークテスト向けのイーサネットループバックの設定

イーサネットループバックは、接続を確認し、ネットワーク内の障害を特定または分離するために使用できる機能です。

ACXシリーズルーターでは、 bridge ファミリー構成のエグレスユーザーツーネットワークインターフェイス(UNI)方向でイーサネットループバックがサポートされています。ACXシリーズ ルーターでは、イーサネット ループバックは論理インターフェイスで設定されます。イーサネットループバック機能は、さまざまなサービスをテストするためにパケットが測定デバイスにループバックされるパフォーマンス測定で使用できます。

図1:イーサネットループバックモードでのエンドツーエンドサービスのテスト Network diagram showing two routers connected through a network cloud via NNI interfaces, illustrating network communication infrastructure.

図1は、UNI-Bインターフェイスがエグレス方向のイーサネットループバックモードで構成されている場合のシナリオを示しています。ACXシリーズルーターのネットワーク間インターフェイス(NNI)で受信したパケットは、UNI-Bインターフェイスに転送され、送信元と宛先のMACアドレスが交換された後、UNI-Bインターフェイスでループバックされます。これは、エンドツーエンドのサービスをテストするユースケースです。

次のオプション パラメーターを使用して、イーサネット ループバックのエグレス トラフィック フローを識別できます。

  • 送信元MACアドレス

  • 宛先MACアドレス

  • 送信元 IPv4 アドレス

  • 宛先 IPv4 アドレス

  • VLAN

  • VLAN .1p 優先度

  • EtherType

  • テスト反復子の期間

RFC2544ベンチマークテストを実行する際に、[edit services rpm rfc2544-benchmarking]階層レベルでEthernet-loopbackCLIステートメントを含めることで、論理インターフェイスのテストモードとしてイーサネットループバックを設定します。

オプションのパラメーターを設定せずに論理インターフェイスでイーサネット ループバックを設定すると、同じブリッジ ドメイン内の不明なユニキャスト トラフィックもループバックされ、テストの実行中に他の論理インターフェイスに転送されません。

RFC2544 ベンチマーク テストの実行中に test-iterator-duration パラメーターが設定されていない場合、イーサネット ループバックはテストが完了または終了するまで続行されます。

手記:

RFC2544ベンチマークテストを実行する場合、イニシエーター、リフレクター、またはループバックモードでテストを設定できます。これらのテストモードを組み合わせてRFC2544ベンチマークテストを実行することはできません。

以下は、イーサネットループバック設定の例です。