キューイングチップをバイパスすることで、リッチキューイングMPCの利用可能な帯域幅を増やす
キューイングMPCには、階層型キューイングやVLAN単位キューイングなどのリッチキューイング機能を有効にするキューイングチップが含まれています。デフォルトでは、これらの MPC の 1 つのインターフェイスを通過するすべてのトラフィックもキューイング チップを通過するため、インターフェイスで使用可能な帯域幅が減少します。キューイング MPC の特定のインターフェイスで階層型キューイングまたは VLAN 単位キューイングが必要ない場合、キューイング チップをバイパスして利用可能な帯域幅を増やすことができます。
キューイング MPC のキューイング チップをバイパスするには、Junos OS リリース 14.2 以降を実行している必要があります。
Junos OS 18.2R1以降、インターフェイスでスケジューリングが必要ない場合に、vMXルーターでこのオプションを有効にしてvCPUを保存できます。
キューイング MPC 上のインターフェイス上のキューイング チップをバイパスするには、次の手順に従います。
リリース履歴テーブル
リリース
説明
18.2R1
Junos OS 18.2R1以降、インターフェイスでスケジューリングが必要ない場合に、vMXルーターでこのオプションを有効にしてvCPUを保存できます。
14.2
キューイング MPC のキューイング チップをバイパスするには、Junos OS リリース 14.2 以降を実行している必要があります。