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MICおよびMPCインターフェイスでのスケジューラ遅延バッファリング

出力段階での輻輳を制御するために、遅延バッファ帯域幅を設定できます。スケジューラー遅延バッファ帯域幅は、指定された遅延時間までバーストトラフィックを吸収するパケットバッファスペースを提供します。指定された遅延バッファがフルになると、ドロップ確率 100% のパケットがバッファのヘッドから破棄されます。

バッファサイズとは、バッファが使い切れ、パケットがドロップし始める前に、キューが輻輳期間中もパケットの送信を継続するために使用できる、ミリ秒のポート帯域幅の時間のことです。

MIC および MPC インターフェイスの場合、デフォルトの最大キュー バッファ サイズは次のとおりです。

  • 1 Gbps 未満のトラフィック レートで 500 ミリ秒。

  • 1 Gbps と高速のトラフィック レートで 100 ミリ秒。

  • MIC および MPC インターフェイスで設定されたすべてのトンネル インターフェイスで 100 ミリ秒

MIC または MPC モデルに応じて、4 KB から 256 MB までの明示的なバッファー サイズを設定できます。ただし、MIC および MPC インターフェイスは、大きな遅延バッファ サイズ設定ステートメント q-pic-large-bufferをサポートしていません。

MICおよびMPCラインカードでホストされるインターフェイスは、設定された遅延バッファパラメータのアプリケーションで特定の粒度を持っています。つまり、観察されたハードウェア値がユーザー設定の値と完全に一致しない可能性があります。それにもかかわらず、派生値は、許可されるとおりに設定された値に近い値です。

明示的なバッファー サイズを設定すると、256 個のポイントが利用可能になり、最も近いポイントが選択されます。高優先度キューと中優先度キューは 64 ポイントを使用し、優先度の低いキューは 128 を使用します。