集合型イーサネット・インターフェースでの階層型スケジューラの概要
MXシリーズルーターでは、インターフェイスセットを使用して、集約型イーサネットバンドルに階層型スケジューラを適用できます。この機能により、VLAN(仮想LAN)のグループを設定し、その帯域幅を制御できます。この機能はエグレスでのみサポートされています。
静的設定で作成された集合型イーサネット(AE)インターフェイスのインターフェイスセットを設定できます。AEインターフェイスでは、リンク保護モードまたは非リンク保護モードのいずれかで、サービスクラスパラメーターを設定できます。これらのパラメータは、AE物理インターフェイスレベルで設定できます。CoS 設定は、リンク保護モードのすべての AE メンバー リンクに対して完全に複製されます。AE インターフェイスをスケール モードまたは複製モードで動作するよう設定することで、これらのパラメーターを非リンク保護モードのメンバー リンクに適用する方法を制御できます。
インターフェイス セットのリンク メンバーシップ リストとスケジューラ モードは、インターフェイス セットが設定されている基になる集合型イーサネット インターフェイスから継承されます。集合型イーサネット・インターフェースがリンク保護モードで動作する場合、またはスケジューラ・モードがメンバー・リンクを複製するように設定されている場合、インターフェース・セットのスケジューリング・パラメーターは各メンバー・リンクにコピーされます。
集約されたイーサネット・インタフェースのスケジューラ・モードがメンバー・リンクの拡張に設定されている場合,スケジューリング・パラメーターは,アクティブ・メンバー・リンクの数(Aがバンドル内のアクティブ・リンクの数である1/Aであるスケーリング係数)に基づいて拡張され,各AEインターフェース・メンバー・リンクに適用されます。
インターフェイスセットを設定するには、 階層レベルで interface-set
ステートメントを [edit class-of-service interfaces]
含めます。
スケジューリングおよびキューイング パラメーターをインターフェイス セットに適用するには、 階層レベルで ステートメントを[edit class-of-service interfaces interface-name interface-set interface-set-name]
含output-traffic-control-profile profile-name
めます。
残りのトラフィックの出力トラフィックスケジューリングとシェーピングプロファイルを論理インターフェイスまたはインターフェイスセットに適用するには、 階層レベルまたは 階層レベルに [edit class-of-service interfaces interface-name]
ステートメントを[edit class-of-service interfaces interface-name interface-set interface-set-name]
含output-traffic-control-profile-remaining profile-name
めます。