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CoS コードポイント エイリアスについて

コードポイント エイリアスは、コードポイント ビットのパターンに名前を割り当てます。分類子、ドロッププロファイル マップ、 書き換えルールなどの他の CoS コンポーネントを設定する場合は、ビット パターンの代わりにこの名前を使用できます。

メモ:

このトピックは、EX4600 を除くすべての EX シリーズ スイッチに適用されます。EX4600は他のEXシリーズスイッチとは異なるチップセットを使用するため、EX4600のコードポイントエイリアスはQFXシリーズスイッチのエイリアスと一致します。EX4600 コードポイント エイリアスについては、「 CoS コードポイント エイリアスについて」を参照してください。

動作集約型分類子は、DSCP(差別化サービス コード ポイント)、IP 優先度、IEEE 802.1p ビットなどの CoS(サービス クラス)値を使用して、受信パケットを特定の CoS サービス レベルに関連付けます。スイッチでは、CoS コンポーネントを設定する際に、意味のある名前またはエイリアスを CoS 値に割り当て、ビットの代わりにこのエイリアスを使用できます。これらのエイリアスは仕様の一部ではありませんが、使用方法ではよく知られています。たとえば、DSCP 101110 のエイリアスは ef(expedited Forwarding)として広く受け入れられます。

クラスを設定し、分類子を定義するときは、エイリアス名でマーカーを参照できます。エイリアス名の観点からユーザー定義の分類子を設定できます。エイリアスの値が変更された場合、エイリアスを参照する分類子の動作が変更されます。

このトピックでは、以下について説明します。

デフォルトのコードポイントエイリアス

表 1 は、ビット値と標準エイリアス間のデフォルト のマッピングを示しています。

表 1:デフォルトのコードポイント エイリアス

CoS 値のタイプ

マッピング

DSCP CoS Values

Ef

101110

af11

001010

af12

001100

af13

001110

af21

010010

af22

010100

af23

010110

af31

011010

af32

011100

af33

011110

af41

100010

af42

100100

af43

100110

Bve

000000

cs1

001000

cs2

010000

cs3

011000

cs4

100000

Cs5

101000

nc1/cs6

110000

nc2/cs7

111000

IEEE 802.1p CoS Values

Bve

000

be1

001

Ef

100

ef1

101

af11

010

af12

011

nc1/cs6

110

nc2/cs7

111

Legacy IP Precedence CoS Values

Bve

000

be1

001

Ef

010

ef1

011

af11

100

af12

101

nc1/cs6

110

nc2/cs7

111