Junos Continuity ソフトウェアの概要

Junos Continuityは、ジュニパーネットワークスJunosオペレーティングシステム(Junos OS)をアップグレードすることなく、ネットワークに新しいハードウェアを導入できるソフトウェアパッケージです。Junos Continuityソフトウェアは、プラグイン可能なソフトウェアモジュールのように機能し、ハードウェアをオンラインにするために必要なドライバーとサポートファイルを提供することで、新しいハードウェアを導入できます。Junos Continuityソフトウェアパッケージの各バージョンは、MPC(モジュラーポートコンセントレータ)、電源モジュールなど、特定のタイプのハードウェアをサポートしています。導入するハードウェア コンポーネントをサポートする Junos Continuity ソフトウェア パッケージをダウンロードしてインストールできます。

Junos Continuityソフトウェアをインストールすると、選択したリリースのJunos OSに新しいハードウェアのサポートを追加できます。選出されたリリースは、Junos ContinuityソフトウェアをサポートするJunos OSのメンテナンスリリースです。選択したリリースに固有のJunos Continuityソフトウェアパッケージをダウンロードする必要があります。

Junos Continuityソフトウェアスタンドアロンパッケージは、MX240、MX480、MX960、MX2000ユニバーサルルーティングプラットフォームでのみサポートされています。

Junos Continuity ソフトウェア パッケージをインストールすると、Junos OS をアップグレードしなくても、ルーターで新しいハードウェアをサポートできるようになります。Junos Continuity ソフトウェア パッケージは、スタンドアロン パッケージまたは Junos OS にバンドルされているパッケージとしてインストールできます。

• スタンドアロンJunos Continuityプラグインのインストール—ルーターにインストールされているJunos OSのバージョンがJunos Continuityソフトウェアをサポートしている場合は、スタンドアロンJunos Continuityプラグインをインストールします。

• Junos OSと統合されたJunos Continuityプラグインをインストールする—ルーターにインストールされているJunos OSのバージョンがスタンドアロンJunos Continuityプラグインをサポートしていない場合は、統合パッケージを使用します。たとえば、Junos OS リリース 13.3 に Junos Continuity ソフトウェアをインストールする場合、Junos OS リリース 15.1F4 と Junos Continuity プラグインの両方を含む統合パッケージを使用できます。これは、Junos OSをJunos OS リリース15.1F4にアップグレードし、Junos Continuityソフトウェアをインストールするワンステップのプロセスです。