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arp-prefix-limit (Host Fast Reroute)

構文

階層レベル

説明

指定されたホスト高速リルート(HFRR)プロファイルの ARP プレフィックス制限をオーバーライドします。

HFRR を設定する場合、オプションの ARP プレフィックス制限によって、ARP ルート数の最大値が設定されるため、ルーティング テーブル内の HFRR プロファイルごとに作成される FRR ルートの数が決まります。この制限は、ARP 攻撃によるルーティング デバイスの仮想メモリの枯渇を防ぎます。

ARP プレフィックス制限を設定する 2 つの設定ステートメント(global-arp-prefix-limit および arp-prefix-limit)があり、1 つはグローバル [edit routing-options host-fast-reroute] 階層レベル、もう [edit routing-instances instance-name routing-options interface interface-name] 1 つは階層レベルです。global global-arp-prefix-limit ステートメントは、ルーティングデバイスに設定されたすべての HFRR プロファイルのデフォルトの ARP プレフィックス制限を設定します。ステートメントは arp-prefix-limit 、その保護されたインターフェースのHFRRプロファイルの を global-arp-prefix-limit 上書きします。

警告システム ログ メッセージは、HFRR プロファイルの ARP ルートが設定された制限の 80% に達すると開始されます。数値が 100% しきい値を超えると、HFRR プロファイルは非活動化されます。この場合、すべての ARP/FRR ルートがルーティング テーブルから削除されます。FRR ルートも転送テーブルから削除されます。

HFRR プロファイルが非活動化されると、ブラックアウト・タイマーが開始されます。このタイマーのタイムアウト値は、ARP キャッシュ タイムアウト(カーネル タイムアウト)+ 補足ブラックアウト タイマーです。

グローバルおよびHFRRごとのCLIステートメント(global-supplementary-blackout-timer および supplementary-blackout-timer)があり、補足ブラックアウトタイマーを設定できます。グローバル値は 階層レベルで、 [edit routing-options host-fast-reroute] ルーティング・デバイス上のすべての HFRR プロファイルに適用されます。ルーティングインスタンスインターフェイス [edit routing-instances instance-name routing-options interface interface-name] の値は 階層レベルであり、そのHFRRプロファイルのグローバル値のみを上書きします。

ブラックアウトタイマーが終了すると、HFRRプロファイルが再有効化され、Junos OSがARPルートを再学習して、HFRRルートを再作成します。ARP プレフィックス制限を再び超えなければ、HFRR ルートはアップになります。

HFRR プロファイルが非活動状態にある場合は、コミット操作のたびに、または コマンドで restart routing ルーティング・プロセス (rpd) が再始動されるたびに、ARP 状態の再評価が行われます。

既定

-arp-prefix-limit ステートメントを省略すると、 global-arp-prefix-limit デバイス上のすべての HFRR プロファイルに対して が有効になります。これらのステートメントの両方を省略すると、ホスト高速再ルートの ARP プレフィックス制限はありません。

オプション

number

許可されるARP HFRR ルートの最大数。

  • 範囲: 1〜10,000のHFRRルート

必要な権限レベル

routing—設定でこのステートメントを表示します。

routing-controlー設定にこのステートメントを追加します。

リリース情報

Junos OSリリース 12.2で導入されたステートメント。