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Junos OS Evolved搭載デバイスでのトレースイベントポリシー処理

イベント・ポリシーは、特定のイベントを受信すると自動的にトリガーされるため、出力を端末に送ることはありません。イベント ポリシーの実行に関する情報を取得するには、イベント ポリシーのトレース データを確認します。

Junos OS Evolvedは、デフォルトですべてのノード上のすべてのアプリケーションのトレースデータをキャプチャし、ルーティングエンジンに保存します。イベント・ポリシー・トレースは、すべてのイベント・ポリシー操作を追跡し、ログに記録します。収集されたトレースを表示して、実行されたポリシー、そのトリガーイベント、対応するイベントポリシーアクション、追加の操作、警告、エラーなど、イベントポリシーの処理に関する情報を確認できます。これは、イベント ポリシー トレース データを収集するために traceoptions を明示的に設定する必要がある Junos OS とは異なります。

イベント ポリシーのトレース データを表示する方法

Junos OS Evolvedは、プライマリルーティングエンジンで収集されたすべてのノードからのトレースデータを /var/log/traces ディレクトリに保存します。 master-eventd アプリケーションはイベント ポリシーを処理し、イベント ポリシー トレース データは node.master-eventd.sequence-number サブディレクトリに格納されます。

イベント ポリシー トレース データを表示するには、 show trace application master-eventd 運用モード コマンドを発行します。

terse オプションを含めると、タイムスタンプとメッセージのみが表示されます。

イベント ポリシーのトレース設定を変更する方法

Junos OS Evolvedは、デフォルトでイベントポリシー処理をトレースし、情報メッセージについては情報レベルですべてのアプリケーションをトレースします。 [edit system application] 階層レベルで特定のアプリケーションのトレース設定を行うことができます。例えば、特定のノード上のアプリケーションのトレース・レベルを指定できます。

イベント ポリシー トレース操作を変更するには、 [edit system trace application master-eventd] 階層レベルで設定を構成します。以下の例では、ノード re0 の通知レベルで master-eventd アプリケーションのトレースを構成します。

トレース設定の構成の詳細については、「 トレース」を参照してください。