Junos Spaceネットワーク管理プラットフォームを使用して、管理対象デバイスの設定を保存および復元できます。[構成ファイル] ワークスペースの [構成ファイルの復元] アクションを使用すると、任意のバージョンのバックアップ デバイス構成ファイルをデバイスに展開できます。また、編集したバージョンのコンフィギュレーション ファイルをデバイスに展開することもできます。コンフィギュレーション ファイルの復元には、Junos Space プラットフォームで選択したコンフィギュレーション ファイル バージョンのコンテンツをデバイスの実行コンフィギュレーション ファイルとマージするか、Junos Space プラットフォームで選択したバージョンのコンフィギュレーション バックアップ ファイルでデバイスの実行コンフィギュレーション ファイルを上書きします。
構成ファイルを復元すると、監査ログ エントリが自動的に生成されます。
Junos Space プラットフォームからデバイスにデバイス設定ファイルを復元するには、次の手順に従います。
- Junos Space プラットフォームの UI で、[構成ファイル] > [構成ファイルの管理] を選択します。
- [構成ファイルの管理] ページで、復元する構成ファイルを選択します。(すべてを復元するには、最初の列ヘッダーの横にあるチェック ボックスをオンにします)。
- 「アクション」メニューから「構成ファイルのリストア」を選択します。
[構成ファイルの復元] ダイアログ ボックスが表示され、選択したファイルの名前、デバイスの名前、デバイスに復元するバージョン、および復元の種類が表示されます。デフォルトでは、最新バージョンのコンフィギュレーション ファイルがデバイス上の既存のコンフィギュレーションとマージされます。どの列もデフォルトで表示されていない場合は、表示されている列の横にある下矢印をクリックし、「列」リストから表示する列を選択します。
- [ConfigFile バージョン] 列に表示されているバージョン番号の横をクリックすると表示されるドロップダウン リストから、必要なバージョンを選択します。
設定のバージョンがバックアップされた日時がバージョン番号の横に表示されます。
- [ タイプ ]列に表示される用語をクリックしたときに表示されるリストからリストアのタイプを選択します。Junos Space プラットフォーム上の構成ファイルの内容をデバイス上の既存の構成ファイルとマージするか、デバイスの実行コンフィギュレーション ファイルを候補構成ファイル(「構成ファイル」ワークスペースで編集した構成ファイル)または Junos Space Platform の構成バックアップ ファイルで上書きするかを選択できます。
- (オプション)後で構成ファイルを復元するには、 後でスケジュール する チェックボックスを選択し、カレンダーアイコンとドロップダウンリストを使用して、それぞれ日付と時刻を指定します。
[後でスケジュールする] チェック ボックスをオンにしない場合、[構成ファイルの復元] ダイアログ ボックスの [復元] をクリックするとすぐに構成ファイルが復元されます。
- [構成ファイルの復元] ダイアログ ボックスで [ 復元 ] をクリックします。
[構成ファイルの復元] ダイアログ ボックスが表示されます。ダイアログ ボックスには、復元操作が正常にスケジュールされたことを示すメッセージが表示され、ジョブ ID へのリンクも表示されます。
- [ OK ] をクリックして [構成ファイルの管理] ページに戻るか、ジョブ ID リンクをクリックして復元ジョブの詳細を表示します。復元アクションが成功した場合は、[ジョブ管理] ページの [状態] 列に成功と表示されます。デバイスにアクセスできない場合、そのデバイスはスキップされ、ジョブのステータスは失敗を示します。
- 失敗した復元ジョブのエントリをダブルクリックします。
[構成ファイル管理ジョブの状態] ページが表示されます。
- [構成ファイル管理ジョブの状態] ページの [ 状態 ] 列から、失敗したジョブを見つけます。
- 失敗したジョブの場合は、[説明] 列の [結果の表示] をクリックします。
[ジョブの説明] ページが表示され、失敗の理由が表示されます。
- [ 閉じる] をクリックします。
「構成ファイル管理ジョブの状況」ページに戻ります。
- コンフィギュレーション・ファイル管理ジョブ状況ページ右上の[X]アイコンをクリックし,ジョブ管理画面に戻ります。
設定ファイルがデバイスに復元されたことを確認するには、別のバックアップ操作を実行してから、バージョンを比較します( 設定ファイルの比較を参照)。