デバイス検出プロファイルの作成
デバイス検出プロファイルを作成して、デバイスターゲット、プローブ、認証モードと認証情報、SSHフィンガープリント、Junos Spaceネットワーク管理プラットフォームへのデバイス検出スケジュールの設定セットを作成します。ディスカバリーのスケジューリングに加えて、デバイス・ディスカバリー・プロファイルを実行することで、ディスカバリー・プロセスを手動で開始することができます。詳細については、「 実行中のデバイス検出プロファイル」を参照してください。
デュアル ルーティング エンジンを搭載したデバイスを検出するには、常に現在のプライマリ ルーティング エンジンの IP アドレスを指定します。現在のプライマリIPアドレスを指定すると、Junos Spaceネットワーク管理プラットフォームがデバイスと冗長性を管理します。プライマリルーティングエンジンに障害が発生した場合、バックアップのルーティングエンジンが引き継ぎ、Junos Spaceネットワーク管理プラットフォームは、デバイスをダウンさせることなく自動的に移行を管理します。
Junos OS を実行しているデバイスで検出を開始すると、Junos Space ネットワーク管理プラットフォームは、以下のコマンドをデバイスにプッシュすることで、SSH 経由の NETCONF プロトコルを自動的に有効にします。
set system services netconf ssh
デバイス検出プロファイルを作成するには、以下のタスクを実行します。
デバイス ターゲットの指定
デバイス ターゲットは、Junos Space ネットワーク管理プラットフォームで検出するデバイスの IP アドレスまたはホスト名です。
Junos Space ネットワーク管理プラットフォームで検出するデバイス ターゲットを指定するには、以下の手順に従います。
プローブの指定
プローブは、ネットワーク上のデバイス(ping、SNMP、SSH)を見つけるために使用されるプロトコルです。
[プローブの指定] ページでプローブを指定するには、
認証方法の選択と資格情報の指定
検出するデバイスの認証モードを選択できます。認証情報ベースの認証では、CSV ファイルでデバイス ログイン認証情報をすでに指定している場合、[資格情報の指定] ページをスキップできます。認証情報ベースの認証では、共通の管理者名とパスワードを指定して、検出しようとしている各ターゲットデバイスへの SSH 接続を確立できます。鍵ベース認証を使用している場合、Junos Space ネットワーク管理プラットフォームから生成された鍵があるか、または秘密鍵がコンピューターになければなりません。
[資格情報の指定] ページで認証および資格情報のモードを指定するには、以下の手順にしたがっています。
認証情報ベースの認証を使用するには、
- [認証タイプ] 領域で、[ 資格情報ベースの認証 オプション] ボタンを選択します。
- [ユーザー名] フィールドに、管理者ユーザー名を入力します。
- [パスワード] フィールドに管理者パスワードを入力します。
- [パスワードの確認] フィールドで、管理者パスワードを再入力します。
鍵ベース認証を使用するには、次の手順に基づいて行います。
(オプション)SSHフィンガープリントの指定
必要に応じて、ターゲットデバイスのSSHフィンガープリントを指定または変更します(CSVファイルを使用してフィンガープリントを指定した場合)。フィンガープリントを指定しない場合、Junos Space ネットワーク管理プラットフォームは、デバイスに初めて接続するときにフィンガープリントの詳細を取得します。デバイス検出時にフィンガープリントを指定できるのは、ジュニパーネットワークスのデバイスに対してのみです。CSVファイルでSSHフィンガープリントをすでに指定している場合は、このタスクをスキップできます。
[デバイスフィンガープリントの指定] ページで SSH フィンガープリントを指定するには、以下の手順に従います。
デバイス検出のスケジューリング
デバイス検出プロファイルをスケジュールして、デバイスを Junos Space ネットワーク管理プラットフォームで検出します。
デバイス検出プロファイルをスケジュールしてデバイスを検出するには、以下の手順に従います。