デバイス管理の概要
Junos Spaceネットワーク管理プラットフォームの「デバイス」ワークスペースは、ネットワーク内のデバイスの管理を簡素化します。デバイス検出プロファイルまたはモデルデバイスワークフローを使用して、複数のデバイスをJunos Spaceプラットフォームデータベースに追加します。次のタスクを実行して、デバイス ワークスペースからデバイスを管理、構成、監視できます。
管理対象デバイスの接続ステータスと管理ステータスを表示します。
デバイスの物理インターフェイスの運用および管理ステータスを表示します。
電源、シャーシ カード、ファン、FPC(フレキシブル PIC コンセントレータ)、使用可能な PIC スロットに関する情報など、選択したデバイスのハードウェア インベントリを表示します。
モードを変更してデバイスを認証します。
デバイスに設定を表示、変更、導入します。たとえば、サービス注文をデプロイして、管理対象デバイスでサービスをアクティブ化します。
スクリプトを実行し、CLIコンフィグレットをデバイスに適用します。
デバイスに関連付けられた、または実行されたスクリプトと、デバイス上でステージングされたデバイス イメージに関する情報を表示します。
Junos Spaceユーザーインターフェイスからデバイスにアクセスし、デバイス上でコマンドを実行します。
ネットワークがレコードのシステムである場合は、管理対象デバイスを Junos Space ネットワーク管理プラットフォームデータベースと再同期して、デバイスとデータベースの両方に同じデバイス構成が含まれるようにします。(Junos Space ネットワーク管理プラットフォームが記録のシステムである場合、この機能は利用できません。
プラットフォーム別のデバイス数やJunos OSリリース別のデバイス数など、ネットワーク内の管理対象デバイスに関する統計を表示します。
デバイスのクローンを作成します。
デバイスを再起動します。
デバイスの問題を監視およびトラブルシューティングします。
このトピックでは、以下について説明します。
管理対象デバイスと管理対象外デバイス
Junos Spaceプラットフォームでは、以下の種類のデバイスをJunos Spaceプラットフォームデータベースに追加できます。
管理対象デバイス - 管理対象デバイスは、Junos OSを実行するジュニパーネットワークスのデバイスです。Junos Spaceプラットフォームでサポートされるジュニパーネットワークスのデバイスの詳細については、 Junos Spaceネットワーク管理プラットフォームでサポートされているジュニパーネットワークスデバイスを参照してください。
アグリゲーションデバイスとして動作するMX480やMX960ルーターなどのジュニパーネットワークスデバイスには、アグリゲーションデバイスが接続されているサテライトデバイスの数とアグリゲーションデバイスのモード(つまり、シングルホームまたはマルチホーム)が表示されます。インベントリとインターフェイスの詳細については、 デバイスインベントリの概要を参照してください。アグリゲーション デバイス、サテライト デバイス、Junos Fusion テクノロジの詳細については、 Junos Fusion のマニュアルを参照してください。
管理対象外デバイス - 管理対象外デバイスは、ジュニパーネットワークス以外のデバイスです。Junos Spaceプラットフォームは、管理対象外デバイスのIPアドレスとホスト名を表示します。管理対象外デバイスの管理ステータスは管理対象外です。複数の列のデバイスステータスはNAとして表示されます。詳細については、「 管理対象デバイスの表示」を参照してください。Junos Space ネットワーク管理プラットフォームへの管理対象外デバイスの追加については、「 管理対象外デバイスの追加」を参照してください。
IPv4およびIPv6アドレスのサポート
Junos Spaceプラットフォームは、以下のデバイス管理タスクでIPv4とIPv6の両方のアドレスをサポートします。
デバイスの検出
管理対象外デバイスの追加
接続プロファイルの作成とデバイスのモデリング
Secure Console を使用したデバイスへの接続
デバイスへのRSAキーのアップロード
これらのタスクに対して手動または CSV ファイルを使用して入力した IP アドレスは、IP アドレスの形式に基づいて検証されます。
災害復旧のアービター デバイスは、パスワードベースの認証を使用する必要があります。