SRX2300でJunos OSを構成する
SRX2300ファイアウォールにはJunos OSがプリインストールされた状態で出荷されており、デバイスの電源を入れるとすぐに設定できます。初期設定は、J-Web GUI、Juniper Security Director on Premise、Juniper®® Security Director Cloud、またはCLIを使用して実行できます。
J-Webを使用したSRX2300の設定
J-Webインターフェイスは、コマンドなしでファイアウォールを操作できるWebベースのグラフィカルインターフェイスです。
工場出荷時のデフォルト設定を持つ新しいデバイスのJ-Webインターフェイスにアクセスするには、次の手順に従います。
Juniper® Security Director Cloudを使用してSRX2300を設定
Juniper® Security Director Cloudは、ネットワークをセキュアアクセスサービスエッジ(SASE)アーキテクチャに安全に移行するのに役立つ、クラウドベースのSaaS(Software-as-a-Solution)ポータルです。
『 SRXシリーズファイアウォールをSecurity Director Cloudにオンボード する』ガイドの手順に従って、デバイスを設定します。
SRX2300上のCLIへのアクセス
CLI からのルート認証と管理インターフェイスの設定
デバイスの初期設定は、コンソール ポートから実行する必要があります。
デバイスを設定する前に、次の情報を収集します。
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ルート認証
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管理インターフェイスの IP アドレス
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既定のルート
ルート認証と管理インターフェイスを設定するには:
SRX2300の工場出荷時のデフォルト設定
ファイアウォールは工場出荷時のデフォルト設定で設定されています。デフォルトの構成には、次のセキュリティ構成が含まれています。
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trustとuntrustの2つのセキュリティゾーンが作成されます。
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trustゾーンからuntrustゾーンへの送信トラフィックを許可するセキュリティポリシーが作成されます。
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送信元ネットワークアドレス変換(NAT)はtrustゾーンで設定されます。
現在のアクティブな設定に失敗した場合、 load factory-default
コマンドを使用して工場出荷時のデフォルト設定に戻すことができます。
SRX2300ファイアウォール工場出荷時のデフォルト設定の表示
CLIを使用してファイアウォールの工場出荷時のデフォルト設定を表示するには、次の手順に従います。