SCBE-MX MX960使用するアップグレード
このトピックでは、ルーターをオフラインにすることなく、MX960、MX480、MX240ルーターをアップグレードして、SCBE-MXを使用する方法について説明します。この「インサービス」アップグレードは、DPC、MS-DPC、MPC1、MPC2、または MPC3 ライン カードを使用する MX ルーターでのみ動作します。MX ルーターに別のタイプのライン カードがある場合は、アップグレードを行う前にルーターをオフラインにする必要があります。
Junos OS MX-MPC3E-3D または MX-MPC3-3D MPC を使用したルーター上の SCBE-MX へのインサービス アップグレードはサポートされません。MX ルーターにこのようなMPCがある場合は、アップグレードを行う前にシステムをシャット ダウンする必要があります。インサービス アップグレードでは、サービスが中断される可能性があります。
アップグレードを行う前に、プライマリ プロトコルの動作モードに telnet ルーティング エンジン CLIを開き、コマンドを発行 configure exclusive
します。このコマンドは、アップグレード プロセス中に誤って変更されないように設定をロックします。
アップグレード プロセス中にトラフィック ロスを防ぐには、ライン カードを 50% のライン レートで操作することをお勧めします。この 50% の制限は、各ライン カードの PFE ごとに維持する必要があります。
アップグレードの準備
SCBE-MX にアップグレードする前に、以下を実行します。
スペア スロット 2 の SCB-MX をアップグレードする(SCB 2)
バックアップ スロット 1(SCB 1)ルーティング エンジン SCB-MX をアップグレードする
プライマリ カード スロット 0(SCB 0)ルーティング エンジン SCB-MX をアップグレードする
プライマリ スロットで SCB-MX をアップグレードするには、次ルーティング エンジンします。