MX304ルーターで初期設定を実行する
ルーターは、Junos OS(オペレーティングシステム)が事前にインストールされた状態で出荷され、ルーターの電源を入れると設定できます。BIOS ストレージ用のベースボードには、16 MB の内部 NAND フラッシュ メモリ デバイスが 2 台あります。USB ストレージ デバイスは、ルーティング エンジン パネルのフェースプレートのスロットに挿入できます。また、M.2 ベースのソリッド ステート ドライブ(SSD)スロットも 2 個サポートしています。これらの2つのSSDデバイスは、プライマリブートデバイス(sda と sdb)として機能します。ルーターが起動すると、初めてUSBフラッシュ メモリ ドライブで Junos OS イメージを起動します(検出された場合)。USBフラッシュ ドライブがルーターに挿入されていない場合、または試みが失敗した場合、ルーターは次にプライマリブートデバイスを試してから、セカンダリブートデバイスを試みます。
MX304ルーターには、ゼロタッチプロビジョニング(ZTP)機能を有効にする工場出荷時のデフォルト設定が同梱されています。これらの設定は、スイッチの電源を入れるとすぐにロードされます。この場合ルーターを手動で設定するため 初期設定の一部としてZTP設定を削除します
ZTP を使用しない場合、JUNos OS CLI(コマンドライン インターフェイス)を使用して、コンソール ポート(CON)を介して MX304 ルーターの初期設定を実行する必要があります。MX304にデュアルルーティングエンジンがある場合は、各ルーティングエンジンでこれらの手順を実行する必要があります。各ルーティングエンジンの管理インターフェイスに固有の管理IPアドレスを指定してください。両方のルーティングエンジン間で設定グループを使用して単一の設定ファイルを共有する方法については、 デュアルルーティングエンジンを搭載したデバイスで初めてJunos OS を設定するを参照してください。
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ルーターのホストとドメイン名
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管理およびループバック インターフェイスの IP アドレスとサブネット マスク
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管理ネットワーク用のデフォルト ゲートウェイの IP アドレス
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DNS サーバーの IP アドレス
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root ユーザーのパスワード
この手順は、ルーターをネットワークに接続しますが、トラフィックの転送を有効にしません。ルーターによるトラフィック転送の有効化に関する詳細(例を含む)については、Junos OS 設定ガイドを参照してください。
ソフトウェアを設定するには: