MX2010冷却システムのトラブルシューティング
問題
説明
次のアラーム、LED、およびその他の状態は、冷却システムに問題があることを示しています。
赤色のアラームは、ルータの温度が最大(「温度ホット」)しきい値を超えたことを示します。
電源システムの自動シャットダウンは、ルーターの温度が最大(「温度ホット」)しきい値を超えたために発生しました。
赤色のアラームは、ファンに障害が発生したことを示します。
黄色のアラームは、ルーターの温度が「温度ウォーム」しきい値を超えていることを示します。
黄色のアラームは、ファントレイの 1 つが取り外されたことを示します。
ファン トレイ内の 1 つ以上のファンは、フルスピードで動作します。CB-REは、ミッドプレーンとルーターコンポーネントのセンサーによって検出された温度を常に監視し、必要に応じてファンの速度を調整します。
ソリューション
冷却システムのトラブルシューティングを行うには:
シャーシ背面の排気口の近くに手を置き、ファンがシャーシから空気を押し出しているかどうかを確認します。
クラフト インターフェイスの赤色のアラームLEDが点灯している場合、クラフト インターフェイスのディスプレイを見て問題の原因を見つけてください。アラーム条件の数と各アラームのソースが画面に表示されます。
クラフト インターフェイスの表示に 1 つのファン障害のみが表示され、他のファンが正常に機能している場合は、ファンが故障している可能性があり、ファン トレイを交換する必要があります。
CLI を使用して、ファンのステータスを確認します。たとえば、次のコマンドを発行して、アラーム条件のソースに関する情報を取得できます。
user@host>show chassis alarms
アラームについては、 表 1 を参照してください。
表1:MX2010冷却システムアラーム コンポーネント
アラームの種類
CLIメッセージ
アラーム条件
ソリューション
ファン
赤
fan-name 失敗
ファンに障害が発生しました。
ファン トレイを交換します。
温度センサー
赤
高温
シャーシの温度が高温しきい値を超えました。この状態が続く場合、ルーターはシャットダウンします。
室温が許容範囲内であることを確認します。
十分な空気の流れがあることを確認します。
シャーシの冷却システムが正しく動作していることを確認します。
温度センサーの故障
温度センサーが故障しました。
JTACへのお問い合わせ
黄色
暖かい温度
シャーシの温度がウォーム温度のしきい値を超えました。
室温が許容範囲内であることを確認します。
十分な空気の流れがあることを確認します。
シャーシの冷却システムが正しく動作していることを確認します。