SRX4700ファイアウォール

SRX4700次世代ファイアウォールは、サービスプロバイダ、クラウドプロバイダ、大規模企業向けに設計されています。電力効率に優れた1 Uデバイスであり、業界最高レベルのラックユニットあたり最大1.4 Tbpsのファイアウォールスループットを実現します。有線速度のMACsecにより移動中のデータを保護する400 Gbpsインターフェイスをサポートします。

SRX4700は、ネットワーキングとセキュリティを1つのプラットフォームに統合しています。ゼロトラスト機能、EVPN-VXLANファブリック統合、AI予測による脅威防御を備えており、極めて高いセキュリティ有効性を発揮します。Juniper Security Director Cloudで一元管理でき、ハイパフォーマンスなIPsec VPN、キャリアグレードのネットワークアドレス変換(CGNAT)、統合ポリシー管理でネットワークを確実に保護します。

SRX4700ファイアウォールは、ジュニパーのConnected Security Distributed Services Architectureに不可欠であり、企業がネットワーク全体でゼロトラストを運用できるようサポートします。

製品の方向性に関する記述

主な特長


ファイアウォールパフォーマンス(最大)

1.4 Tbps

IPSパフォーマンス

110 Gbps

VPNパフォーマンス

90 Gbps

最大同時セッション数

6,000万

特長とメリット

分散型セキュリティサービス

SRX4700は、ジュニパーのConnected Security Distributed Services Architectureの一部です。単一障害点を排除し、シャーシのサイズやフォームファクターに伴う制約を取り除くことができます。フォームファクターに関係なく、水平方向に柔軟に拡張し、すべてのセキュリティサービスを1つの論理ユニットとして管理することで、複雑さを伴うことなく無限に近い拡張性を実現します。

AIと自動化

このファイアウォールのAI予測による脅威防御機能は、攻撃ライフサイクル全体にわたって既知の脅威とゼロデイ脅威をラインレートで阻止します。これにより、初期および後続の攻撃からネットワークを安全に保つことができます。自動化と単一のポリシーフレームワークにより、簡単にポリシーを構成し、管理できます。それらのポリシーは、ユーザー、デバイス、データがどこに移動しても適用されます。

実証済みの効果

Juniper Advanced Threat Prevention、およびSRXシリーズファイアウォールの侵入検知/防御機能は、過去4年間にわたり、最も効果的なソリューションであることがCyberRatingsやその他の客観的なサードパーティテストで証明されています。

ゼロトラストセキュリティを搭載

SRX4700では、暗号により署名された、一意の802.1AR標準デバイスID(DevID)がTrusted Platform Module(TPM)2.0に保存されています。DevIDは、ハッカーによるなりすましのリスクを緩和するために、製造時にインストールされます。

Express Pathによる最適化

ラインレートのハードウェアアクセラレーションにより、パフォーマンスやセキュリティを犠牲にすることなく、侵入検出および侵入防御、アプリケーションID、ステートフルファイアウォール、NATなど、レイヤー4からレイヤー7のサービスのパフォーマンスが高速化されます。

EVPN-VXLAN

EVPN-VXLAN(EVPNタイプ5ルート)の構成サポートにより、EVPN-VXLANファブリック全体にセキュリティが組み込まれます。これにはアンダーレイからオーバーレイまで、ワークロードが存在するあらゆる場所が含まれます。

Juniper Secure Connect

柔軟性の高いジュニパーのSSL VPNとIPsecアプリケーションを使用することで、動的で適応性が高く、セキュアな方法で、企業リソースやクラウドリソースへのVPNアクセスをリモート従業員に提供できます。

Security Director Cloud

Juniper Security Director Cloudを使用することで、オンプレミス、クラウドベース、クラウド配信、ハイブリッドセキュリティ導入のすべてにおいて、シンプルでシームレスなファイアウォール管理エクスペリエンスを実現できます。途切れることのない可視性、ポリシー設定、管理、収集した脅威インテリジェンスを、すべて1つのインターフェイスで一元管理できます。

99.9%のセキュリティ有効性

攻撃ブロック率99.9%、誤検知率0%を記録したジュニパーが、CyberRatingsのエンタープライズネットワークファイアウォールレポートで「AAA」評価を獲得。

レポートを読む

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セキュリティ

ネットワーク脅威を認識させましょう。Juniper Connected Securityは、クライアントからクラウドにいたるまで、ネットワーク全体のすべての接続ポイントにセキュリティを拡大することで、ユーザー、データ、インフラストラクチャを保護します。

次世代ファイアウォール

ジュニパーの次世代ファイアウォールは、IDベースのポリシー、マイクロセグメンテーション、VPN接続、検証済みの脅威の防御を通して攻撃のリスクを軽減し、データ、ユーザー、デバイスの細部にわたる管理を提供します。

パブリッククラウドのセキュリティ

シンプルな導入、一貫したセキュリティ、あらゆるレベルで統一された管理により、パブリッククラウドの導入を安全に加速します。アプリケーションとインスタンス間、さらには環境全体のワークロード内

ゼロトラストのデータセンターセキュリティ

ジュニパーのゼロトラストデータセンターセキュリティは、セキュリティを運用化し、ネットワーク全体にゼロトラストを拡張することで実証済みの効率性で脅威を防止し、分散されたデータセンターを保護します。統一された管理、コンテキストドリブンによるネットワーク全体の可視性、単一のポリシーフレームワークにより、ジュニパーはハイブリッド環境全体のユーザー、データおよびインフラストラクチャを保護します。

SRX4700ファイアウォールに関するFAQ

SRX4700ファイアウォールとは何ですか?

SRX4700は、サービスプロバイダ、クラウドプロバイダ、大規模企業向けに設計された高性能なNGFW(次世代ファイアウォール)です。サービスプロバイダのモバイルコア、無線アクセス、ローミングネットワークを保護します。さらに、大規模なデータセンターコア、 エッジ、サービスプロバイダのマルチアクセスエッジコンピューティング(MEC)ネットワークの保護にも導入でき、セキュアなSD-WANハブとしても機能します。電力効率に優れたこの1 Uのファイアウォールは、業界最高レベルのラックユニットあたり最大1.4 Tbpsのファイアウォールスループットを一貫して提供します。400 GbEインターフェイスもサポートし、有線速度のMACsec暗号化により移動中のデータを保護します。

SRX4700ファイアウォールの主なメリットは何ですか?

主な3つのメリットについて説明します。

  • このファイアウォールは、ジュニパーのConnected Security Distributed Services Architectureに導入でき、高性能で拡張性に優れ、ネットワーク全体のゼロトラストセキュリティを可能にします。
  • SRX4700は、多数の高度なセキュリティサービスを共通のプラットフォームに統合しており、すべてのサービスをJuniper Security Director Cloudによって管理可能です。このため、ネットワーク全体に一貫したセキュリティポリシーを拡張性の高い方法で導入して適用できます。
  • 2 x 400 GbE I/Oポートなど、ポート密度が高く、拡張性に優れ、投資を保護できます。

SRX4700ファイアウォールは、どのような企業を対象にしていますか?

モバイルコア、無線アクセス、ローミング、データセンターコア、エッジネットワークを保護するサービスプロバイダ、クラウドプロバイダ、大企業は、SRX4700ファイアウォールからメリットを得られます。さらに、SRX4700はセキュアなSD-WANハブとして導入できます。

SRX4700ファイアウォールの主なユースケースは何ですか?

SRX4700は、さまざまなユースケースで導入できます。用途には、

  • エンタープライズ、サービスプロバイダ、クラウド環境のデータセンターエッジファイアウォール
  • エンタープライズ、サービスプロバイダ、クラウド環境のデータセンターコアファイアウォール
  • サービスプロバイダネットワークのCGNAT/N6/Giファイアウォール
  • モバイルネットワークオペレーターやサービスプロバイダのネットワークにおけるローミングファイアウォール
  • エンタープライズ環境のセキュアなSD-WANハブ

SRX4700ファイアウォールを購入するには、どうすればいいですか?

エキスパートで構成されるジュニパーのチームは、最初から最後までずっとお客様をサポートする体制を整えています。ビジネスニーズに最適なファイアウォールに関するガイダンスと推奨事項については、ジュニパーの営業部門にお問い合わせください

製品の方向性に関する記述

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