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2014

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ジュニパーネットワークス、世界初のキャリアグレード仮想ルーター「vMX」を発表

—新たな仮想製品群が「High-IQ Network」を強化し、ビジネスと運用の経済性を変革—

ジュニパーネットワークス(NYSE: JNPR)は、フラッグシップ製品である3Dユニバーサル・エッジルーター「MXシリーズ」の仮想版として、業界初となるキャリアグレードの仮想ルーター「vMX」を発表しました。「vMX」は、x86サーバ上でソフトウェアとして稼働します。これにより、サービスプロバイダや企業は、仮想ネットワークと物理ネットワーク双方のメリットをシームレスに活用することができ、迅速なサービス提供とコスト効率の優れた顧客ニーズへの対応を可能にします。

世界中で使用されるネットワーク端末の数は、2020年までに500億台を超えると推定されています1。サービスプロバイダは、経済を活性化させ、よりパーソナライズされた生活向上サービスを提供するため、単純なアクセスを超えた接続性の実現を目指しています。カスタマイズされたサービスへの欲求と依存が高まるなか、サービスプロバイダはこうしたニーズに対応しながら採算性の維持と収益拡大の機会を模索しています。そのためには、ビジネス展開に応じた新規サービスの開発やスケールアップ/スケールダウンをしながらハイパフォーマンスなインフラを維持してトラフィック量の増加に対応できる、より俊敏なアプローチを導入する必要があります。

また、企業のクラウド・サービスおよびプライベート・クラウドの導入・展開状況が示すように、企業もビジネスの俊敏性を高める方法を模索しています。企業が俊敏性と効率性の向上を求めてクラウドに期待するのにともない、クラウドのような柔軟かつ動的なネットワークを備えることも重要になります。「vMX」は、ネットワークにクラウドのような俊敏性を与え、内外のクライアントを支援するための新規アプリケーション、リソース、取り組みを迅速に展開することを可能にします。

ジュニパーネットワークスは、2006年に発表したグローバルのサービスプロバイダ上位100社の大半に導入されているルーティング・プラットフォーム「MXシリーズ」のパフォーマンスと信頼性における実績を仮想化によりクラウドで実現します。このソフトウェア主導のテクノロジーは、ビジネス・ニーズに応じてスケールアップ/スケールアウトする俊敏性をもたらします。

ジュニパーネットワークスの包括的な物理ルーターのポートフォリオと「vMX」の統合は、サービスプロバイダと企業が仮想ルーターと物理ルーターに共通する稼働環境を維持するうえで必要なツールを提供するほか、収益増加に応じたネットワークへの投資を可能にします。

「vMX」によって、キャリアグレードのルーティングを、仮想マシンのスピンアップで導入したり、仮想容量で柔軟に拡張したり、必要に応じて大容量ワークロード向けに高性能な物理的「MXシリーズ」に移行させることができます。これにより、顧客は小規模な導入、新規サービスの検証、急速な成長、採算性の維持をサービスのライフサイクル全体を通じて、より自由に選択できるようになります。

本ニュースのハイライト:

  • x86サーバ対応のフル機能を搭載する「MXシリーズ」
    「vMX」は、x86サーバ上でソフトウェアとして稼働するため、サービスプロバイダや企業は既存の「MXシリーズ」をベースとした新たなルーティング・ サービスを迅速に導入することができます。「vMX」は、ハードウェアを中心としたサービス展開に伴うリスクやコストを低減するため、サービスの提供手法 や提供モデルを新たに模索できるようになります。また、顧客の要求に応じたビジネス上の優先事項の変化に対し、サービスプロバイダや企業はx86サーバの リソースを状況に合わせて容易に再導入することができます。
  • 最適化された「Junos Trio」
    「vMX」は、世界で最も広く導入されているルーティングOSの1つであるジュニパーネットワークスの「Junos® OS」 で稼働し、「MXシリーズ」全体のポートフォリオと共通のプログラマブル・チップセット「Junos Trio」に対応します。既存のジュニパーネットワークス製品のユーザは、新たにトレーニングを受けずに既存の物理・仮想インフラ全体でシームレスに稼働 する機能群を利用できるようになります。
  • クラウド専用設計
    「vMX」は、x86サーバ上でネイティブに動作するよう新たに設計され、ジュニパーネットワークスのクラウド専用ソリューション「Contrail」お よびOpenStackによるオーケストレーション、ジュニパーネットワークスのネットワーク管理ソリューション「Junos Space」で管理することができます。「vMX」の包括的な機能群は、ビジネス・ニーズに応じて仮想ルーターと物理ルーターを活用する柔軟性により、通 信事業者とエンドユーザに一貫性のあるサービスを提供します。

また、ジュニパーネットワークスは、顧客が仮想化と自動化のメリットを活用するための高度なインテリジェント・ネットワーク「High-IQ Network」の構築を支援する新機能群を発表しました。

  • ジュニパーネットワークスの「Contrail」ポートフォリオを拡充する「Contrail Cloud」は、コンピューティング、ネットワーク、ストレージ、仮想化を統合する、クラウド・リソースのオーケストレーションとライフサイクル管理向けのOpenStackベースのソフトウェア・プラットフォームです。「Contrail Networking」(旧 称「Contrail」SDNコントローラ)との組み合わせにより、「Contrail Cloud」はターンキーのNFVソリューションを実現する基盤、フレームワーク、エコシステムにより、価値を実現するまでの時間を短縮するサービス開発 を促進します。また、ファイアウォール、アンチウイルス、アンチスパム、IPS(Intrusion Prevention System)を備えたジュニパーネットワークスの完全仮想セキュリティ・ソリューション「Firefly Perimeter」などの仮想ネットワーク機能を提供します。「Contrail Cloud」はすでに提供されており、AmdocsAkamai、Canonicalをはじめとするテクノロジー・パートナー各社にサポートされています。
  • また、ジュニパーネットワークスは、すべてのルーティング・プラットフォームに「Junos DevOps」の新機能を取り入れて強化し、ネットワーク・インフラにプログラマブルな基盤を提供する取り組みを発表しました。「Junos Continuity」は、OSのバージョン更新をせずにハードウェアの新機能やアップグレードを導入できる機能として、高価な検証や数カ月から数年にお よび生産性の遅延を回避します。「Junos Continuity」は、2015年第1四半期に提供を開始する予定です。さらに、「Junos」はPuppet、Chef、Ansibleなどの広範 なコンフィギュレーション管理ソリューションやRuby、Pythonなどのプログラミング言語によるIPおよびITドメインの統合が可能になり、世界で 最も幅広く導入されているOSネットワークでのアプリケーション動作をこれまで以上に円滑にします。

ジュニパーネットワークスは、戦略的パートナー各社との連携による充実した専門サービスを通じ、顧客による「High-IQ Network」への移行を支援します。評価、計画、移行サービスなどにより顧客の既存オペレーションでのロードマップ策定、設計、導入、統合をサポートするため、顧客の仮想化戦略への着手をすぐに支援することができます。

AT&Tのグローバル・サプライチェーン担当シニア・バイスプレジデントであるスーザン・ジョンソン(Susan Johnson)氏は、次のように述べています。「当社は、SDN(Software Defined Network)アーキテクチャでの使用に向けてジュニパーネットワークスの『vMX』を検証しています。顧客の要求の高まりに対応するためのイノベーションが急加速するなか、我々の業界では従来のハードウェア中心のネットワーク・インフラから、クラウドのような柔軟性を備えたソフトウェア中心のネットワーク・インフラへの移行が必要とされています。当社が取り組むDomain 2.0は、その移行プロセスを具現化したものです。」

Coltの戦 略、アーキテクチャおよびイノベーション担当ディレクターであるニコラス・フィッシュバック(Nicolas Fischbach)氏は、次のように述べています。「データセンター全体とキャリア・イーサネット・プラットフォームに仮想化技術を取り入れたパイオニ アとして、当社はこれらのイノベーションがビジネスにもたらす影響を確信しています。業界がネットワーク仮想化へと焦点を移すなか、ジュニパーネットワー クスが発表した多くのネットワーク機能を仮想化するソリューションに関心を寄せています。当社は、ジュニパーネットワークスと強固な関係を築いており、こ の分野における同社のリーダーシップに期待しています。」

ACGリサーチのCEO兼主席アナリストであるレイ・モタ(Ray Mota)氏は、次のように述べています。「サービスプロバイダがネットワークの一部を仮想ネットワークへと移行するうえでは品質と機能が損なわれないようにする必要があります。この問題に対し、ジュニパーネットワークスはMXルーターの簡易版ではなく、フル機能を備えたキャリアグレードの仮想ルーターとして『vMX』を発表しました。さらに、同一の『Junos』ソフトウェアを物理MXと仮想MXで稼働させることができ、いずれのプラットフォームでも一貫した運用レベルを確保します。また、あわせて発表された新たなDevOpsは、より自動化されたプログラマブルなIPおよびITネットワークの統合を求めるキャリアに最適な機能をもたらします。」

Amdocsの製品およびソリューションマーケティング担当バイスプレジデントであるレベッカ・プルードム(Rebecca Prudhomme)氏は、次のように述べています。「当社とジュニパーネットワークスは、サービスプロバイダによるネットワーク仮想化への移行を支援しています。ジュニパーネットワークスの『Contrail』によって、当社は仮想ネットワーキングの自動化とプログラマブルなサービスチェインの構築を実現し、物理ネットワークと仮想ネットワークを統合させることができました。サービスプロバイダの従来型ネットワーキングにおける豊富な経験とともに仮想化に取り組むジュニパーネットワークスは、自動化されたエンド・ツー・エンドのサービス管理ソリューションを構築するうえで重要なパートナーです。」

IBMのオープンテクノロジーおよびクラウド・パフォーマンス・ソリューション担当バイスプレジデントであるエンジェル・ルイス・ディアス(Dr. Angel Luis Diaz)氏は、次のように述べています。「当社とジュニパーネットワークスは、オープンクラウド・ソリューションにおける連携を続けています。両社はサービスの開発と効率的な提供におけるクラウドによる変革を通じて、サービスプロバイダと企業による新たな収益源の確保と運用の向上を実現するというビジョンを共有しています。ジュニパーネットワークスの『Contrail』とIBMのCloud OrchestrationをOpenStackベースで統合することにより、サービス自動化の容易性をネットワークに拡張し、インテリジェントな自動化とサービス提供のための新たな基盤を築くことができます。」

Akamaiのビジネス開発担当シニア・ディレクターであるアナンド・パリク(Anand Parikh)氏は、次のように述べています。「SDNとNFVにおけるジュニパーネットワークスの取り組みによって、加入者に新しく優れたサービスを提供する最良の方法を模索する事業者に多様な機会がもたらされています。ジュニパーネットワークスのイノベーションの精神と積極的な姿勢は、CDN(コンテンツ・デリバリ・ネットワーク)テクノロジーの向上を目指す当社の取り組みと合致しています。両社が共有するイノベーションの精神は先ごろ、Licensed CDN仮想化技術における当社のリーダーシップとジュニパーネットワークスのContrail Cloudシステムを活用した、業界初のElastic CDNソリューションのデモにおいても注目されました。Elastic CDNは、マルチ・スクリーンでのコンテンツ配信に対する需要がかつてないほど高まるなか、IPサービスプロバイダが直面している重要な課題に対処するためのソリューションです。」

Canonicalのクラウド・アライアンス担当バイスプレジデントであるジョン・ザノス(John Zannos)氏は、次のように述べています。「ジュニパーネットワークスが発表したキャリアグレードの仮想ルーター・テクノロジーは、OpenStackによって多様な革新的サービスをエンドユーザに提供するサービスプロバイダを支援する、重要なツールセットを提供するものです。Ubuntuクラウドパートナーであるジュニパーネットワークスのテクノロジーは、独自のOpenStack Interoperability Lab(OIL)で継続的な試験を実施され、25にのぼるCanonical OILパートナー・テクノロジーとの互換性を検証しています。今後はキャリアクラスNFV環境の厳しい要件を満たすことにより、サービスプロバイダが業務を中断せずにNFVベースの戦略を実施していけるよう支援します。ジュニパーネットワークスと協力し、OpenStackエコシステムの開発に取り組んでまいります。」

Intercloud Systemsの社長であるフランク・ジャデバイア(Frank Jadevaia)氏は、次のように述べています。 「サービスプロバイダにとって新しいネットワークサービスの導入は、多くの場合において非常に複雑で非効率的な取り組みです。ジュニパーネットワークスの『vMX』ルーターは、市販のハードウェアを利用してRuby、Python、Ansible、Puppet、Chefなどのプログラミング言語やツールに対応したオープンAPIをサポートしています。そのため、プラットフォームの改良にかかる時間が短縮され、お客様向けの革新的なテクノロジー・ソリューションの開発に注力することが可能になります。」

ジュニパーネットワークスの最高経営責任者(CEO)であるラミ・ラヒム(Rami Rahim)は、次のように述べています。「ジュニパーネットワークスの遺産は、現状に挑む精神に根ざしています。当社は仮想ネットワークと物理ネットワーク双方のメリットを活用できる選択肢をお客様に提供することで、業界に再び革新を起こそうとしています。当社の熱意を表す一例として、お客様のサービス満足度の向上、ブランド価値の向上、利益の保護を実現できるよう、最も売れているルーティング・プラットフォームを仮想化しました。これは、当社がお客様の成功を確信していることを物語っています。」

参考資料(英語):

Media Contact

エデルマン・ジャパン株式会社
岡田、安達、中田
電話:03-4360-9000
juniperjp@edelman.com

ジュニパーネットワークスについて

ジュニパーネットワークス(NYSE: JNPR)は、ルーティング、スイッチング、セキュリティにイノベーションをもたらします。ネットワーク・コアから消費者向けデバイスまで、ジュニパー ネットワークスのイノベーションはネットワーキング体験とビジネスを変革するソフトウェア、シリコン、システムを提供しています。ジュニパーネットワーク スに関する詳細な情報は、以下をご覧ください。 https://www.juniper.net/jp/TwitterFacebook

ジュニパーネットワークスのルーティングについて

ジュニパーネットワークスは、従来の考え方に果敢に挑戦する企業です。ジュニパーネットワークスは、シリコン、システム、ソフトウェアなど、ネットワーキング・テクノロジーにおける、すべての画期的なイノベーションによってルーティング・ソリューションを実現しています。これらのイノベーションは、業界におけるパフォーマンス、スケール、迅速なサービス提供のベンチマークとして、今後も顧客が優れたネットワークを構築する際に競争優位性をもたらします。

【その他の情報】

J-Net: https://www.juniper.net/jp/jp/community/ ジュニパーネットワークスに関する最新情報を提供

  • Junos Central(英語)・・・ネットワークOS「Junos®」に関する各種情報を掲載
  • フォーラム・・・参加者同士で、情報交換ができる掲示板ウェブサイト
  • ブログ・・・ジュニパーネットワークスが運営する公式ブログ

Twitter: @Juniper_Japan Youtubeジュニパーチャンネル: http://www.youtube.com/junipernetworks

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