QFX10008およびQFX10016スイッチ

QFX10008スイッチとQFX10016スイッチは、要求の厳しいデータセンターキャンパス、およびルーティング環境をサポートする拡張性の高いネットワーク基盤を提供します。カスタムシリコンQ5 ASICsを使用するスイッチには、ディープバッファと1GbE/10GbE/40GbE/100GbE/200GbEインターフェイスオプションが含まれます。最大96Tbpsのスループットと、豊富なレイヤー2およびレイヤー3サービスをサポートする広範なラインカードを備えた製品で、長期的に投資を保護することができます。

アーキテクチャに柔軟性があるため、独自のソリューションに限定されることがありません。スイッチは、スパインアンドリーフファブリックやEVPN-VXLANオーバーレイアーキテクチャーなど、多様なネットワーク環境で動作します。

ターンキーのJuniper Apstra インテントベースネットワーク構築ソフトウェアでQFX100008およびQFX10016スイッチを管理することで、ネットワークライフサイクル全体が自動化され、設計、導入および運用が簡素化され、クローズドループアシュアランスが得られます。

主な特長


導入事例:データセンター・ファブリック・スパイン

シャーシオプション:

  • QFX10008:13 Uシャーシ、最大8枚のラインカードを搭載可能
  • QFX10016:21 Uシャーシ、最大16枚のラインカードを搭載可能

ポート密度:

  • QFX10000-30C-M:30 x 100/40GbE、MACsecに対応
  • QFX10000-30C:30 x 100/40GbE
  • QFX10000-36Q:36 x 40GbEあるいは12 x 100GbE
  • QFX10000-60S-6Q:6 x 40GbEあるいは2 x 100GbEを備えた60 x 1/10GbE
  • QFX10000-12C-DWDM:6 x 200Gbps

スループット:最大96Tbps(双方向)
ディープバッファ:ポート当たり100 ms
のPrecision Time Protocol (PTP)

特長とメリット

ハイスループット

低遅延/低ジッターで最大96Tbpsの双方向有線速度スイッチングを実現するスイッチで、完全なレイヤー2および3性能を提供します。

アーキテクチャの柔軟性

レイヤ2およびレイヤ3ネットワークのIPファブリックやEVPN-VXLANオーバーレイをサポートし、新しいサービスの迅速な導入とサポートに必要となる柔軟性が得られます。

MACsec保護

最大100GbEの速度のMACsec機能が、データセンターでトラフィックを暗号化する高性能メソッドを提供します。

ディープバッファ

ポートあたり100ミリ秒のバッファがネットワークトラフィックの急増を吸収し、広範囲にわたるパフォーマンスを確保します。スイッチは、最大12GBの合計パケットバッファをサポートします。

ファブリック管理

インテントベースのJuniper Apstraソフトウェアが、IP-EVPNファブリックにDay 0からDay 2以降をすべてカバーする機能を提供するため、データセンターでクローズドループアシュアランスが得られます。

顧客の成功事例

カナダの新興企業がCENGNのクラウドの限界を超える

イノベーションを加速することは、強力な経済と国家競争力の鍵であり、カナダにおいてその使命は、次世代ネットワークの中核拠点であるCENGNに託されています。CENGNは、中小企業にクラウドベースのインフラストラクチャを提供し、テクノロジーを検証して製品の商品化を加速します。

CENGNの画像

QFX シリーズ スイッチ

QFXシリーズを他のQFX製品と比較してご覧ください。
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QFX10008 および QFX10016

QFX10008およびQFX10016スイッチは、最も要求の厳しいデータセンターキャンパス、およびルーティング環境をサポートします。カスタムシリコンQ5 ASIC、ディープバッファ、および最大96Tbpsのスループットにより、長期的な投資保護のための柔軟性と容量を提供します。

技術的な特長

導入事例:データセンター・ファブリック・スパイン

シャーシオプション:

  • QFX10008:13 Uシャーシ、最大8枚のラインカードを搭載可能
  • QFX10016:21 Uシャーシ、最大16枚のラインカードを搭載可能

ポート密度:

  • QFX10000-30C-M:30 x 100/40GbE、MACsecに対応
  • QFX10000-30C:30 x 100/40GbE
  • QFX10000-36Q:36 x 40GbEあるいは12 x 100GbE
  • QFX10000-60S-6Q:6 x 40GbEあるいは2 x 100GbEを備えた60 x 1/10GbE
  • QFX10000-12C-DWDM:6 x 200Gbps

スループット:最大96Tbps(双方向)
ディープバッファ:ポート当たり100 ms
のPrecision Time Protocol (PTP)

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QFX10002

QFX10002 固定構成型スイッチは、今日のきわめて高度な要件を伴う データ センターキャンパス、ルーティング環境向けに設計された高密度で拡張性に優れたプラットフォームです。コンパクトな 2 U 筐体にすべてのパワーと機能を搭載しています。

技術的な特長

導入事例:データセンターファブリックリーフ/スパイン型

ポート密度:

  • QFX10002-36Q:36 x 40GbE QSFP+あるいは12 x 100GbE QSFP28
  • QFX10002-72Q:72 x 40GbE QSFP+または 24 x 100GbE QSFP28
  • QFX10002-60C:60 x 40/100 GbE QSFP+/QSFP28 x 64

スループット:最大2.88/5.76/12 Tbps(双方向)

ディープバッファー:ポート当たり100 ms
のPrecision Time Protocol (PTP)

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QFX5120

QFX5120シリーズは、低レイテンシーのレイヤー2/レイヤー3機能や高度なEVPN-VXLAN機能を必要とするデータセンター、データセンターエッジ、データセンターの相互接続およびキャンパスへの導入を想定して設計された1/10/25/40/100GbEスイッチを提供します。

技術的な特長

導入事例:データセンターファブリックリーフ/スパイン、キャンパス分散/コア、MACsecを必要とするアプリケーション

ポート密度:

  • QFX5120-48T:48 x 1/10GbE RJ-45、6 x 40/100GbE QSFP+/QSFP28
  • QFX5120-48Y:48 x 1/10/25GbE SFP/SFP+、8 x 40/100GbE QSFP+/QSFP28
  • QFX5120-48YM:48 x 1/10/25GbE SFP/SFP+、8 x 40/100GbE QSFP+/QSFP28
  • QFX5120-32C:32 x 40/100GbE QSFP+/QSFP28、2 x 10GbE SFP+

スループット:最大2.16/4/6.4Tbps(双方向)

MACsec:全ポートにAES-256暗号化機能を搭載(QFX5120-48YM)

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これらのソリューションでQFX10008およびQFX10016を検索

データセンターの相互接続

ジュニパーのDCIソリューションは、従来の拡張性の制約、ベンダーロックイン、相互運用性の課題を打破するシームレスな相互接続を実現します。

データセンターネットワーク

自動化された最新のデータセンターで、運用を簡素化し、信頼性を確保します。ジュニパーは、ネットワークのライフサイクル全体を自動化し、継続的に検証することで、設計、導入、運用を容易にします。

自動化されたデータセンターファブリック

自動化とマルチベンダーをサポートするJuniper Apstraと、拡張可能かつプログラム可能なスイッチング/ルーティングプラットフォームを組み合わせた、スタンダードベースのファブリックソリューションにより、データセンターの拡張性、信頼性、俊敏性を強化。

QFX10000シリーズに関するよくある質問

QFX10008およびQFX10016スイッチのポート密度、速度、構成オプションについて

ジュニパーQFX10000シリーズのスイッチとなるQFX10008およびQFX10016モジュラー型シャーシは、以下のQFX10000シリーズカードのあらゆる組み合わせをサポートします。

  • QFX10000-36Q:36ポートの40GbE QSFP+または12ポートの100GbE QSFP28
  • QFX10000-30C:30ポートの100GbE QSFP28 / 40GbE QSFP+
  • QFX10000-60S-6Q:6ポートの40GbE QSFP+ / 2ポートの100GbE QSFP28を備えた、60ポートの1GbE/10GbE SFP/SFP+
  • QFX10000-30C-M:MACsecを備えた30ポートの100GbE QSFP28 / 40GbE QSFP+
  • QFX10K-12C-DWDM:MACsecを備えた6ポートの200GbEコヒーレントDWDM

QFX10008およびQFX10016スイッチの主なメリットは何ですか?

QFX10008およびQFX10016の高性能モジュラー式コアおよびスパインスイッチは、業界屈指の拡張性、密度、および柔軟性を備えています。これにより、クラウドおよびデータセンターの事業者は、自動化されたデータセンターネットワークを構築し、きわめて長期間にわたって投資を保護できます。

QFX10008およびQFX10016のスループットについて

QFX10008およびQFX10016は、それぞれ最大48Tbpsと96Tbpsの双方向スループットを実現できます。

QFX10008およびQFX10016の主な特長は何ですか?

3つの主な特長は次の通りです。

  • 仮想出力キュー(VOQ):スイッチのVOQに基づくアーキテクチャは、非常に大規模な導入向けに設計されており、混雑時にはパケットがキューに入れられて受信時にドロップされるため、ヘッドオブラインブロックされることがありません。
  • 自動化:スイッチは、操作およびイベントスクリプト、自動ロールバック、ゼロタッチプロビジョニング(ZTP)、Pythonスクリプティングなどの、数多くのネットワーク自動化機能をサポートしています。 
  • 高可用性:モジュラー型のスパインおよびコアスイッチが、冗長ルーティングエンジン(RE)モジュール用の追加スロットなどのさまざまなHA機能を提供し、中断のないキャリアクラスのパフォーマンスを確保します。

QFX10008およびQFX10016を使用するべき人は誰ですか?

データセンターおよびキャンパスネットワークの導入において、急速かつ継続的なトラフィックの増加に対応しなければならない課題を抱えているネットワーク事業者は、最大96Tbpsのシステムスループットを実現し、将来的には200Tbps以上に拡張可能なスイッチからメリットを得ることができます。業界屈指の規模と密度によってスロットあたり経済性が再定義され、事業者はネットワーク設計を簡素化してOpExを削減しながら、より少ないコストでより多くを処理できるようになります。