EX4400シリーズイーサネットスイッチ

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製品概要

EX4400シリーズイーサネットアクセススイッチは、エンタープライズのキャンパスや支社/拠点、データセンターのネットワークに、AI時代のクラウドに最適化されたセキュアなアクセスを提供します。これらのプラットフォームは、ネットワークのパフォーマンスおよび可視性を向上させ、現在のみならず今後10年のネットワークに対するセキュリティの要求を満たします。

EX4400は、Juniper Mist Wired Assuranceの基盤となるインフラストラクチャの一部として、クラウド向けの設計となっており、クラウドによって管理されます。このスイッチは、Mist AIを活用して操作を簡略化し、接続されたデバイスのエクスペリエンスの可視性を高めることで、アクセスレイヤースイッチングにエクスペリエンスファーストの斬新なアプローチを提供します。

EX4400 48F 前面(上面図)

製品説明

Juniper Networks®EX4400シリーズイーサネットスイッチは、エンタープライズの支社/拠点やキャンパス、データセンターネットワークに最適な安全でクラウド対応のポートフォリオを提供します。EX4100スイッチは、クラウドのシンプルさ、Mist AI™の優れた能力、クラス最高のセキュリティとパフォーマンスを備えた堅牢なハードウェア基盤を組み合わせて、クラウド、モバイルおよびIoT時代におけるアクセススイッチに新たなアプローチを提供します。Juniper Mist™ Wired Assuranceを使うことにより、EX4400はクラウドから簡単にオンボーディング、設定、管理を行うことができます。これにより操作を簡略化し、可視性を向上させ、接続デバイスのエクスペリエンスを改善できます。

EX4400の主な機能は次のとおりです:

  • クラウド対応で、Juniper Mist Wired AssuranceおよびMarvis Virtual Network AssistantをMist AIで稼働
  • Ethernet VPN–Virtual Extensible LAN (EVPN-VXLAN) を使ってレイヤーにアクセス
  • メディアアクセス制御セキュリティ(MACsec)AES256を使用したエンドツーエンドの暗号化
  • IEEE 802.3bt パワーオーバーイーサネット(PoE++)
  • GBP(グループベースポリシー)を使用し、標準規格に準拠したマイクロセグメンテーション
  • 異常検知のためのトラフィックフローを監視するフローベースのテレメトリ
  • 高精度時刻同期プロトコル – 透過性の高いクロック
  • 10台までのバーチャルシャーシをサポート

レイヤー2およびレイヤー3全機能を提供するEX4400は、キャンパス、支社/拠点、およびデータセンターのトップオブラックなど、さまざまな環境への導入を可能にします。ジュニパーのバーチャルシャーシ技術により、最大10台のEX4400スイッチをシームレスに相互接続し、単一のデバイスとして管理できるため、拡張性に優れた成長に応じた従量制(Pay as you grow)のソリューションとして、ネットワーク環境の拡張を実現します。 

EX4400シリーズは、7つのSKUで構成されています:

  • EX4400-48MPは、12 x 100M/1/2.5/5/10GbE GbEおよび36 x 100M/1/2.5GbEPoEアクセスポートを提供し、総電力容量2200W PoEでポート当たり最大90Wを提供します(2つの電源を使用)。
  • EX4400-24MPは24 x 100M/1/2.5/5/10GbEアクセスPoEアクセスポートを提供し、総電力容量1800W PoEでポートあたり最大90Wを提供します(2つの電源を使用)
  • EX4400は、24 x 1GbE非PoEアクセスポートを提供します。
  • EX4400-24Pは24 x 1GbE PPoEアクセスポートを提供し、総電力容量1440W PoEでポートあたり最大90Wを供給します(2つの電源を使用)
  • EX4400-48Tは、48 x 1GbE非PoEアクセスポートを提供します
  • EX4400-48Pは48 x 1GbE PoEアクセスポートを提供し、総電力容量1800W PoEでポートあたり最大90Wを提供します(2つの電源を使用)
  • EX4400-48Fは、12 x 10GbE SFP+および36 x 1GbE SFPファイバーアクセスポートを提供します

EX4400モデルには、4 x 1/10GbE SFP+と4 x 10/25GbE SFP28拡張モジュールがオプションで選択できます。EX4400スイッチは、バーバーチャルシャーシ接続をサポートする2つの専用100GbEポートが搭載されており、これはアップリンク接続向けイーサネットポートとして再設定できます。100GbEポートでは、バーチャルシャーシ接続やアップリンク接続向けに40Gbオプティクスも使用できます。また、EX4400は、ホットスワップ対応の冗長電源やフィールド交換可能なファンなどの高可用性(HA)機能を備え、最大限の稼働率を確保します。さらに、PoE対応EX4400スイッチモデルは、スタンダードベースの802.3af/at/bt(PoE/PoE+/PoE+)を提供し、アクセスポートで最大90ワットを供給します。EX4400スイッチは、PoE高速機能を実現するように設定でき、これによりスイッチに電源が投入されてから数秒以内に、接続されたPoEデバイスにPoE給電を行うことができます。さらに、EX4400スイッチはパーペチュアルPoEをサポートしており、スイッチを再起動するときでもPoE電源デバイス(PD)に途切れることなく電力を供給します。

 

アーキテクチャと主要コンポーネント

Mist AIを活用したJuniper Mist Wired Assuranceによるクラウド管理

EX4400スイッチは、AIを活用した自動化とインサイトによりエンドユーザーと接続デバイスのエクスペリエンスを最適化するJuniper Mist Wired Assuranceにより、クラウドから迅速かつ容易にオンボーディング(Day 0)、プロビジョニング(Day 1)、運用(Day 2+)を行うことが可能です。EX4400は、Mist AI向けにJunos®オペレーティングシステムの豊富なテレメトリデータを提供し、これにより運用を簡素化し、平均修復時間(MTTR)を短縮し、トラブルシューティングを効率化します。詳細については、Juniper Mist Wired Assuranceのデータシートをご覧ください

Juniper Mist Wired Assuranceに加え、Self-Driving Networkの主要部分である仮想ネットワークアシスタント「Marvis 」により、対話型のMist AIエンジンが実現します。ITチームのデジタル拡張であるMarvisは自動修正または推奨アクションを提供し、ITチームがネットワーク運用とトラブルシューティングを効率化できます。

 

EX4400 Virtual Chassis configuration interconnected via dedicated rear-panel 100GbE ports

図1:専用のリアパネル100GbEポートを介して相互接続されたEX4400バーチャルシャーシ構成

EVPN-VXLAN テクノロジー

大部分の従来のキャンパスネットワークには、エンドポイントが少なく、小規模で静的なキャンパス向けに機能する単一ベンダーのシャーシベースのアーキテクチャを使用しています。しかしこのアプローチは、最新のキャンパスネットワークの変化するニーズをサポートするには厳格すぎます。EX4400はEVPN-VXLANをサポートしており、エンドツーエンドのファブリックをコアからアクセスレイヤーに拡張します。

EVPN-VXLANファブリックは、オープンな標準規格に基づいて構築されたシンプルでプログラム可能で拡張性に優れたアーキテクチャです。このテクノロジーをデータセンターとキャンパスの両方に適用すると、アーキテクチャの一貫性を実現できます。キャンパスEVPN-VXLANアーキテクチャは、レイヤー3 IPベースのアンダーレイネットワークとEVPN-VXLANオーバーレイネットワークを使用します。EVPNコントロールプレーンを備えたVXLANベースの柔軟なオーバーレイネットワークは、ネットワーク全体でレイヤー2およびレイヤー3接続を効率的に提供します。EVPN-VXLANが、複数のキャンパスサイトを構築して相互接続するための拡張性を備えた方法を提供し、以下を実現します。

  • すべてのネットワークレイヤーで一貫性と拡張性を向上
  • マルチベンダー導入のサポート
  • フラッディングとラーニングの削減
  • ロケーションに依存しない接続
  • 一貫したネットワークセグメンテーション
  • 管理の簡素化

 

バーチャルシャーシテクノロジー

ジュニパーのバーチャルシャーシテクノロジーは、複数のスイッチを相互接続して単一の論理ユニットとして動作させ、すべてのプラットフォームを1つのバーチャルデバイスとして管理できます。リアパネルにある2つの100GbE専用ポート(これらポートは100Gと40Gオプティックスの両方に対応)を使用して、最大10台のEX4400スイッチをバーチャルシャーシとして相互接続することができます。デフォルトではバーチャルシャーシポートとして設定されていますが、100GbEアップリンクは2 x 40GbEまたは4 x 10GbE/25GbEイーサネットアップリンクとして設定することもできます。EX4400スイッチは、EX4400製品シリーズ製品内の他のモデルとバーチャルシャーシを構成することができます。

 

グループベースのポリシーを使用したマイクロセグメンテーション

グループベースのポリシー(GBP)は、VXLANテクノロジーを活用し、ロケーション非依存のエンドポイントアクセス制御を提供します。これにより、ネットワーク管理者は、エンタープライズネットワークドメイン全体でセキュリティポリシーを実装できます。EX4400はスタンダードベースGBPソリューションをサポートしており、同じVLAN内でもエンドポイントやアプリケーションに対して異なるレベルのアクセス制御を行うことが可能です。GBPを使用することでネットワーク設定を簡素化でき、すべてのスイッチに大量のファイアウォールフィルターを設定する必要がなくなります。GBPは、エンドポイントやユーザーのロケーションに関係なく、ネットワーク全体でセキュリティグループポリシーを一貫して適用することで、水平方向の脅威をブロックできます。


フローベーステレメトリ

フローベースのテレメトリによりフローレベルの分析が可能になり、ネットワーク管理者がCPUに負担をかけることなく、EX4400でトラフィックフローを監視できます。これでフロー異常の監視、ベースライニング、および検出を向上することにより、ネットワークセキュリティが改善します。例えば、攻撃により事前に設定したフローしきい値が侵害された場合、IP Flow Information Export(IPFIX)アラートを外部サーバーに送信し、攻撃を迅速に特定することができます。ネットワーク管理者は、トラフィックの詳しい調査やポートの隔離などの特定のワークフローを自動化して、問題をトリアージすることもできます。

 

特長とメリット

Juniper Mist Wired Assuranceで運用を簡略化

EX4400は、 Juniper Mist Wired Assuranceにより完全にクラウドオンボーディング、プロビジョニング、管理を行います。EX4400Fは、Day 0からDay 2以降の運用簡略化により、AI for IT Operations(AIOps)を実現する豊富なテレメトリを提供するよう、一から設計されています。Juniper Mist Wired Assuranceは、以下の機能により、トラブルシューティングを容易にし、解決までの時間を短縮するために、スイッチに関する詳細なインサイトを提供します。

  • Day 0のオペレーション:グリーンフィールドスイッチ、またはブラウンフィールドスイッチを採用し、1つのアクティベーションコードでシームレスにスイッチをオンボードし、真のプラグアンドプレイをシンプルに実現します。 
  • Day 1のオペレーション:従来のファブリックやキャンパスファブリックを一括展開するためのテンプレートベースの構成モデルを実装し、サイトやスイッチ固有のカスタム属性を適用するのに必要な柔軟性と制御性を維持します。ダイナミックポートプロファイルによるポートの設定の自動化。 
  • Day 2のオペレーション:Juniper Mist Wired AssuranceのAIを活用し、接続前と接続後の主要なメトリクスを用いることで、スループット、接続の成功、およびスイッチの健全性などのサービスレベルの期待に応えます(図1を参照)。Marvis Actionsの自動運転機能を追加すると、ループの検出、不足しているVLANの追加、設定ミスのポートの修正、不良ケーブルの特定、フラッピングポートの隔離、および継続的に接続に失敗しているクライアントの発見などが可能になります(図2を参照)。また、Juniper Mistクラウドを利用して、ソフトウェアのアップグレードを簡単に行うことができます。また、EX4400スイッチは、セキュアなパケットキャプチャ(pcap)をサポートしており、同じものを外部コレクタ(クラウド内)にエクスポートして、あらゆるネットワークパフォーマンス上の問題の監視とトラブルシューティングに役立てることができます。

 

Juniper Mist Wired Assurance service-level expectations screen

図2:Juniper Mist Wired Assuranceのサービスレベル期待値の画面

Marvis Actions for wired switches

図3:有線スイッチに対応したMarvisアクション 

Mist AIによる仮想ネットワークアシスタント「Marvis」を追加することでEXスイッチシリーズの自動修正または外部システムの推奨アクションによって、ネットワーク運用の簡素化とトラブルシューティングの合理化を実現する自動運転ネットワークの構築を開始できます。

詳しくはJuniper MistのWired Assuranceをご覧ください。

 

キャンパスファブリックの展開

キャンパスコア、ディストリビューション、アクセス向けEVPN-VXLAN

EX4400スイッチは、キャンパスや支社/拠点のアクセスレイヤーネットワーク、または10GbE/25GbEアップリンクを使用して、データセンター環境のトップオブラックスイッチとして導入し、EVPNマルチホーミングなどのテクノロジーをサポートできます。

キャンパスネットワークにおけるEVPN-VXLANの主なメリットは次のとおりです:

  • ネットワーク全体で一貫したVLANが得られる柔軟性:エンドポイントはネットワーク内のどこにでも配置でき、同じ論理L2ネットワークに接続された状態を維持できるため、仮想トポロジーを物理トポロジーから切り離すことができます。
  • マイクロセグメンテーション:EVPN-VXLANベースのアーキテクチャにより、L2とL3VPNをサポートするキャンパス全体に共通するポリシーとサービスを展開できます。
  • 拡張性:EVPNコントロールプレーンでは、ビジネスの成長とともにコア、アグリゲーション、アクセスレイヤーのデバイスを追加することで、ネットワークの再設計やフォークリフトによるアップグレードを行うことなく、簡単にスケールアウトできます。レイヤー3IPベースアンダーレイと、EVPN-VXLANオーバーレイを使用することで、キャンパスネットワーク事業者は、従来のレイヤー2イーサネットベースのアーキテクチャによるネットワークよりも大規模で耐障害性の高いネットワークを導入できます。  

ジュニパーでは、検証済みのEVPN-VXLANキャンパスファブリックを自由に選択でき、規模やセグメンテーションの要件が異なるさまざまなネットワークに対応します:

  • EVPNマルチホーミング(コラプストコアまたはディストリビューション):コラプストコアアーキテクチャーは、コア層とディストリビューション層を1台のスイッチに統合し、従来の3層の階層型ネットワークを2層型ネットワークに変換します。コラプストコアのEVPNマルチホーミングが、アクセス層からコア層へのリンクアグリゲーション機能を提供するため、キャンパスネットワーク間でのSTP(スパニングツリープロトコル)が必要なくなります。このトポロジーは、小規模から中規模の分散型企業ネットワークに最適であり、ネットワーク全体で一貫したVLANを使用できます。このトポロジーは、ESI(イーサネットセグメント識別子)LAG(リンクアグリゲーション)を使用した、スタンダードベースのプロトコルです。
  • キャンパスファブリックのコアディストリビューション:EVPN VXLANをコア層とディストリビューション層にまたがって構成すると、キャンパスファブリックのコアディストリビューションアーキテクチャとなり、2つのモードで構成することができます:中央またはエッジでルーティングされたブリッジングオーバーレイ。このアーキテクチャは、管理者が既存ネットワークの全アクセススイッチをアップグレードすることなくキャンパスファブリックIPクロスに移行する機会を提供し、同時にキャンパスファブリックへの移行によるメリットをもたらし、ネットワークのスケールアウトを容易に行う方法を提供します。
  • キャンパス・ファブリックのIP Clos:アクセス層を含む全ての層でEVPN VXLANを構成した場合、その構成は「キャンパスファブリックのIP Closアーキテクチャ」と呼ばれます。このモデルは、VXLANトンネルがアクセスレイヤーで終端されることから、「エンドツーエンド」とも呼ばれます。アクセス時にVXLANを利用できるため、グループベースポリシー(GBP)を使用して、アクセスレイヤー(ソースに最も近い)にポリシー施行を行う機会を提供します。スタンダードベースGBPタグは、マイクロおよびマクロの両方でトラフィックをセグメント化する独自のオプションを提供します。GBPタグは、Mist Cloud NACによるRadiusトランザクションの一部として、クライアントに動的に割り当てられます。このトポロジーは、マクロとマイクロセグメンテーションが必要な小規模および大規模キャンパスアーキテクチャで機能します。 

これらすべてのEVPN-VXLAN導入モードにおいて、EX4400スイッチはスタンドアロンまたはバーチャルシャーシ構成で使用できます。3つのトポロジーはすべてスタンダードベースであり、サードパーティベンダーとの相互運用が可能です。

 

ジュニパーによるAIを活用したキャンパスファブリックの管理

Mistクラウド

Juniper Mist Wired Assuranceは、クラウド管理とMist AIをキャンパスファブリックにもたらします。従来のネットワーク管理からAIドリブン運用に移行させる新たな基準を確立し、接続されたデバイスのエクスペリエンスを向上します。Juniper Mistクラウドは、キャンパスファブリックアーキテクチャの展開および管理を効率化します。

  • 自動化された導入とゼロタッチ導入(ZTD)
  • 異常検知
  • 根本原因分析
PN multihoming configuration via the Juniper Mist cloud

図4:Juniper MistクラウドによるEVPNマルチホーミングの構成

シャーシクラスの可用性

EX4400スイッチは、冗長電源とファンによる高可用性、グレースフルルーティングエンジンスイッチオーバー(GRES)、バーチャルシャーシ構成でのノンストップブリッジングおよびルーティングを提供します。 

バーチャルシャーシ構成では、各EX4400スイッチがルーティングエンジン(RE)として機能します。2台以上のEX4400スイッチが相互接続されている場合、単一のコントロールプレーンをすべてのバーチャルシャーシメンバースイッチで共有します。Junos OSは、マスター(アクティブ)およびバックアップ(ホットスタンバイ)REを割り当てる選択プロセスを自動的に開始します。統合されたレイヤー2とレイヤー3のGRES機能は、プライマリREの障害が発生した場合に、アプリケーション、サービス、IP通信へのアクセスが中断されないように維持します。

 

Campus fabrics showing Virtual Chassis and EVPN-VXLAN-based architectures

図 5:バーチャルシャーシやEVPN-VXLANベースのアーキテクチャを採用したキャンパスファブリック

バーチャルシャーシ構成で2台以上のスイッチが相互接続されている場合、残りのスイッチエレメントはライン カードとして機能し、指定したマスターが失敗した場合にバックアップREの位置を引き継ぐことができます。このN+1 RE冗長性と、Junos OSのGRES、NSR(ノンストップアクティブルーティング)、NSB(ノンストップブリッジ)機能により、予期せぬ障害発生時にもコントロールプレーン機能をスムーズに移行させることが可能です。

EX4400はバーチャルシャーシポート番号の指定時に他のジュニパーのシャーシベース製品と同じスロット、モジュール、ポートの番号付けスキーマを実装しており、シャーシ型スイッチと同様の運用を提供します。一貫したオペレーティングシステムと単一の設定ファイルを使用することにより、バーチャルシャーシ構成内のすべてのスイッチが単一のデバイスとして扱われ、システム全体の保守や管理が大幅に簡素化されます。

各 EX4400 は、一般的なモジュラー シャーシベースのスイッチが持つ多数の HA 機能を提供します。市場で実績のあるJunos OSとL2/L3フェイルオーバー機能と組み合わせた特徴を備えたEX4400が、真のキャリアクラスの信頼性を実現します。

  • 冗長電源:EX4400シリーズのイーサネットスイッチは、冗長化、負荷分散、ホットスワップ、フィールド交換可能な電源をサポートし、中断のない運用を維持します。EX4400が必要とする電力は、コンパクトなフットプリントにより、同等のポート密度のシャーシベーススイッチよりもはるかに少なくなります。 
  • ホット スワップ対応ファン:EX4400にはホットスワップ対応ファンが搭載されており、ファンの1つに障害が発生した場合でも十分な冷却(短時間)を提供します。
  • ノンストップブリッジングとノンストップアクティブルーティング:EX4400に備わるNSBとNSRが、プライマリとスタンバイRE間におけるコントロールプレーンプロトコル、ステータス、テーブルを確実に同期させ、ルーティングエンジンのフェイルオーバー後のプロトコルフラップやコンバージェンス問題を防ぎます。
  • RTG(Redundant trunk group):ネットワークの障害回復を犠牲にすることなく、STP(スパニングツリープロトコル)の複雑さを回避するために、EX4400はRTGを使用し必要なポートの冗長性を実現し、スイッチの構成を簡素化します。
  • クロスメンバー リンクアグリゲーション:クロスメンバーリンクアグリゲーションでは、単一のバーチャルシャーシ構成でデバイス間のリンクアグリゲーション接続を冗長化でき、信頼性と可用性のレベルを高めることができます。
  • IPv4 および IPv6 ルーティングのサポート:IPv4およびIPv6レイヤー3ルーティング(OSPF と BGP)は、拡張ライセンスで利用でき、耐障害性に優れたネットワークを実現します。

MACsec AES256

EX4400スイッチは、AES-256ビット暗号を用いたIEEE 802.1ae MACsecをサポートし、ポイントツーポイントのトラフィック通信のセキュリティを向上させることができます。MACsecは、リンク層で暗号化通信を行い、サービス拒否(DoS)などの侵入攻撃や、ファイアウォールの内側から仕掛けられる中間者攻撃、マスカレード、パッシブ盗聴、プレイバックなどの脅威を特定、防止することができます。すべてのポートにMACsecを導入すると、トラフィックは有線で暗号化されますが、スイッチ内部のトラフィックは暗号化されません。これにより、スイッチは、ワイヤ上のパケットのセキュリティを損なうことなく、各パケットにサービス品質(QoS)やディープパケットインスペクション(DPI)などのネットワークポリシーを適用できます。EX4400スイッチでは、すべてのユーザー向けのインターフェイスと25GbE拡張モジュールでMACsec AES-256暗号化機能がサポートされています。

 

PoE/PoE+/PoE++電力、パーペチュアルおよび高速PoE

EX4400では、電話、監視カメラ、IoTデバイス、802.11AX/Wi-Fi 6アクセスポイントなどの接続デバイスをサポートするPoEを提供し、IEEE 802.3bt PoE規格に基づき、最大2200WのPoE電力予算、ポートあたり最大90Wをサポートできます。

EX4400スイッチは、スイッチの再起動時にも接続されたPoE給電機器(PD)に絶え間なく電力を供給するパーペチュアルPoEをサポートしています。

EX4400スイッチは、スイッチが完全な動作状態になる前でも、スイッチ再起動中に接続されたエンドポイントにPoE電力を提供する高速PoE機能もサポートしています。特に、エンドポイントに必要なのが電源のみであり、ネットワーク接続に必ずしも依存しない場合に有効です。

 

Junos Telemetry Interface

EX4400は、スイッチの健全性とパフォーマンス監視向けに設計された最新のテレメトリストリーミング機能であるJunos Telemetry Interface(JTI)をサポートしています。センサーのデータは管理システムに定期的にストリーミングされ、ネットワーク管理者は個々のリンクやノードの利用状況を監視したり、ネットワークの輻輳などの問題をリアルタイムでトラブルシューティングすることができます。JTI の機能は次の通りです。

  • データを収集してストリーミングし、アプリケーションとネットワークを通過するワークロード フローのパスを分析するセンサーのプロビジョニングにより、パフォーマンス管理を実現
  • ホットスポットをプロアクティブに検出し、レイテンシとマイクロバーストを監視することにより、容量計画と最適化を実行
  • 頻度の高いモニタリングと、オーバーレイネットワークとアンダーレイネットワークを関連付けすることで、トラブルシューティングと根本的原因の分析を実行

Junosオペレーティングシステム

高いパフォーマンスを発揮するEX4400スイッチは、Junos OSを実行します。Junos OSは、ジュニパーのパワフルで堅牢なネットワークオペレーティングシステムで、ジュニパーが提供するすべてのスイッチ、ルーター、ファイアウォール製品に搭載されています。ジュニパーは、共通のオペレーティングシステムを使用することにより、すべての製品でコントロールプレーン機能の一貫した実装と運用を実現しています。その一貫性を維持するためにJunos OSは単一のソースコードを使用し、高度に統制された開発プロセスに準拠することで一部の障害によってシステム全体がダウンするのを防ぐ高可用性モジュラーアーキテクチャを採用しています。

これらの特長は、ソフトウェアのコア価値の基本となるものであり、すべての Junos OS 使用製品を同じソフトウェア リリースで同時に更新することが可能です。すべての機能は完全な回帰テストを行い、新しいリリースは以前のバージョンのスーパーセットになっています。お客様は、すべての既存の機能が維持されることを完全に信頼してソフトウェアを導入し、同じ方法で運用できます。

 

フレックスライセンス

ジュニパーフレックスライセンスは、EXシリーズアクセススイッチに共通のシンプルで柔軟なライセンスモデルを提供し、お客様のネットワークやビジネスのニーズに応じて機能を購入することができます。

フレックスライセンスには、スタンダード、アドバンスド、プレミアムの3つの階層があります。EXシリーズスイッチに同梱されているJunos OSイメージでは、スタンダードレベルの機能が利用できます。追加機能は、フレックスアドバンスドまたはフレックスプレミアムのライセンスを購入することでロック解除できます。

EXシリーズプラットフォームのフレックスおよびプレミアムライセンスは、スイッチのアクセスポート数によって決定されるクラスベースです。クラス1(C1)スイッチは12ポート、クラス2(C2)スイッチは24ポート、クラス3(C3)スイッチは32または48ポートに対応しています。

EX4400スイッチでは、サブスクリプションライセンスと永久フレックスライセンスの両方に対応しています。サブスクリプションライセンスは3年または5年の期間から選択できます。フレックスアドバンスドおよびプレミアムサブスクリプションライセンスには、Junos OSの機能に加えて、Juniper Mist Wired Assuranceも含まれています。また、フレックスアドバンスドおよびフレックスプレミアムサブスクリプションライセンスでは、同じ階層およびクラスのスイッチ間でポータビリティがあり、お客様の投資を確実に保護することができます。

フレックススタンダード、アドバンスド、プレミアムの各層でサポートされる機能の一覧や、Junos OS EXシリーズのライセンスの詳細については、https://www.juniper.net/documentation/en_US/release-independent/licensing/topics/concept/flex-licenses-for-ex.htmlをご覧ください。

 

拡張リミテッドライフタイム保証

EX4400スイッチには限定的なライフタイムハードウェア保証が含まれており、製品をその製品の購入者が所有しているかぎり、Return-to-Factory(故障品返却後代替品出荷)によるスイッチ交換を保証します。この保証には、ソフトウェアライフタイム更新、スペアの1営業日以内の配送、購入日から90日間利用可能なJuniper Networks技術支援センター(JTAC)の1日24時間常時利用可能なサポートが含まれます。電源とファントレイは5年間保証されます。詳細については、https://support.juniper.net/support/pdf/warranty/990240.pdfを参照してください

製品オプション

EX4400モデルは、表1に記載されています。

表1. EX4400シリーズイーサネットスイッチ製品
モデル/製品 SKU アクセス ポートの設定 PoE++ポート PoE++ 予算1 PSU/2 PSU 10 GbE ポート数(最大、モジュール付き) 25 GbE ポート数(最大、モジュール付き) 100GbEポート 電源定格 冷却
EX4400-48P 48 ポート 10/100/1000BASE-T 48 1290 W/1800 W 0(4) 0(4) 2 1600 W AC フロントツーバックエアフロー
EX4400-24P 24 ポート 10/100/1000BASE-T 24 788 W/ 1440 W 0(4) 0(4) 2 1050 W AC フロントツーバックエアフロー
EX4400-48T 48 ポート 10/100/1000BASE-T 0 N/A 0(4) 0(4) 2 550 W AC フロントツーバックエアフロー
EX4400-24T 24 ポート 10/100/1000BASE-T 0 N/A 0(4) 0(4) 2 550 W AC フロントツーバックエアフロー
EX4400-48F 12ポート1000/10000BASE-X +
36ポート100/1000BASE-X
0 N/A 12(16) 0(4) 2 550 W AC フロントツーバックエアフロー
EX4400-24MP 24 xポート100M/1/2.5/5/10GbE 24 780 W/ 1800 W 24(28) 0(4) 2 1050 W AC フロントツーバックエアフロー
EX4400-48MP 48ポートGbE (12x100M/1/2.5/5/10GbE +
36x100M/1/2.5GbE
48 1300 W/ 2200 W 12(16) 0(4) 2 1600 W AC FO(フロントツーバックのエアフロー)
EX4400-48T-AFI 48 ポート 10/100/1000BASE-T 0 N/A 0(4) 0(4) 2 550 W AC AFI(バックツーフロントのエアフロー)
EX4400-24T-AFI 24 ポート 10/100/1000BASE-T 0 N/A 0(4) 0(4) 2 550 W AC AFI(バックツーフロントのエアフロー)
EX4400-48T-DC 48 ポート 10/100/1000BASE-T 0 N/A 0(4) 0(4) 2 550 W DC フロントツーバックエアフロー
EX4400-48T-DC-AFI 48 ポート 10/100/1000BASE-T 0 N/A 0(4) 0(4) 2 550 W DC AFI(バックツーフロントのエアフロー)
EX4400-24T-DC 24 ポート 10/100/1000BASE-T 0 N/A 0(4) 0(4) 2 550 W DC フロントツーバックエアフロー
EX4400-24T-DC-AFI 24 ポート 10/100/1000BASE-T 0 N/A 0(4) 0(4) 2 550 W DC AFI(バックツーフロントのエアフロー)
EX4400-48F-AFI 12ポート1000/10000BASE-X +
36ポート100/1000BASE-X
0 N/A 12(16) 0(4) 2 550 W AC AFI(バックツーフロントのエアフロー)
EX4400-48F-DC-AFI 12ポート1000/10000BASE-X +
36ポート100/1000BASE-X
0 N/A 12(16) 0(4) 2 550 W DC AFI(バックツーフロントのエアフロー)
EX4400-48F-DC 12ポート1000/10000BASE-X +
36ポート100/1000BASE-X
0 N/A 12(16) 0(4) 2 550 W DC フロントツーバックエアフロー

 

EX4400では、電源やファンを搭載しないスペアシャーシオプションも提供されており、お客様が柔軟にSKUを導入していただけます(表2参照)。詳細については、注文情報セクションをご覧ください。

 

表2. EX4400スペアシャーシSKU
スペアシャーシSKU 説明 JPSU-550-C-AC-AFO + EX4400-FAN JPSU-550-C-AC-AFI + EX4400-FAN-AFI JPSU-550-C-DC-AFO + EX4400-FAN JPSU-550-C-DC-AFI + EX4400-FAN-AFI JPSU-1050-C-AC-AFO + EX4400-FAN JPSU-1600-C-AC-AFO + EX4400-FAN
EX4400-48P-S スペア シャーシ、48 ポート 10/100/1000BASE-T X X X X X Y
EX4400-24P-S スペア シャーシ、24 ポート 10/100/1000BASE-T X X X X Y X
EX4400-48T-S スペア シャーシ、48 ポート 10/100/1000BASE-T Y Y Y Y X X
EX4400-24T-S スペア シャーシ、24 ポート 10/100/1000BASE-T Y Y Y Y X X
EX4400-48F-S スペアシャーシ、12ポート1000/10000BASE-X + 36ポート100/1000BASE-X Y Y Y Y X X
EX4400-24MP-S スペアシャーシ、24x100M/1/2.5/5/10GbEポート Y X X X X X
EX4400-48MP-S スペアシャーシ、12 x 100M/1/2.5/5/10GbE + 36x100M/1/2.5GbEポート X Y X X X X

Y = サポートされています; X = サポート


されていません

表3. EX4400スイッチ消費電力
モデル番号 PSUタイプ 電圧 PSU W E100 W E100 BTU/時 E50 W E50 BTU/時 E30 W E30 BTU/時 E10 W E10 BTU/時 Ei W Ei BTU/時 総PoE電力(W)
EX4400-24P AC 230 1050 1601 5459 1599 5453 1598 5449 1598 5447 1597 5446 -
EX4400-48P AC 230 1600 1967 6707 1965 6701 1964 6697 1963 6694 1963 6694 -
EX4400-48T DC -52Vdc 550 106 360 103 353 103 350 101 345 101 345 -
EX4400-48T AC 230 550 99 338 97 330 96 327 95 324 95 323 -
EX4400-48F AC 230 550 121 411 118 402 116 397 115 392 114 388 -
EX4400-48F DC -52Vdc 550 133 452 130 443 128 438 127 433 126 430 -
EX4400-24T AC 230 550 92 315 91 309 90 306 89 302 88 301 -
EX4400-24MP PoE AC 230 1050 1861 6347 1860 6344 1860 6342 1859 6339 1859 6337 1710
EX4400-24MP Non-PoE AC 230 1050 140 476 139 472 138 470 137 468 137 467 -
EX4400-48MP PoE AC 230 1050 2486 8477 2485 8474 2484 8471 2484 8470 2484 8470 2090
EX4400-48MP Non-PoE AC 230 1050 185 630 183 625 183 623 182 621 182 620 -

 

1000702_fig6

EX4400シリーズの仕様

物理仕様

バックプレーン

  • 最大10台を1つの論理デバイスとして結合する400Gbpsのバーチャルシャーシ相互接続を実現

 

拡張モジュールオプション

  • EX4400-EM-4S、4ポートSFP+
  • EX4400-EM-4Y、4ポートSFP28

 

電力オプション

  • 電源:自動センシング、100-120 V/200-240 V; 550 W、1050 W、1600 W AC AFO、および550 W AC AFI デュアル負荷とホットスワップ対応内部冗長電源共有
  • 最大突入電流:30アンペア
  • DC 電源:550 W DC AFOと550 W DC AFI; 入力電圧範囲48~60 V最大; デュアルロード共有ホットスワップ対応内部冗長電源
  • フルロードのシャーシに必要な最小限のPSUの数:1スイッチにつき1つ

 

外形寸法(幅 x 高さ x 奥行き)

  • 電源が装着された場合:17.39 x 1.72 x 16.93インチ(44.17 x 4.37 x 43 cm)
  • 電源、拡張モジュール、ファンモジュール付き:17.39 x 1.72 x 17.26インチ(44.17 x 4.37 x 43.84 cm)
  • 高さ:1U

 

システム重量

  • EX4400スイッチとEX4400マルチギガビットスイッチ(電源またはモジュールなし):13.01 lb (5.9 kg)
  • 550 W(AC 電源):1.76 lb (0.8 kg)
  • 550 W(DC 電源):1.65 lb (0.75 kg)
  • 1050 W(AC 電源):1.98 lb (0.9 kg)
  • 1600 W(AC 電源):2.0 lb (0.91 kg)
  • EX4400-EM-4S: 0.2 lb (0.09 kg)
  • EX4400-EM-4Y: 0.29 lb (0.13kg)
  • ファン モジュール:0.26 lb (0.12 kg)
  • EX4400マルチギガビットスイッチ(1050 W ACと1600 W AC電源のみをサポート)

 

動作環境

  • 動作時温度:0~45℃(32~113°F)
  • 保管時温度:-40~70°C(-40~158°F)
  • 動作時高度:40°C(1828.8m)で最大6000フィート
  • 非動作時高度:最大 4,877 m(16,000 フィート)
  • 動作時相対湿度:5~90%(結露しないこと)
  • 非動作時相対湿度:0~90%(結露なし)

 

冷却

  • フィールド交換可能なファン:2
  • 電源 2 台使用時の最大総エアフロースループット:61 CFM

 

ハードウェアの仕様

スイッチング エンジン モード

  • ストアー アンド フォワード

 

メモリ

  • DRAM:すべてのモデルでエラー訂正コード(ECC)を使用した4GB
  • ストレージ:すべてのモデルで20GB

 

CPU

  • すべてのモデル:2.2 GHzクアッドコアIntel x86 CPU 

 

システムあたりの GbE ポート密度

  • EX4400-24MP: 30(24 10GbEホストポート +2 100GbEポート + オプションの4ポート1GbE/10GbEまたは10/25GbE拡張モジュール)
  • EX4400-48MP: 54(12 10GbEポート + 36 2.5GbEホストポート + 2100GbEポート + オプションの4ポート1GbE/10GbEまたは10/25GbE拡張モジュール)
  • システムあたり100GbEのポート密度:
    • すべてのモデル:2
  • EX4400-24P/24T: 30(24 1GbEホストポート + 2 100GbEポート + オプションの4ポート1GbE/10GbEまたは10/25GbE拡張モジュール)
  • EX4400-48P/48T: 54(48 1GbEホストポート + 2 100GbEポート + オプションの4ポート1GbE/10GbEまたは10/25GbE拡張モジュール)
  • EX4400-48F: 54(12 1GbE/10GbEホストポート + 36 1GbEホストポート + 2100GbEポート + オプションの4ポート1GbE/10GbEまたは10/25GbE拡張モジュール)
  • システムあたり10GbEのポート密度:
    • EX4400-48F: 12 1GbE/10GbEホストポート + 4 1GbE/10GbE(拡張モジュール)
    • その他すべてのモデル:4 1GbE/10GbE(拡張モジュール)
  • システムあたり100GbEのポート密度:
    • すべてのモデル:2

 

物理レイヤー

  • ケーブルの破損とショートを検知するための TDR(Time Domain Reflectometry):EX4400-24P/TおよびEX4400-48P/T
  • オート MDI/MDIX(medium-dependent interface/medium-dependent interface crossover)のサポート:EX4400-24P/TおよびEX4400-48P/T
  • ポートスピードダウンシフト10/100/1000BASE-Tポートの最大アドバタイズスピードを設定:EX4400-24P/TおよびEX4400-48P/Tのみ
  • オプティカルポート用のデジタルオプティカルモニタリング

 

パケットスイッチング容量(最大64バイトのパケット)

  • EX4400-24P/24T: 324Gbps(一方向)/648Gbps(双方向)
  • EX4400-48P/48T: 348Gbps(一方向)/696Gbps(双方向)
  • EX4400-48F: 456Gbps(一方向)/912Gbps(双方向)
  • EX4400-24MP: 540Gbps(一方向)/1080Gbps(双方向)
  • EX4400-48MP: 510Gbps(一方向)/1020Gbps(双方向)

 

ソフトウェアの仕様

レイヤー2/レイヤー3スループット(Mpps)(64バイトのパケット使用時の最大値)

  • EX4400-48P/T 517Mpps
  • EX4400-24P/T 482Mpps
  • EX4400-48F 678 Mpps
  • EX4400-48MP 758 Mpps
  • EX4400-24MP 803 Mpps

 

セキュリティ

  • MAC 制限 (ポート単位および VLAN 単位)
  • 許可されたMACアドレス:112,000
  • 動的アドレス解決プロトコル(ARP)インスペクション(DAI)
  • IPソースガード
  • Local proxy ARP
  • スタティック ARP サポート
  • DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)のスヌーピング
  • キャプティブポータル
  • 永続的な MAC アドレス設定
  • DDoS(分散型サービス拒否攻撃の防御(CPU 制御パス フラッディング防御))

 

レイヤー 2 スイッチング

  • システムあたりの MAC アドレス数:112,000
  • ジャンボ フレーム:9216 バイト
  • 対応 VLAN 数:4093
  • 使用可能なVLAN IDの範囲:1~4094
  • VST(仮想スパニング ツリー)インスタンス数:510
  • ポートベース VLAN
  • 音声 VLAN
  • 物理的なポート冗長性:RTG(Redundant trunk group)
  • Per-VLAN Spanning Tree Plus(PVST+)との互換性
  • RVI(Routed VLAN Interface)
  • Uplink failure detection (UFD)
  • ITU-T G.8032:イーサネット リング プロテクション スイッチング
  • IEEE 802.1AB:Link Layer Discovery Protocol(LLDP)
  • VoIP 統合の LLDP-MED
  • デフォルト VLAN と複数の VLAN 範囲のサポート
  • MAC 学習機能の無効化
  • 永続的 MAC 学習(スティッキー MAC)
  • MAC 通知
  • PVLAN(プライベート VLAN)
  • ECN(Explicit Congestion Notification)
  • L2TP(レイヤー 2 プロトコルトンネリング)
  • IEEE 802.1ak:Multiple VLAN Registration Protocol(MVRP)
  • IEEE 802.1p:CoS prioritization
  • IEEE 802.1Q:VLAN tagging
  • IEEE 802.1X:Port Access Control1
  • IEEE 802.1ak:Multiple Registration Protocol
  • IEEE 802.3:10BASE-T
  • IEEE 802.3u:100BASE-T
  • IEEE 802.3ab:1000BASE-T
  • IEEE 802.3z:1000BASE-X
  • IEEE 802.3ae:10-Gigabit Ethernet
  • IEEE 802.3by:25-Gigabit Ethernet
  • IEEE 802.3af:Power over Ethernet
  • IEEE 802.3at:Power over Ethernet Plus
  • IEEE 802.3bt: 90 W パワーオーバーイーサネット
  • IEEE 802.3x:Pause Frames/Flow Control
  • IEEE 802.3ah:Ethernet in the First Mile

 

スパニングツリー

  • IEEE 802.1D:スパニングツリープロトコル
  • IEEE 802.1s:MSTP(Multiple Spanning Tree Protocol)インスタンス数
  • サポート可能な MST インスタンス数:64
  • サポート可能なVSTP(VLANスパニングツリープロトコル)インスタンス数:510
  • IEEE 802.1w:スパニングツリープロトコルの迅速な再設定

 

リンク アグリゲーション

  • IEEE 802.3ad:Link Aggregation Control Protocol
  • 802.3 ad(LACP)のサポート
    • サポートされている LAG の数:128
    • LAG あたりの最大ポート数:16
  • LAG負荷分散アルゴリズムのブリッジングまたはルーティング(ユニキャストまたはマルチキャスト)されたトラフィック:
    • IP:S/D IP
    • TCP/UDP:S/D IP、S/Dポート
    • 非 IP:S/D MAC
  • LAG でのタグ付きポートのサポート

 

レイヤー 3機能:IPv4

  • 最大 ARP エントリー数:24,000
  • ハードウェアにおける IPv4 ユニキャスト ルートの最大数:130,048プレフィックス、81,000ホストルート
  • ハードウェアにおける IPv4 マルチキャスト ルートの最大数:40,000マルチキャストルート
  • ルーティング プロトコル:RIPv1/v2、OSPF、BGP、IS-IS
  • スタティックルーティング
  • ルーティングポリシー
  • BFD(Bidirectional Forwarding Detection)
  • L3 冗長性:Virtual Router Redundancy Protocol(VRRP)
  • VRF

 

レイヤー 3機能:IPv6

  • 近隣検索(ND)エントリーの最大値:12,000
  • ハードウェアにおける IPv6 ユニキャスト ルートの最大数:87,000プレフィックス、40,000ホストルート
  • ハードウェアにおける IPv6 マルチキャスト ルートの最大数:20,000マルチキャストルート
  • ルーティング プロトコル:RIPng、OSPFv3、IPv6、ISIS
  • スタティックルーティング

 

アクセス コントロール リスト(ACL)(Junos OS ファイアウォール フィルター)

  • システム当たりのハードウェアの ACL エントリー(ACE):
    • ポートベースのACL(PACL)Ingress:2048
    • VLANベースのACL(VACL)Ingress:2048
    • ルーターベースのACL(RACL)Ingress:2048
    • PACLとVACL全体で共有されるEgress:
      • ポートベースのACL(PACL)egress:1024
      • VlanベースのACL(VACL)egress:512
    • PACLとVACLに共有されるEgress:512
    • RACL全体のEgress:1024
  • 拒否パケットの ACL カウンター
  • 許可パケットの ACL カウンター
  • リスト中の ACL エントリーの追加/削除/変更機能(ACL 編集)
  • L2-L4 ACL

 

アクセスのセキュリティ

  • 802.1X ポート ベース
  • 802.1X 複数サプリカント
  • 802.1XとVLANの割り当て
  • 802.1Xと認証バイパス アクセス(ホストMACアドレスに基づく)
  • 802.1X とVoIP VLANのサポート
  • RADIUS 属性を基にした 802.1X ダイナミック ACL
  • 802.1Xがサポートされている拡張可能な認証プロトコル(EAP)タイプ:MD5(Message Digest 5)、TLS(Transport Layer Security)、TTLS( Tunneled TLS)、 PEAP(Protected Extensible Authenticated Protocol)
  • MAC 認証(RADIUS)
  • コントロールプレーンDoS保護
  • AAA(認証、許可、アカウンティング)用の IPv6 の Radius 機能
  • DHCPv6 スヌーピング
  • IPv6 近隣探索
  • IPv6 ソース ガード
  • IPv6 RA ガード
  • IPv6 近隣探索インスペクション
  • MACsec

 

高可用性

  • 冗長構成のホット スワップ対応電源
  • 冗長構成のフィールド交換可能なホット スワップ対応ファン
  • REフェイルオーバー時のレイヤー2無停止転送とレイヤー3プロトコルのGRES
  • グレースフル プロトコル リスタート(OSPF、BGP)
  • RE フェイルオーバー時のレイヤー 2 の無停止転送
  • ノンストップ ブリッジング:LACP、xSTP
  • ノンストップ ルーティング:PIM、OSPF v2、v3、RIP v2、RIPnG、BGP、BGPv6、ISIS、IGMP v1、v2、v3
  • OIR(Online Insertion and Removal)アップリンク モジュール

 

サービス品質

  • L2 QoS
  • L3 QoS
  • Ingressポリシング:1 レート、2 カラー
  • ポート当たりハードウェア キュー数:12(8ユニキャスト+4マルチキャスト)
  • スケジューリング方法(egress):Strict priority (SP), weighted deficit round-robin (WDRR)
  • 802.1p、DiffServコードポイント(DSCP)/IP Precedence trust and marking
  • レイヤー 2~4 分類基準:インターフェイス、MAC アドレス、イーサタイプ、802.1p、VLAN、IP アドレス、DSCP/IP Precedence、TCP/UDP ポート番号など
  • 輻輳回避機能:テール ドロップ、WRED(Weighted Random Early Detection)

 

マルチキャスト

  • IGMP:v1、v2、v3
  • IGMP スヌーピング
  • MLD(Multicast Listener Discovery)スヌーピング
  • プロトコル独立マルチキャストスパースモーデンスモード(PIM-SM)、PIMソース特定モード(PIM-SSM)、PIM高密度モード(PIM-DM)

 

管理と分析のプラットフォーム

  • Juniper Mistのキャンパス向けwired assurance
  • キャンパス向けJunosスペースネットワークディレクター
  • Junosスペース®マネジメント

 

デバイスの管理および運用

  • Junos OS CLI
  • アウトオブバンド管理:シリアル、10/100/1000BASE-T イーサネット
  • レスキュー用設定
  • 設定のロールバック
  • イメージ ロールバック
  • RMON(RFC2819)グループ1、2、3、9
  • リモート パフォーマンス監視
  • SNMP:v1, v2c, v3
  • Network Time Protocol(NTP)
  • DHCP サーバー
  • DHCP クライアントおよび DHCP プロキシ
  • DHCP リレー/ヘルパー
  • DHCP ローカルサーバーのサポート
  • RADIUS
  • TACACS+
  • SSHv2
  • Secure copy
  • HTTP/HTTPs
  • ドメイン名システム(DNS)リゾルバー
  • システム ロギング
  • 温度センサー
  • FTP/Secure copy 経由の設定バックアップ

 

RFC

  • RFC 768 UDP
  • RFC 783 TFTP
  • RFC 791 IP
  • RFC 792 ICMP
  • RFC 793 TCP
  • RFC 826 ARP
  • RFC 854 Telnet client and server
  • RFC 894 IP over Ethernet
  • RFC 903 RARP
  • RFC 906 TFTP Bootstrap
  • RFC 951, 1542 BootP
  • RFC 1027 Proxy ARP
  • RFC 1058 RIP v1
  • RFC 1112 IGMP v1
  • RFC 1122 Host Requirements
  • RFC 1195 Use of OSI IS-IS for Routing in TCP/IP and Dual Environments (TCP/IP transport only)
  • RFC 1256 IPv4 ICMP Router Discovery(IRDP)
  • RFC 1492 TACACS+RFC 1519 CIDR
  • RFC 1587 OSPF NSSA Option
  • RFC 1591 DNS
  • RFC 1812 Requirements for IP Version 4 Routers
  • RFC 1981 Path MTU Discovery for IPv6
  • RFC 2030 SNTP, Simple Network Time Protocol
  • RFC 2068 HTTP server
  • RFC 2080 RIPng for IPv6
  • RFC 2131 BOOTP/DHCP relay agent and DHCP server
  • RFC 2138 RADIUS Authentication
  • RFC 2139 RADIUS Accounting
  • RFC 2154 OSPF w/Digital Signatures (password, MD-5)
  • RFC 2236 IGMP v2
  • RFC 2267 Network Ingress Filtering
  • RFC 2328 OSPF v2 (edge-mode)
  • RFC 2338 VRRP
  • RFC 2362 PIM-SM (edge-mode)
  • RFC 2370 OSPF Opaque LSA Option
  • RFC 2453 RIP v2
  • RFC 2460 Internet Protocol, Version 6 (IPv6) Specification
  • RFC 2461 Neighbor Discovery for IP Version 6 (IPv6)
  • RFC 2463 Internet Control Message Protocol (ICMPv6) for the Internet Protocol Version 6 (IPv6) Specification
  • RFC 2464 Transmission of IPv6 Packets over Ethernet Networks
  • RFC 2474 DiffServ Precedence, including 12 queues/port
  • RFC 2475 DiffServ Core and Edge Router Functions
  • RFC 2526 Reserved IPv6 Subnet Anycast Addresses
  • RFC 2597 DiffServ Assured Forwarding (AF)
  • RFC 2598 DiffServ Expedited Forwarding(EF)
  • RFC 2740 OSPF for IPv6
  • RFC 2925 MIB for Remote Ping, Trace
  • RFC 3176 sFlow
  • RFC 3376 IGMP v3
  • RFC 3484 Default Address Selection for Internet Protocol Version 6 (IPv6)
  • RFC 3513 Internet Protocol Version 6 (IPv6) Addressing Architecture
  • RFC 3569 draft-ietf-ssm-arch-06.txt PIM-SSM PIM Source Specific Multicast
  • RFC 3579 RADIUS EAP support for 802.1x
  • RFC 3618 Multicast Source Discovery Protocol(MSDP)
  • RFC 3623 OSPF Graceful Restart
  • RFC 4213 Basic Transition Mechanisms for IPv6 Hosts and Routers
  • RFC 4291 IPv6 Addressing Architecture
  • RFC 4443 ICMPv6 for the IPv6 Specification
  • RFC 4541 IBMP and MLD snooping services
  • RFC 4552 OSPFv3 Authentication
  • RFC 4861 Neighbor Discovery for IPv6
  • RFC 4862 IPv6 Stateless Address Autoconfiguration
  • RFC 4915 MT-OSPF
  • RFC 5095 Deprecation of Type 0 Routing Headers
  • RFC 5176 Dynamic Authorization Extensions to RADIUS
  • RFC 5798 VRRPv3 for IPv6
  • Draft-ietf-bfd-base-05.txt Bidirectional Forwarding Detection
  • Draft-ietf-idr-restart-10.txt Graceful Restart Mechanism
  • Draft-ietf-isis-restart-02 Restart Signaling for IS-IS
  • Draft-ietf-isis-wg-multi-topology-11 Multi Topology (MT) Routing in IS-IS for BGP
  • Internet draft-ietf-isis-ipv6-06.txt, Routing IPv6 with IS-IS
  • LLDP Media Endpoint Discovery (LLDP-MED), ANSI/ TIA-1057, draft 08
  • PIM-DM Draft IETF PIM Dense Mode draft-ietf-idmr-pimdm-05.txt, draft-ietf-pim-dm-new-v2-04.txt

 

MIB

  • RFC 1155 SMI
  • RFC 1157 SNMPv1
  • RFC 1212, RFC 1213, RFC 1215 MIB-II, Ethernet-Like MIB and TRAPs
  • RFC 1493 Bridge MIB
  • RFC 1643 Ethernet MIB
  • RFC 1657 BGP-4 MIB
  • RFC 1724 RIPv2 MIB
  • RFC 1850 OSPFv2 MIB
  • RFC 1905 RFC 1907 SNMP v2c、SMIv2 および Revised MIB-II
  • RFC 2011 SNMPv2 for Internet Protocol using SMIv2
  • RFC 2012 SNMPv2 for transmission control protocol using SMIv2
  • RFC 2013 SNMPv2 for user datagram protocol suing SMIv2
  • RFC 2096 IPv4 Forwarding Table MIB
  • RFC 2287 System Application Packages MIB
  • RFC 2570–2575 SNMPv3, user based security, encryption, and authentication
  • RFC 2576 Coexistence between SNMP Version 1, Version 2, and Version 3
  • RFC 2578 SNMP Structure of Management Information MIB
  • RFC 2579 SNMP Textual Conventions for SMIv2
  • RFC 2665 Ethernet-like interface MIB
  • RFC 2787 VRRP MIB
  • RFC 2819 RMON MIB
  • RFC 2863 Interface Group MIB
  • RFC 2863 Interface MIB
  • RFC 2922 LLDP MIB
  • RFC 2925 Ping/Traceroute MIB
  • RFC 2932 IPv4 Multicast MIB
  • RFC 3413 SNMP Application MIB
  • RFC 3414 User-based Security model for SNMPv3
  • RFC 3415 View-based Access Control Model for SNMP
  • RFC 3621 PoE-MIB(PoE スイッチのみ)
  • RFC 4188 STP and Extensions MIB
  • RFC 4363 Definitions of Managed Objects for Bridges with Traffic Classes, Multicast Filtering, and VLAN extensions
  • RFC 5643 OSPF v3 MIB support
  • Draft – blumenthal – aes – usm - 08
  • Draft – reeder - snmpv3 – usm - 3desede -00
  • Draft-ietf-bfd-mib-02.txt
  • Draft-ietf-idmr-igmp-mib-13
  • Draft-ietf-idmr-pim-mib-09
  • Draft-ietf-idr-bgp4-mibv2-02.txt – Enhanced BGP-4 MIB
  • Draft-ietf-isis-wg-mib-07

 

トラブルシューティング

  • デバッグ:コンソール、Telnet、SSH 経由の CLI
  • 診断:Show、debug コマンド、統計情報
  • トラフィック ミラーリング(ポート)
  • トラフィック ミラーリング(VLAN)
  • IP ツール:拡張 ping/trace
  • commit and rollback

 

トラフィック監視

  • ACL ベース ミラーリング
  • システム当たりのミラーリング宛先ポート数:4
    • LAG ポート監視
    • 複数の宛先ポートを 1 つのミラーにモニタリング(N:1)
  • 最大ミラーリング セッション数:4
  • リモートの宛先へのミラーリング(L2 経由):宛先 1 VLAN

 

安全性/コンプライアンス

電磁気適合性規格(EMC)要件

  • FCC 47 CFR Part 15
  • ICES-003 / ICES-GEN
  • EN 300 386 V1.6.1
  • EN 300 386 V2.1.1
  • EN 55032
  • CISPR 32
  • EN 55024
  • CISPR 24
  • EN 55035
  • CISPR 35
  • IEC/EN 61000 シリーズ
  • AS/NZS CISPR 32
  • VCCI-CISPR 32
  • BSMI CNS 13438
  • KN 32とKN 3
  • KN 61000 シリーズ
  • TEC/SD/DD/EMC-221/05/OCT-16
  • TCVN 7189
  • TCVN 7317

安全性要件 シャーシと光インターフェイス:

  • CAN/CSA-C22.2 No. 62368-1と60950-1
  • UL 62368-1と60950-1
  • IEC 62368-1と60950-1(すべての国別逸脱):CB Scheme report
  • USBとPoE向けIEC 62368-3:CB Scheme report
  • CFR, Title 21, Chapter 1, Subchapter J, Part 1040
  • REDR c 1370 OR CAN/CSA-E 60825-1- Part 1
  • IEC 60825-1
  • IEC 60825-2

 

エネルギー効率

  • AT&T TEER (ATIS-06000015.03.2013)
  • ECR 3.0.1
  • ETSI ES 203 136 V.1.1.1
  • Verizon TEEER (VZ.TPR.9205)

 

環境規制

  • ROHS(有害物質の削減)6

 

Telco

  • CLEI コード

 

騒音仕様

  • ISO 7779に準拠し、23°Cで行われた傍観者位置(前方)からの動作テストに基づく騒音測定。

 

ジュニパーネットワークスのサービスとサポート

ジュニパーネットワークスは、お客様のハイパフォーマンスネットワークを加速、拡張、および最適化するために設計された、パフォーマンスを実現するためのサービスリーダーです。当社のサービスをご利用いただくと、コストを削減し、リスクを最小限に抑えながら、業務効率を最大限に高めることが可能となり、早期にネットワーク投資の価値を高めることができます。ジュニパーネットワークスは、必要なレベルのパフォーマンス、信頼性、および可用性を維持するようにネットワークを最適化することで、オペレーショナルエクセレンスを確保します。詳細については、https://www.juniper.net/jp/ja/products.htmlをご覧ください。

 

表 4:EX4400電源定格と騒音(dBA)
製品 電源定格 騒音(1PSU) 騒音(2PSU)
EX4400-24T/48T/48F 550W AC AFO 42.7 / 42.32 / 43.23 41.68 / 42.87 / 43.35
EX4400-24T/48T/48F 550W AC AFI 46.08 / 44.78 / 44.91 46.03 / 44.64 / 44.79
EX4400-24T/48T/48F 550W DC AFO 42.59 / 42.72 /43.71 42.54 / 42.73 / 43.69
EX4400-24T/48T/48F 550W DC AFI 46.19 / 44.6 / 44.93 46.54 / 44.72 / 44.61
EX4400-24P 1050W AC AFO 44.45 44.23
EX4400-48P 1600W AC AFO 44.78 44.68
EX4400-48MP 1600W AC AFO 45.56 49.28
EX4400-24MP 1050W AC AFO 47.39 52.41

 

注文情報

製品 説明
EX4400-48P 48ポート10/100/1000BASE-T PoE++ 電力 + 1600 W AC PS(単一/デュアルPS付き1290/1800 W PoE+電力を提供)(バーチャルシャーシ用DACは別途注文)
EX4400-48MP 12x100M/1/2.5/5/10GbE + 36x100M/1/2.5GbEポートPoE++ 電力 + 1600 W AC PS(単一/デュアルPSで1300/2200 W PoE++電力)(バーチャルシャーシ用DACは別途注文)
EX4400-24P 24ポート10/100/1000BASE-T PoE++ 電力 + 1050 W AC PS(単一/デュアルPSで780/1800 W PoE++電力を提供)(バーチャルシャーシ用DACは別途注文)
EX4400-24MP 24x100M/1/2.5/5/10GbEポートPoE++電力 + 1050 W AC PS(単一/デュアルPSで788/1440 W PoE++電力)(バーチャルシャーシ用DACは別途注文)
EX4400-48T 48ポート 10/100/1000BASE-T + 550 W AC PS(バーチャル シャーシ用DACは別途注文)
EX4400-24T 24ポート 10/100/1000BASE-T + 550 W AC PS(バーチャル シャーシ用DACは別途注文)
EX4400-48F 12ポート1000/10000BASE-X SFP+ + 36ポート100/1000BASE-X SFP + 550 W AC PS(オプティクス部品別売り)
EX4400-48T-AFI 48ポート 10/100/1000BASE-T + 550 W AC PS(バックツーフロントのエアフロー)(バーチャルシャーシ用DACは別途注文)
EX4400-24T-AFI 24ポート10/100/1000BASE-T + 550 W AC PS(バックツーフロントエアフロー)(バーチャルシャーシ用DACは別途注文)
EX4400-48T-DC 48ポート 10/100/1000BASE-T + 550 W DC PS(バーチャルシャーシ用DACは別途注文)
EX4400-48T-DC-AFI 48ポート 10/100/1000BASE-T + 550 W DC PS(バックツーフロントのエアフロー)(バーチャルシャーシ用DACは別途注文)
EX4400-24T-DC 24ポート 10/100/1000BASE-T + 550 W DC PS(バーチャル シャーシ用DACは別途注文)
EX4400-24T-DC-AFI 24ポート 10/100/1000BASE-T + 550 W DC PS(バックツーフロントのエアフロー)(バーチャルシャーシ用DACは別途注文)
EX4400-48F-AFI 12ポート1000/10000BASE-X SFP+ + 36ポート100/1000BASE-X SFP + 550 W AC PS(バックツーフロントエアフロー)(オプティクス部品別売り)
EX4400-48F-DC-AFI 12ポート1000/10000BASE-X SFP+ + 36ポート100/1000BASE-X SFP + 550 W DC PS(バックツーフロントエアフロー)(オプティクス部品別売り)
EX4400-48F-DC 12ポート1000/10000BASE-X SFP+ + 36ポート100/1000BASE-X SFP + 550 W DC PS(オプティクス部品別売り)
永久ライセンス
S-EX-A-C2-P ソフトウェア、EXシリーズアドバンスドライセンス、クラス2(24ポート)、EX4400 24ポートスイッチ用永久ライセンス
S-EX-P-C2-P ソフトウェア、EXシリーズプレミアムライセンス、クラス2(24ポート)、EX4400 24ポートスイッチ用パーペチュアルライセンス
S-EX-A-C3-P ソフトウェア、EXシリーズアドバンスドライセンス、クラス3(32または48ポート)、EX4400 48ポートスイッチ用パーペチュアルライセンス
S-EX-P-C3-P ソフトウェア、EXシリーズプレミアムライセンス、クラス3(32または48ポート)、EX4400ポートスイッチ用パーペチュアルライセンス
S-EX-MACSEC-C2-P ソフトウェア、EXシリーズMACsecライセンス、クラス2(24ポート)、EX4400 24ポートスイッチ用パーペチュアルライセンス
S-EX-MACSEC-C3-P ソフトウェア、EXシリーズMACsecライセンス、クラス3(48ポート)、EX4400 48ポートスイッチ用パーペチュアルライセンス
S-EX-FBT-P ソフトウェア、EXシリーズフローベーステレメトリライセンス、EX4400スイッチ用パーペチュアルライセンス
サブスクリプションライセンス
S-EX-A-C2-1 ソフトウェア、EX シリーズ アドバンスド ライセンス、クラス 2(24 ポート)、EX シリーズ 24 ポート スイッチ用Wired Assuranceサブスクリプションを含む、1 年間
S-EX-A-C2-3 ソフトウェア、EX シリーズアドバンスドライセンス、クラス2(24 ポート)、EXシリーズ24ポートスイッチ用 Juniper Mist Wired Assuranceサブスクリプションを含む、3年間
S-EX-A-C2-5 ソフトウェア、EXシリーズアドバンスドライセンス、クラス2(24ポート)、EXシリーズ24ポートスイッチ用 Juniper Mist Wired Assuranceサブスクリプションを含む、5年間
S-EX-P-C2-1 ソフトウェア、EXシリーズプレミアムライセンス、クラス2(24ポート)、EXシリーズ24ポートスイッチ用Wired Assuranceサブスクリプションを含む、1年間
S-EX-P-C2-3 ソフトウェア、EXシリーズプレミアムライセンス、クラス2(24ポート)、EXシリーズ24ポートスイッチ用 Juniper Mist Wired Assuranceサブスクリプションを含む、3年間
S-EX-P-C2-5 ソフトウェア、EXシリーズプレミアムライセンス、クラス2(24ポート)、EXシリーズ 24ポートスイッチ用 Juniper Mist Wired Assuranceサブスクリプションを含む、5年間
S-EX-A-C3-1 ソフトウェア、EXシリーズアドバンスドライセンス、クラス3(48ポート)、EXシリーズ48ポートスイッチ用Wired Assuranceサブスクリプションを含む、1年間
S-EX-A-C3-3 ソフトウェア、EXシリーズアドバンスドライセンス、クラス3(48ポート)、EXシリーズ48ポートスイッチ用 Juniper Mist Wired Assuranceサブスクリプションを含む、3年間
S-EX-A-C3-5 ソフトウェア、EXシリーズアドバンスドライセンス、クラス3(48ポート)、EXシリーズ48ポートスイッチ用 Juniper Mist Wired Assuranceサブスクリプションを含む、5年間
S-EX-P-C3-1 ソフトウェア、EXシリーズプレミアムライセンス、クラス3(48ポート)、EXシリーズ48ポートスイッチ用Wired Assuranceサブスクリプションを含む、1年間
S-EX-P-C3-3 ソフトウェア、EXシリーズプレミアムライセンス、クラス3(48ポート)、EXシリーズ48ポートスイッチ用 Juniper Mist Wired Assuranceサブスクリプションを含む、3年間
S-EX-P-C3-5 ソフトウェア、EXシリーズプレミアムライセンス、クラス3(48ポート)、EXシリーズ48ポートスイッチ用 Juniper Mist Wired Assuranceサブスクリプションを含む、5年間
S-EX-A-C2-1-COR ソフトウェア、EX シリーズ アドバンスド ライセンス、クラス 2(24 ポート)、SVC COREサポート付き EX シリーズ 24 ポート スイッチ用Juniper Mist Wired AssuranceおよびVNAサブスクリプションを含む、1年間
S-EX-A-C2-3-COR ソフトウェア、EXシリーズアドバンスドライセンス、クラス2(24ポート)、EXシリーズ24ポートスイッチ用Juniper Mist Wired Assuranceサブスクリプションを含む、SVC COREサポート3年間付き、3年間
S-EX-A-C2-5-COR ソフトウェア、EXシリーズアドバンスドライセンス、クラス2(24ポート)、SVC COREサポート付きEXシリーズ24ポートスイッチ用Juniper Mist Wired Assuranceサブスクリプションを含む、5年間
S-EX-P-C2-3-COR ソフトウェア、EXシリーズプレミアムライセンス、クラス2(24ポート)、SVC COREサポート付きEXシリーズ24ポートスイッチ用Juniper Mist Wired Assuranceサブスクリプションを含む、3年間
S-EX-P-C2-5-COR ソフトウェア、EXシリーズプレミアムライセンス、クラス2(24ポート)、SVC COREサポート付きEXシリーズ24ポートスイッチ用Juniper Mist Wired Assuranceサブスクリプションを含む、5年間
S-EX-A-C3-1-COR ソフトウェア、EX シリーズ アドバンスド ライセンス、クラス 3(32 ポートまたは 48 ポート)、SVC CORE サポート付き EX シリーズ 48 ポート スイッチ用Juniper Mist Wired Assurance およびVNAサブスクリプションを含む、1 年間
S-EX-A-C3-3-COR ソフトウェア、EXシリーズアドバンスドライセンス、クラス3(48ポート)、SVC COREサポート付きEXシリーズ48ポートスイッチ用 Juniper Mist Wired Assuranceサブスクリプションを含む、3年間
S-EX-A-C3-5-COR ソフトウェア、EXシリーズアドバンスドライセンス、クラス3(48ポート)、EXシリーズ48ポートスイッチ用 Juniper Mist Wired Assuranceサブスクリプションを含む、3年間のSVC COREサポート付き、5年間
S-EX-P-C3-1-COR ソフトウェア、EXシリーズプレミアムライセンス、クラス3(32または48ポート)、SVC COREサポート付きEXシリーズ48ポートスイッチ用Juniper Mist Wired AssuranceおよびVNAサブスクリプションを含む、1年間
S-EX-P-C3-3-COR ソフトウェア、EXシリーズプレミアムライセンス、クラス3(48ポート)、EXシリーズ48ポートスイッチ用Juniper Mist Wired Assuranceサブスクリプションを含む、SVC COREサポート3年間付き、3年間
S-EX-P-C3-5-COR ソフトウェア、EXシリーズプレミアムライセンス、クラス3(48ポート)、EXシリーズ48ポートスイッチ用Juniper Mist Wired Assuranceサブスクリプションを含む、SVC COREサポート3年間付き、5年間
S-EX-A-C2-1-ND ソフトウェア、EX シリーズ アドバンスド ライセンス、クラス 2(24 ポート)、SVC NEXT DAYサポート付き EX シリーズ 24 ポート スイッチ用Juniper Mist Wired AssuranceおよびVNAサブスクリプションを含む、1年間
S-EX-A-C2-3-ND ソフトウェア、EXシリーズアドバンスドライセンス、クラス2(24ポート)、SVC NEXT DAYサポート付きEXシリーズ24ポートスイッチ用Juniper Mist Wired AssuranceおよびVNAサブスクリプションを含む、3年間
S-EX-A-C2-5-ND ソフトウェア、EXシリーズアドバンスドライセンス、クラス2(24ポート)、SVC NEXT DAYサポート付きEXシリーズ24ポートスイッチ用Juniper Mist Wired AssuranceおよびVNAサブスクリプションを含む、5年間
S-EX-P-C2-1-ND ソフトウェア、EXシリーズプレミアムライセンス、クラス2(24ポート)、SVC NEXT DAYサポート付きEXシリーズ24ポートスイッチ用 Juniper Mist Wired AssuranceおよびVNAサブスクリプションを含む、1年間
S-EX-P-C2-3-ND ソフトウェア、EXシリーズプレミアムライセンス、クラス2(24ポート)、SVC NEXT DAYサポート付きEXシリーズ24ポートスイッチ用 Juniper Mist Wired AssuranceおよびVNAサブスクリプションを含む、3年間
拡張モジュール
EX4400-EM-4S EX4400 4ポート1GbE/10GbE SFP+拡張モジュール
EX4400-EM-4Y EX4400 4ポート10/25GbE SFP28拡張モジュール
電源
JPSU-550-C-AC-AFO EX4400 550 W AC電源(電源コードは別途注文)(フロントツーエアフロー)
JPSU-550-C-AC-AFI EX4400 550 W AC電源(電源コードは別途注文)(バックツーエアフロー)
JPSU-550-C-DC-AFO EX4400 550 W DC 電源(電源コードは別途注文が必要)(フロントツーバックエアフロー)
JPSU-550-C-DC-AFI EX4400 550 W DC 電源(電源コードは別途注文)(バックツーフロントエアフロー)
JPSU-1050-C-AC-AFO EX4400 1050 W AC電源(電源コードは別途注文)(フロントツーバックエアフロー)
JPSU-1600-C-AC-AFO EX4400 1600 W AC 電源(電源コードは別途注文)(フロントツーバックエアフロー)
ファン
EX4400-FAN スペア ファン、フロントツーバックのエアフロー
EX4400-FAN-AFI スペア ファン、バックツーフロントの気流
取り付けオプション
EX-4PST-RMK アジャスタブルEX4400用4 ポストラックマウントキット
EX-WMK EX4400 用壁取り付けキット
EX-RMK EX4400 用ラックマウント キット
スペア シャーシ
EX4400-48P-S スペア シャーシ、48 ポート 10/100/1000BASE-T PoE++(光インターフェイス、電源、ファンは別売り)
EX4400-24P-S スペア シャーシ、24 ポート 10/100/1000BASE-T PoE++(光インターフェイス、電源、ファンは別売り)
EX4400-48T-S スペア シャーシ、48 ポート 10/100/1000BASE-T (光インターフェイス、電源、ファンは別売り)
EX4400-24T-S スペア シャーシ、24 ポート 10/100/1000BASE-T (光インターフェイス、電源、ファンは別売り)
EX4400-48F-S スペアシャーシ、12ポート10000BASE-X SFP+ + 36ポート1000BASE-X SFP、(光インターフェイス、電源、ファンは別売り)
EX4400-24MP-S スペアシャーシ、224x100M/1/2.5/5/10GbEポート PoE++(光インターフェイス、電源、ファンは別売り)
EX4400-48MP-S スペアシャーシ、12x100M/1/2.5/5/10GbE + 36x100M/1/2.5GbEポートPoE++(光インターフェイス、電源、ファンは別売り)

 

ジュニパーネットワークスについて

ジュニパーネットワークスは、ネットワーク運用を劇的に簡素化し、エンドユーザーに最上のエクスペリエンスを提供することに注力しています。業界をリードするインサイト、自動化、セキュリティ、AIを提供する当社のソリューションは、ビジネスで真の成果をもたらします。つながりを強めることにより、人々の絆がより深まり、幸福、持続可能性、平等という世界最大の課題を解決できるとジュニパーは確信しています。

 

1000702 - 010 - JP 2023年1月