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KVM での vRR インスタンスでの SR-IOV の有効化

KVM 上の vRR は、シングルルート I/O 仮想化(SR-IOV)インターフェイス タイプをサポートしています。SR-IOV(シングル ルート I/O 仮想化)では、物理機能を複数の個別の vNIC として表示できます。SR-IOV を使用すると、ネットワーク アダプターなどのデバイスは、さまざまなハードウェア機能間でリソースに個別にアクセスできます。SR-IOV をサポートする物理 NIC がある場合は、SR-IOV 対応 vNIC または VF(仮想機能)を vRR インスタンスにアタッチして、パフォーマンスを向上させることができます。
  • SR-IOV を有効にする BIOS 要件。Intel VT-d または AMD IOMMU がシステム BIOS 設定で有効になっていることを確認します。
  • KVM 向け VRR の SR-IOV には、次のいずれかの Intel NIC ドライバーが必要です。
    • 40G ポートと i40e ドライバーを使用した Intel X710 または XL710
    • 10G ポートと ixgbe ドライバーを使用した Intel X520 または X540
  • Junos OS リリース:
    • Junos OS リリース 17.4 以降では、Intel X710/XL710 NIC を備えた 40G ポートを vRR でサポートしています。
    • Junos OS リリース 20.4R3 以降、Intel X520/X540 NIC を備えた 10G ポートを vRR でサポートできます。
  1. コマンドを使用して、ホストで使用可能な NIC(デバイス)をlshw -businfo -c network探します。
    • 以下の出力では、10G NIC は enp2s0f0 と enp2s0f1 です。
    • 40G NIC は enp4s0f0 および enp4s0f1
  2. SR-IOV を構成する予定のデバイスを使用して、ホスト上の VM を削除します。
  3. デバイスでサポートされているVFの最大数を確認します(enp2s0f0やenp4s0f0など)
  4. デバイスで必要な VF 数を設定します
  5. コマンドを使用して lspci VF が作成されているかどうかを確認します。デバイスのイーサネット コントローラに対応する仮想機能が表示されます。
  6. ネットワーク デバイスの既存のインターフェイス スタンザを置き換えて、新しい XML を取得します。管理デバイスのエントリーは、そのまま維持してください。
  7. 新しいSRIOVベースのインターフェイスでVRRインスタンスを起動する
  8. 最後に、Junos vRR で作成された VF デバイスを確認するには、ブート メッセージで「名前の変更」の grep を実行します。