KVM で vJunosEvolved を検証
概要 このトピックでは、vJunosEvolved 構成を検証し、トラブルシューティング情報を確認します。
VM が実行されていることを確認する
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インストール後に vJunosEvolved が実行されていることを確認します。
virsh listコマンドは
virsh list、VM の名前と状態を表示します。状態は、実行中、アイドル状態、一時停止、シャットダウン、クラッシュ、または死亡です。# virsh list Id Name State --------------------------- 72 vJunosEvo-RE1 running
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VM を停止して起動するには、次
virshのコマンドを使用します。-
virsh shutdownvJunosEvolved をシャットダウンします。 -
virsh start前に定義した非アクティブな VM を起動します。
メモ:このコマンドは
virsh destroyvJunosEvolved VMディスクが破損する可能性があるため、使用しないでください。コマンドを使用
virsh destroyした後に VM が停止して起動しない場合は、提供された元の QCOW2 イメージのライブ QCOW2 ディスク コピーを作成します。 -
CPU情報の確認
ホストサーバーで、 コマンドを lscpu 使用してCPU情報を表示します。
出力には、CPUの総数、ソケットあたりのコア数、CPUソケット数などの情報が表示されます。
例えば、以下のコードブロック情報は、合計32個のCPUをサポートするUbuntu 20.04 LTSホストサーバー用です。
root@vjunos-host:~# lscpu Architecture: x86_64 CPU op-mode(s): 32-bit, 64-bit Byte Order: Little Endian Address sizes: 46 bits physical, 48 bits virtual CPU(s): 32 On-line CPU(s) list: 0-31 Thread(s) per core: 2 Core(s) per socket: 8 Socket(s): 2 NUMA node(s): 2 Vendor ID: GenuineIntel CPU family: 6 Model: 62 Model name: Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2650 v2 @ 2.60GHz Stepping: 4 CPU MHz: 2593.884 CPU max MHz: 3400.0000 CPU min MHz: 1200.0000 BogoMIPS: 5187.52 Virtualization: VT-x L1d cache: 512 KiB L1i cache: 512 KiB L2 cache: 4 MiB L3 cache: 40 MiB NUMA node0 CPU(s): 0-7,16-23 NUMA node1 CPU(s): 8-15,24-31 [snip]
ログファイルの表示
vJunosEvolved インスタンスの show log コマンドを使用して、システム ログを表示します。
root > show log ?
コマンドは root > show log ? 、表示できるログファイルのリストを表示します。
たとえば、EVO init ログを表示するには、 コマンドを root> show log evoinit.log 実行します。
ログファイルは、vJunosEvolved REの /var/log ディレクトリから見ることができます。これらのログは、他のジュニパーネットワークス®製品でも見られる標準 vJunosEvolved ログ ファイルです。シリアル コンソールを使用して、ルーティング エンジン VM にログインできます。または、ルーティングエンジンVMにSSHして、同じ情報を表示することもできます。
収集される主要なログ ファイルの一部は次のとおりです。
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という名前の
request system debug-infoファイル内のすべてのシステムトレースを転送するには、 コマンドを使用します。 /var/tmp/debug_collector_<date_time>.tar.gz -
/var/log/cosim.log と /var/log/cosim_ppd.log: 初期化中にCOSIMトレースを行います。
コア ファイルの収集
コマンドを show system core-dumps 使用して、収集されたコア ファイルを表示します。これらのコア ファイルを外部サーバーに転送して、ルーティング エンジン上の管理インターフェイスを介して分析を行うことができます。
JunosEvolved ルーティング エンジンのディレクトリには /var/crash 、すべてのコア ファイルが格納されています。Junos OS の標準手順に従って、コア ファイル vJunosEvolved ルーティング エンジンを外部ホストに転送できます。