vJunos スイッチ アーキテクチャ

vJunos スイッチは、VFP(仮想転送プレーン)と PFE(パケット転送エンジン)が外部 VM に存在する、ネストされた単一の VM ソリューションです。vJunos スイッチを起動すると、VFP は Junos VCP(仮想コントロール プレーン)イメージを実行するネストされた VM を開始します。KVM ハイパーバイザーは、VCP の導入に使用されます。

「ネスト」という用語は、 図 1 に示すように、VFP VM 内でネストされている VCP VM を指します。

vJunos スイッチは、4 コアと 5 GB のメモリを使用して最大 100 Mbps のスループットをサポートできます。追加のコアと構成されたメモリは、VCP に割り当てられます。VFP は、サポートされる最小フットプリント以外に追加のメモリを必要としません。ラボのユースケースには、4コアと5 GBメモリで十分です。

vJunos スイッチ アーキテクチャは、以下のレイヤーで構成されています。

• vJunos スイッチは最上位レイヤーです。

• KVMハイパーバイザーと、ソフトウェア要件セクションで説明されている関連システムソフトウェアは、ミドルレイヤーにあります。

• x86 サーバーは、最下部の物理レイヤーにあります。

このアーキテクチャを理解することで、vJunos スイッチの構成を計画する際に役立ちます。

vJunos-Switch インスタンスを作成した後、Junos OS CLI を使用して VCP で vJunos スイッチ インターフェイスを設定できます。vJunos スイッチは、ギガビット イーサネット インターフェイスのみをサポートします。