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CASBプロファイルの作成と管理
クラウドアクセスセキュリティブローカー(CASB)ルールを設定して、各クラウドアプリケーション上の特定のアクションを制御してデータを保護します。
デフォルトでは、ジュニパーセキュアエッジは default-casb-profileと呼ばれる定義済みのプロファイルを提供します。事前定義されたプロファイルを変更して使用するか、独自のプロファイルを作成することができます。
CASBプロファイルを作成したら、Secure Edgeポリシーに割り当てます。デフォルトでは、 表1 に示すように、CASBがサポートする各クラウドアプリケーションについて、クラウドアプリケーショングループが選択されます。このオプションはグレーアウトされているため、Secure Edge Policyページでこれらのグループを編集することはできません。
証明書ピンニングは、クライアント(モバイルやデスクトップアプリケーションなど)が事前定義されたSSL証明書を持つサーバーのみと通信することを保証することで、中間者(MITM)攻撃から保護するセキュリティメカニズムです。証明書のピンニングがアプリケーションに実装されると、サーバーの証明書が開発中に追加されたピン留めされた証明書と一致しているかどうかをアプリケーションが確認します。証明書の不一致がある場合、クラウドアプリケーションはクライアントアプリケーションとの接続を拒否します。
証明書ピンニングが設定されているアプリケーションにSSL暗号化解除が設定されている場合、アプリケーションは破損します。管理者は、以下のオプションの1つを選択できます。
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アプリケーションをSSL復号化除外リストに追加して、アプリケーションの破損を防ぎます。CASBおよびSSLインスペクションは発生しません。
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アプリケーションのトラフィックを検査し続けるには、SSL復号化除外リストからアプリケーションを削除します。ただし、ユーザーはアプリケーションを正常に使用するためには、ブラウザを介してアプリケーションにアクセスする必要があります。
CASBがサポートしている証明書ピン留め付きのクラウドアプリケーションは次のとおりです。
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ドロップボックス
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Salesforce
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Googleドライブ
| CASBがサポートするクラウドアプリケーション |
対応するクラウドアプリケーショングループ |
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|---|---|---|
| Amazon EFS |
casb-amazonefs-group |
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| Amazon S3 |
casb-amazons3-group |
|
| 箱 |
CASBボックスネットグループ |
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| ドロップボックス |
casb-dropbox-clear-group |
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| GitHub |
casb-githubグループ |
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| Gmail |
casb-gmailグループ |
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| Googleチャット |
CASB google_chatグループ |
|
| Googleドキュメント |
casb google_docsグループ |
|
| MetaMessenger |
CASB meta_messengerグループ | |
| Microsoft OneDrive |
casb-onedrive-group |
|
| Microsoft OneDrive Personal |
CASB onedrive_personalグループ |
|
| Microsoft Outlook |
casbアウトルックグループ |
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| Microsoft Teams |
casb-msteams-group |
|
| Office365_Word |
CASB office365_wordグループ |
|
| Office365_Excel |
CASB office365_excelグループ |
|
| Office365_Powerpoint |
CASB office365_powerpointグループ |
|
| Salesforce |
CASBセールスフォースグループ |
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| SharePoint |
CASBシェアポイントグループ |
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| スラック |
casb-slack-group |
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CASBプロファイルの管理
CASBプロファイルの管理
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