監査ログの概要
監査ログは、特定の操作に影響を与える一連のユーザーアクティビティの記録です。監査ログは、イベントをトレースし、ユーザーのアクティビティの記録を維持するのに役立ちます。ネットワーク運用担当者は、監査ログを表示またはフィルタリングして、特定の時間にどのユーザーがどのアクションを実行したかを判断できます。最新の監査ログが最初に表示されます。
監査ログには、ユーザーがParagon Automation GUIまたはAPIから開始したタスクに関する情報が含まれます。監査ログのエントリには、次のものが含まれます。
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タスクを開始したユーザーの名前
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タスクが開始されたクライアントの元 IPアドレス
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監査ログをトリガーした操作
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タスクのステータス
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タスクの簡単な説明
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関連するジョブの詳細。 「ジョブ id 」をクリックして、「 ジョブのステータス 」ページにジョブの詳細を表示します。
ジョブの詳細には、ジョブ名、開始時刻と終了時刻、ジョブの状態 (失敗または成功)、ジョブ ID、および関連するタスクの詳細が含まれます。
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タスク実行の日時
healthbot command
や config server
などのマイクロサービスからの監査ログは、監査ログ クライアント ライブラリに収集され、Postgres SQL データベースに格納されます。監査ログクライアントライブラリは、Paragon Automationのインストール時にマイクロサービスとともにインストールされます。
ネットワーク要素(ノードやリンクなど)の追加、変更、削除などのParagon Pathfinderの操作がここに記録されます。
デバイス主導のタスク (つまり、ユーザーによって開始されていないタスク) は、監査ログに記録されません。
Paragon Insightsのコマンドと監査ログ
監査ログは、CLI から次のコマンドを実行すると生成されます。
add-node
remove-node
modify-uda-engine
modify-udf-engine
modify-workflow-engine
remove-plugin
load-plugin
生成される監査ログには、ジョブを開始したユーザー、ノード名、およびジョブのステータスに関する情報が含まれます。ただし、コマンドを実行するには、資格情報(ユーザー名とパスワード)を入力する必要があります。ユーザー名(HB_USERNAME
)とパスワード(HB_PASSWORD
)をすでに設定している場合は、コマンドの実行時に資格情報の入力は求められません。