BGP-LSを介してリンク統計を送信するようにルーターを設定する
Paragon Automation Release 21.2以降、BGP-LSを使用して、ネットワークからリンク遅延とリンク遅延変動(連続した読み取り間の測定遅延変動)に関する情報を取得できます。以前は、リンク遅延情報は、ルーターに設定されたRPMプローブから取得されました。
Paragon Automation GUIでは、リンク遅延統計情報を次のように表示できます。- ネットワーク トポロジー(ネットワーク > トポロジー)でリンク ラベルを右クリックし、[ 測定遅延 A::Z ] を選択します。測定された遅延は、 図 1 に示すようにリンクに表示されます。
図 1:ネットワーク トポロジー
内のリンクで示される測定されたリンク遅延
- ネットワーク情報テーブルの [リンク] タブの [測定された遅延 A] 列と [測定された遅延 Z] 列には、リンクの両端で測定された遅延が表示されます。 図 2 を参照してください。
図 2:ネットワーク情報テーブル
に表示される測定遅延
Paragon Pathfinderのパス計算要素(PCE)は、測定されたリンク遅延を使用して、エンドツーエンドLSP遅延をLSPパス内のすべてのリンク遅延の合計として計算します。LSPに最大遅延が設定されており、計算されたリンク遅延が設定された最大遅延に違反する場合、PCEは、設定された最大遅延内にリンク遅延があるパスを通じてLSPを計算し、再ルーティングします。
メモ:
ジュニパーネットワークスルーターは、BGP-LSを介して測定されたリンク遅延と遅延変動を送信するように設定することができます。
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ルーターでJunos OS 21.3以降のバージョンが実行されています。
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ルーターは、ポイントツーポイント リンクで IS-IS プロトコルを使用します。
BGP-LS を介してリンク上で測定された遅延および遅延変動をアドバタイズするようにジュニパーネットワークスルーターを設定するには: