ハードウェア設備費
この機能は、ルーター ネットワークにのみ適用されます。
価格設定のために、ハードウェアモデル内の特定のポート、カード、またはシャーシのコストを指定できます。コスト データは次のいずれかに設定できます。
グローバルに、メインメニューから [Inventory > Hardware Equipment Costs] を選択します。
個別に、デバイスごと。特定のデバイスの機器ビューで、 論理ビュー タブを選択します。論理ビューでは、カードを右クリックし、ポップアップメニューから [シャーシ>プロパティの変更 ]または[ カード>プロパティの変更 ]を選択できます。その特定のシャーシまたはカードの価格は、価格フィールドに入力できます。
「ハードウェア機器コスト ファイル」の説明に従って cardcost ファイルを編集します。
「ハードウェア機器コスト」ウィンドウには、定義されているすべての機器のコストが表示されます。リストからカードを追加、変更、削除できます。このリストには、上記で説明したように、一致するカードが見つからない場合に使用されるポートごとのコストが含まれています。
このウィンドウを使用して、3 組の設備原価を定義できます。それは、シャーシ、カード、ポートのコストです。ポート コストは、特定のカードが機器コスト テーブルで定義されていない場合にも使用されます。
[ハードウェア機器コスト] ウィンドウに表示される初期コストは、開始に役立つ任意の値であることに注意してください。[ハードウェア機器コスト]ウィンドウに項目を追加するには、[ 追加 ]ボタンをクリックするだけで、新しいウィンドウがポップアップし、必要な値を入力できます。アイテムを変更するには、アイテムを選択して [ 変更 ] ボタンをクリックします。項目を削除するには、項目または複数の項目を選択して [削除] ボタンをクリックします。
ハードウェア機器のコストは、ネットワークごとに節約されることに注意してください。カスタム ハードウェア機器コスト リストをインポートするには、[インポート] ボタンをクリックして適切なファイルを参照します。
カードの場合、コンポーネント名をカードの部品番号に置き換えることができます。ハードウェア設備投資レポートは、カードのコストを部品番号に関連付けます。部品番号は、「ハードウェア・インベントリー」ウィンドウの「デバイス」または「ライン・カード」ビューで確認できます。
[機器ビュー]の[価格]フィールドに価格が指定されていない場合、[ハードウェア機器コスト]ウィンドウの情報に基づいて、次のようにデフォルト価格が計算されます。
機器ビューのカードの名前が [ハードウェア機器コスト] ウィンドウのカード名と一致する場合、[ハードウェア機器コスト] ウィンドウのカードのコストが機器ビューのカードに使用されます。
カード名に基づいて完全に一致するものが見つからない場合、プログラムはカードのポートの種類と数に基づいて一致するものを検索します。機器ビューのカードの仕様と一致する適切なカードが [ハードウェア機器コスト] ウィンドウで見つかった場合、[ハードウェア機器コスト] ウィンドウのそのカードの価格が機器ビューのカードに適用されます。
[ハードウェア機器コスト(Hardware Equipment Cost)] ウィンドウに、機器ビューのカードの仕様に一致する適切なカードが見つからない場合は、[ハードウェア機器コスト(Hardware Equipment Cost)] ウィンドウで定義されたポートごとのデフォルト価格に基づく価格が、機器ビューのカードに対して計算されます。
ハードウェア機器コストファイル
[ハードウェア機器コスト(Hardware Equipment Cost)] ウィンドウを変更または追加してネットワークを保存すると、その特定のネットワークのハードウェア機器コスト情報を含む cardcost.runcode ファイルが作成されます。cardcost ファイルは、キーワード "cardcost" を使用して仕様ファイルから参照されます。このファイルの形式を使用して、上記のように [ハードウェア機器コスト] ウィンドウにインポートできるカスタム ファイルを作成できます。以下に、いくつかのサンプル行とフィールドの説明を示します。
特定のカードコスト
# Vendor, Name, 'card', Cost, Number of Ports, Media, Description Cisco, LC-4OC3/POS-SM, card, 39000.0, 4, OC3/STM1, "4port OC3/STM1 Card"
一般的なポート コスト
# Vendor, Name, Media, Cost per port Juniper, -, OC12/STM4, 29000.0
使用される形式に応じて、プログラムはコストを特定のカードコストまたは一般的なポートコストとして認識します。