Security Director Insightsの高可用性導入アーキテクチャ
Security Director Insightsは、高可用性(HA)を備えた単一ノードおよび2つのノードとして導入できます。
Security Director Insightsでは、HA展開に次のシステムとネットワーク設定が必要です。
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2つのノードHA向けの2つのSecurity Director Insightsシステム。
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各システムには、管理用と HA 監視用の 2 つのネットワーク インターフェイスが必要です。
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2 つのシステムの管理インターフェイスの IP アドレスは、同じサブネット内になければなりません。
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2 つのシステムの HA 監視インターフェイスの IP アドレスは、同じサブネット内にある必要があります。
管理インターフェイスと HA 監視インターフェイスは、異なるサブネットに存在する必要があります。
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各サブネットの仮想 IP アドレス。
次の例は、HA展開のネットワーク構成を示しています。
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システム1:
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管理 IP:10.1.1.2/24
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HA監視IP:20.1.1.2/24
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システム2:
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管理 IP:10.1.1.3/24
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HA 監視 IP:20.1.1.3/24
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データ トラフィックの仮想 IP アドレス: 10.1.1.4/24
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HA 監視用の仮想 IP アドレス:20.1.1.4/24
仮想 IP アドレスは、Security Director Insights GUI で HA を設定するときに使用されます。仮想 IP アドレスは、システムの 1 つに自動的に割り当てられ、それがアクティブノードになります。フェイルオーバーが発生すると、仮想IPアドレスは他のシステム(スタンバイ・ノード)に自動的に割り当てられます。
図 1 に示すように、CLI コマンドを使用して HA 監視 IP アドレスを設定できます。