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Network Director API の概要

Junos Space Network Director APIアプリケーションは、Junos Spaceネットワーク管理プラットフォーム上で動作し、Network Directorオーケストレーションサービスによって公開されます。

Network Director API は、以下を含むネットワーク管理機能を有効にする一連の REST(Representational State Transfer)API です。

  • CloudStack とのプラグインと統合

  • クラウドおよびデータ センター運用の仮想化

  • 共有ネットワーク インフラストラクチャでのセキュアなマルチテナント ネットワークのプロビジョニング

  • データセンターにおけるテナントサービスの自動化

  • レイヤー 2、レイヤー 3、セキュリティ、インターネット サービスのサポート

  • 外部クラウドおよびデータ センター オーケストレーション ツールとの統合の一元化

  • アラーム、監視と障害、無線クライアント情報の取得をサポートします。

Network Director APIにアクセスできるのは、スーパー管理者とモニター管理者だけです。

このトピックでは、以下について説明します。

前提 条件

Network Director API を使用する前に、まず以下のソフトウェアをインストールする必要があります。

  • Junos Space ネットワーク管理プラットフォーム リリース 20.3R1。

  • Network Director API および Network Director GUI リリース 4.1R1。この 2 つのアプリケーションはパッケージ化されており、インストールが必要です。

  • ブラウザベースまたはスクリプトベースの REST HTTP クライアント。

  • (オプション)Network Director API ソフトウェアに含まれるサンプル API スクリプトを実行するための Python 2.7、3.1、または 3.4 プログラミング言語ソフトウェアです。

サポート対象のデバイスとサービス

表 1 は、Network Director オーケストレーション サービスと API がサポートするジュニパーネットワークスのデバイスを示しています。

表 1:Network Director API でサポートされているプラットフォームとソフトウェア バージョン

サポートされているプラットフォーム

認定されたJunos OS、MSS、またはESXiリリース
EXシリーズスイッチ

EX2200およびEX2200-C(スタンドアロンおよびバーチャルシャーシ)および EX3200EX3300(スタンドアロンおよびバーチャルシャーシ)EX4200(スタンドアロンおよびバーチャルシャーシ)EX4550(スタンドアロンおよびバーチャルシャーシ)EX4550(スタンドアロンおよびバーチャルシャーシ)EX4200、EX4500、EX4550バーチャルシャーシEX6200EX8200(スタンドアロンおよびバーチャルシャーシ)

Junos OS リリース 11.4、12.1、12.2、12.3、13.2X50-D10.2、

ELSを搭載したEXシリーズスイッチ

EX9200(スタンドアロンおよびバーチャルシャーシ)

Junos OS リリース 13.2R1、13.2R2.4、13.3R2、16.1R1、17.1R1.8、17.2R1.13、17.4R1.16、18.1R1.9、18.2R1R1
QFXシリーズスイッチとデータセンターファブリック

QFX3500(非 ELS)QFX3600(非 ELS)

Junos OS リリース 12.3X50-D40

ELS搭載QFX3500(スタンドアロンおよびバーチャルシャーシ)ELS搭載QFX3600(スタンドアロンおよびバーチャルシャーシ)QFX5100-48S(スタンドアロンおよびバーチャルシャーシ)ELS搭載QFX5100-24Q(スタンドアロンおよびバーチャルシャーシ)ELS搭載QFX5100-96S(スタンドアロンおよびバーチャルシャーシ)QFX5110

Junos OS リリース 13.2X51-D20

QFX5110 の Junos OS リリース17.4R1.16 および 18.1R3.3

QFabric システム(QFX3000-G および QFX3000-M)

Junos OS リリース 13.1X52-D10 および 13.1X50-D15

バーチャルシャーシファブリック

Junos OS リリース 13.1X52-D10 および 13.1X50-D15

VMware vCenter サーバーVMware ホスト

VMware ESX バージョン 4.0 および 4.1

VMware ESXi バージョン 5.0、5.1、5.5、6.0、6.5

サポートされるネットワーク サービスのタイプは、ネットワークのデバイスとトポロジーによって異なります。

表 2 は、サポートされるデバイスとトポロジー、設定を示しています。

表 2:サポート対象のデバイス、トポロジー、サービス

サポートされているデバイスとトポロジー

サービス

構成

  • EXシリーズスイッチ—EX4200およびEX4550スイッチ

  • QFabric システム-QFX 3000-G および QFX3000-M QFabric システム

  • QFXシリーズ—QFX3500およびQFX3600スイッチ

レイヤー 2

EX シリーズ スイッチ、QFX シリーズ、または QFabric システム上の VLAN

  • MX シリーズ ルーターに接続された EX シリーズ スイッチまたは QFX シリーズ

  • MXシリーズルーターに接続されたQFabricシステム

  • レイヤー 2

  • レイヤー 2 およびレイヤー 3

  • レイヤー 2 およびレイヤー 3 とインターネット アクセス

  • EX シリーズ スイッチ、QFX シリーズ、または QFabric システム上の VLAN

  • MX シリーズ ルーター上のレイヤー 3 インターフェイス

  • MXシリーズルーター上のBGP静的設定

  • SRX シリーズ サービス ゲートウェイに接続された EX シリーズ スイッチまたは QFX シリーズ

  • SRX シリーズ サービス ゲートウェイに接続された QFabric システム

  • レイヤー 2

  • レイヤー 2 およびレイヤー 3

  • レイヤー 2 およびレイヤー 3 とファイアウォール

  • EX シリーズ スイッチ、QFX シリーズ、または QFabric システム上の VLAN

  • SRX シリーズ サービス ゲートウェイ上のレイヤー 3 インターフェイス

  • SRX シリーズ サービス ゲートウェイのセキュリティ ポリシー

関連ドキュメント