ネットワーク デバイス トラフィック レポート
Network Device Trafficレポートは、Network Directorで生成される標準化されたレポートで、デバイスのデバイストラフィックを表示します。レポートには、レポートヘッダーとレポート本体の 2 つの部分があります。
このトピックでは、以下について説明します。
ネットワーク デバイス トラフィック レポート ヘッダー
レポート ヘッダーの内容を 表 1 に示します。
フィールド |
説明 |
---|---|
Network Director レポート: |
レポートのタイプ。この場合、ネットワーク デバイス トラフィックレポートが表示されます。 |
生成日: |
レポートが実行された日付と時刻。日付形式は[月の日] [月] [年] です。時刻の形式は、世界標準時(UTC)に従います。例えば、2012 年 12 月 7 日午後 11 時 35 分(PST)です。 |
生成者: |
レポートを生成したユーザーのユーザー名。 |
レポート名 |
レポート作成時にユーザーによって割り当てられたレポートの名前。 |
スコープ |
このレポートは、ネットワーク内のこのビューとノードから生成されます。
メモ:
ダウンしているデバイスを選択した場合、レポートにデータが含まれていない可能性があります。 |
レポート フィルター |
データ収集に指定された期間。 |
ネットワーク デバイス トラフィック チャート
Network Device Traffic レポートの本体は、パケットに関するデータまたはトレンド情報の比較を示す、4 つの色付きグラフのシリーズです。チャートは次のとおりです。
ユニキャストと非ユニキャスト
この円グラフは、ノードで指定された時間にわたるパケットの合計割合を示しています。
インバウンド ユニキャスト パケット
インバウンド非ユニキャスト(ブロードキャストやマルチキャストなど)パケット
アウトバウンド ユニキャスト パケット
アウトバウンド非ユニキャスト パケット
非ユニキャスト パケットの割合は、通常、ユニキャスト パケットの割合よりも小さくなります。ユニキャスト以外のパケットの割合がユニキャストの割合よりも高い場合、ネットワークで送信されている非ユニキャストパケットの数が多すぎることを意味します。
ユニキャストと非ユニキャストのトレンド
この折れ線グラフは、レポートの指定期間におけるユニキャスト パケットとユニキャスト以外のパケットのトレンドを示しています。x軸はポーリング周期を示しています。y軸はパケット数を示しています。このグラフを使用して、プロットが対称か非対称か確認します。また、異常なパターンを特定するのにも役立ちます。
トラフィックの傾向
この折れ線グラフは、指定期間におけるすべてのパケットの全体的な傾向を示しています。x軸はポーリング周期を示しています。y軸はパケット数を示しています。このチャートを使用して、トラフィックトレンドの異常を検出します。
エラーの傾向
この折れ線グラフは、指定された期間のエラーを示しています。エラーは、パケットの欠落によって引き起こされます。パケットの欠落は、ネットワークのパケットロス、修正不能なパケットの順序外れ、パケット長エラー、ジッターバッファオーバーフロー、ジッターバッファのアンダーフローなどの結果として発生する可能性があります。このグラフを使用して、エラーの全体的な傾向を確認します。x軸はポーリング周期を示しています。y軸はエラー数を示します。